今後の執筆の方向性について編集者さんに相談してみた
はじめまして、もしくはまたお目見えできて嬉しいです、兎騎かなでです。
年に5回ほど応募する公募生活に振り切り、まる二年が経ちました。
今のところ、書籍化に繋がる賞をいただいたのは一件……
ちなみに、先日二巻が書籍化しました
ありがたいです〜、もっともっと書いて書籍をバンバン出したい!
今のままだと時々しか御本が出せないので、もっと実力をつけて、読んで最高に楽しいと思ってもらえる話をいっぱい書きたいのです!
しかし公募ではなかなか最終選考に進めない状態なので、
私のやってることってほんとに方向性あってる? このまま突き進んで大丈夫?
と常々疑問に思っていました。
もともとwebで書いていたので、書籍の書き方はまたwebとは違うだろうし
他でも賞がとれないのには理由があるはず……
書籍に詳しい他者の視線を借りればなにかわかるかも、と藁にもすがる思いで、編集者のあいこ様に相談をさせていただきました。
作品を五つ読んでいただき、自分の強み、弱み、今後の方向性についてアドバイスがもらえるサービスに申し込みました。(記事の最後の方にリンクを貼っています)
強み、弱みはなんとなーく自覚しているものの、今後は元々得意なwebで活躍すべきか、それとも試行錯誤しながら書籍っぽい書き方を極めていくべきなのか……自分のことになるとようわからん状態でした。
web作品2つ、公募作品を3つ提出しまして、ドキドキしながらヒアリングを受けまして……
結果的に、自覚していると思っていた弱みが意外なところにあるとわかり、今後の方向性もしっかり自分の中で納得して答えを出すことができました!
結論:webでの人気作より、書籍としてしっかり読める話作りを目指します
今までが「なんかwebで人気になったから書籍化したぞ、わーい」の人だったんですが、それって博打のようなもの。
何作も何作も書いて、年に一度くらいは当たったら嬉しいね、の世界です。
それだって楽しいし、趣味でやる分には好きに書けて最高なんですが
私の目指す方向性とは違うよなあ、というのが、相談してはっきりと自覚できました。
未練をさっぱり断ち切って、書籍化がしやすい方向性に全振りしようと思います。
私の弱みについて
ご相談の中で、私が元々自覚していた弱み以外にも、弱いところがあるとご指摘をいただいて……わあー確かに言われてみればそうかもしれない! と大変参考になりました……!
そう、実は私の書くお話……特になにも考えずに好きに書いたお話って、まるで少年漫画に恋愛がくっついてる状態になっちゃうんですね。
いやあ、言われてみればそうですよね……バトルシーンって楽しい、戦う男子が好き……
書籍化したお話から恋愛要素を抜かしてあらすじを語ると、見事に少年漫画みたいになるんですよ。
つまり、需要ど真ん中ではなく個性的なんです。
個性的なのはいいことでもありますが、そもそも「読みたい」と思ってもらえないことには読者は増えません……
これからはより恋愛に焦点を当てた、王道なお話を目指して書いていきます!
また、プロットを組みはじめたのはごく最近です。
そのため、展開的に「もうちょっとここ、こうした方が……」という場面が少なからずあります。
やはり、そのあたりも弱みのようです。
書く前に、このシーンって本当に必要なのかな? ちゃんと盛り上がるかな? 読者が求めてる展開なのかなあ、と精査してから書きはじめたいので
今後は必ずプロットを立ててから書こうと決めました。
強みについて
自分のいいところはそのまま残して生かしたいので、強みについて聞けたのも大きな収穫でした!
キャラクターや関係性が得意だと自負しているのですが、やはりその通りだと太鼓判を押してもらえて自信が持てました。
特に嬉しかったのが、冒頭で紹介した書籍『超好みな奴隷〜』について
「主人公がとても魅力的で、もう少しストーリーの完成度を高く仕上げれば、シリーズ物やアニメなどにもできたのではないかと思います」
と言っていただけたことです。
あとはストーリーをしっかり組み立てられれば夢に近づけますね、がんばります……!
その他、誰に聞けばいいのやらと迷っていた細々としたことも質問できて、大変に実りのある相談ができました。
自分に向いているのがどういうものかわからない、行き詰まっているところを知りたい、などなどありましたら、あいこ様に相談なさってみてはいかがでしょうか。
申し込みをしたココナラのページはこちら
ちなみに私は、どういうテンションで相談したらいいかわからなかったのと、自分の中で方向性がわからなすぎて爆発しそうになっていたのとで、お悩み相談メールみたいに送ってしまいましたが
どこまで相談できるかをきっちり提示してくださり、指摘だけでなくいいところは褒めてくださる方なので、相談しやすいと思います。
さてさて、方向性と課題がはっきりしたので、これからもモリモリ書いていきますね。
シリーズ化コミカライズ化アニメ化するような、世紀の名作が出来上がるのが楽しみです……!(自己暗示をしっかりとかけ、自分を鼓舞していくスタイル)
それでは、今日はこのあたりで。
お読みいただきありがとうございました、よい執筆ライフをお送りください!