スマホを一日ほとんど触らないでいたら気付いた事

 つい昨日、一日ほど意識してスマホをほとんど触らないでいて、気付いた事をシェアしたいと思います。

 上記の答えですが、大体の人間が本来自分が集中してやるべき、自分の人生にとって大事な物事を行う時間を、スマホ経由で無尽蔵に供給されるあらゆるコンテンツに、本来の目的に立ち向かう集中力を奪われ実行できなくなっている、という事です。

 これはスマホ依存に伴う、ネット依存が激しい人間に当てはまることだと思うのですが、繰り返し言うと大体の人間が自分の時間を、動画やネット経由で閲覧できる様々なサービスとコンテンツで、埋められさせているんですよね。

 常に何も努力せず、ネットさえ繋がれば、すぐに動画や音楽が聴けて観れて、しかもそれが高品質ならば、人間の報酬系から発生する快楽物質のドーパミンが垂れ流しになります。

 本来ドーパミンと言う物質は、物事を成し遂げたかやり切った後に得られる報酬なのですが、これが常に垂れ流しになる状態で、しかもネット経由で365日自制出来なければ続く訳です。普通に考えて膨大な時間を奪われますし、普通に考えてメンタルに異常をきたすのは当たり前の話でしょう。

 私は一日スマホを意識して触らない、スマホを視界に入れないと行動をしましたが、正直途中から何も得られない空白の時間が辛くて辛くて仕方がありませんでした。当たり前のことで、常時スマホから得られる高ドーパミン刺激に晒されているので、日常や何もしない状態が苦痛になっているんです。

 大体の人間が既に、空白の時間をスマホやネットが無ければ、苦痛で耐えがたい時間に感じられる様に依存させられています。

 電車に乗ると多くの人間が、常にスマホの小さい画面に目を向けてフリックしていますよね。あの光景はスマホが出てくる前は在り得なかった状態です。正常な人間はあれが異常だと思わないといけません。

 多くの人間の時間を奪い、ネット上のコンテンツを閲覧させて広告を回し、膨れ上がったのが今のグーグルなどを始めとした大企業です。

 スマホを持つ全世界の人間の時間を奪う訳ですから、自然と大企業になるわけですね。以前テック系の記事で観た覚えがありますが、GAFAなどの大企業はユーザーの脳の報酬系をハックする為に、専属の脳科学者を雇用している様です。ですので凡人の大多数が脳の報酬系を刺激するウェブサービスに抗えなくて当然ですよね。

 そしてもう9月ですけど、これを見たあなたのこれまでを振り返ってみて、何かこの時期まであなたの人生を何かしら良くする行動は出来ましたか?

 私は重度のスマホネット依存なので、正直何もできませんでした。去年もそうです。時間があれば辛い現実逃避でスマホネットと。何も変わっていないし、変えられない。

 最近からnoteを始めて何を書こうか迷っていましたけど、今からでも人生を少しでも良い方向に向けられる様に、ネット依存からの脱却について実践したことなどを書いていこうかなと考えています。

 スマホやネット依存が辛くて、でも現実を変えたい人がいましたら、共に少しずつ頑張っていきましょう。


 


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