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仕事にも、お金にもならないことをしていいのだ〜文フリにて完売御礼〜



5/21(日)文学フリマ東京に出店してきました!

開始、1時間半で50部完売するという涙ちょちょぎれの事態。嬉しさよりも、「え、まじで?」と驚きの方がまさっていました。はは。

自分の中で衝撃的すぎて、興奮冷めやらず帰りの電車でこの記事を書いております。


今回の作品は、構想の開始からは半年以上かけていたので、達成感と「頑張った…」という充実感をひしひしと感じていました。

ちなみにこういう本です!↑


自分の書いた文章が誰かの手に渡る。そして、その読んでくれる人に直接手渡すことができる。というこのライブ感たるや。

もう、ただ率直にめちゃくちゃ嬉しかったです。

他出展者さんたちとの交流もありつつ、文フリの凄まじい熱気を感じてきました。あれは一種のお祭りですね。


私が文章を書くようになったのって、本当去年とか、そんな近々な話なんです。

大人になってから何か趣味を探す時、頭の中に「これって仕事に役立つかな?」「お金稼げたりするかな?」とかいつもよぎってました、正直。

仕事以外の自由な時間って貴重だし、その時間や、お金をかけるならその見返りが欲しいと。

けど、それってすごくもったいないこと。

だって、「楽しむ」ことも健やかに生きていくために必要な要素なはずです。

最近読んだこちらの本にこう書いてありました。

「お金」にも「仕事」にもならないことをやってもいい。

ポンコツなわたしで、生きていく。 〜ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす〜 著いしかわゆき


なんかこの言葉を聞いた時、「ああ、本当そうだよな。こんな当たり前のこと忘れてたな」って思ったんです。

結局、純粋に心から楽しめることって取り組むこと自体が「自分のため」になるんですよね。

こういった活動を通じて、気のおけない仲間ができたり、自分自身の考えを見つめ直したり、世の中にある作品にもっと興味を持てたり。

仕事やお金につながることだけが、成果ではなくて。損得勘定抜きで、純粋に楽しめることがあるだけでラッキー。

そのラッキーがあるのなら、思う存分味わうべき!そんなふうに思いました。


とにかく文フリ楽しかった……!

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