【久しぶりの冷たいビール！】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の20日目

今日は記念すべき日だ。久しぶりに、勢いに任せて口にしてしまったものがある。

黄金の液体！麦の恵み！そう、ビールだ！

何となく、ビールを飲む気分になったのは本当に久しぶりだ。ここしばらくは、体調のせいでアルコールどころか炭酸水さえも口にする気になれなかった。それが、今日は不意に「飲みたい」と思ったのだ。

特に何か特別なことがあったわけではない。ただ、何となく、今日はビールを飲んでみようと思った。スーパーで目に留まったのが「一番搾り 新」というラベルだった。「新」と付くと、なぜかそのフレッシュさに惹かれてしまうのは、私だけだろうか？味の違いは正直あまりわからないけれど、「新」には何か特別な感じがする。それに惹かれて、今日はビールを選んでみたのだ。

そして、久しぶりに口にしたビールが、予想以上に美味しく感じたのには驚いた。久しぶりに感じるビールの喉ごしと、そのほろ苦さが、何だか懐かしく、そして心地よく感じられた。思わず「美味しい…」と呟いてしまったくらいだ。

ビールって、元気がないと飲む気にもなれないものだ。これまで、体調を崩してからはビールを飲むどころか、冷蔵庫の中にあるビールを見ても全く飲みたいと思わなかった。それが、今日は飲みたいと思い、そして実際に飲んで美味しいと感じられたのだから、少しずつ元気が戻ってきている証拠かもしれない。

こんな風に何気ない日常の中で「ビールを飲む気分になる」というのは、体調が少しずつ回復している証だと信じたい。心も体も少しずつ回復してきて、ようやくビールを楽しむ余裕が出てきたのかもしれない。何か大きなことがあったわけではないが、こうした小さな変化が私にとっては大きな一歩だ。

これまでは、体調が悪くてビールを飲むことはおろか、何かを楽しむ気持ちもどこかに置き忘れてしまったようだった。それが、今日は何の理由もなくビールを飲みたいと思い、そして実際に楽しむことができた。この感覚が戻ってきたことに、心の中で「少し元気になってきている」と確信を持てるようになった。

もちろん、まだ完璧に元気なわけではないけれど、こうした小さな変化が、これからの大きな回復への道筋になっていくと信じている。ビール一杯でそんなことを考えてしまうのも面白いものだが、それでもこの気持ちは大事にしたい。

今日はそんな日。何か特別な理由はないけれど、久しぶりにビールを飲みたくなり、そして楽しめた。それが私にとっては、何よりも嬉しい出来事だった。

これからも、こうした小さな回復の瞬間を楽しみながら、少しずつ元気になっていきたいと思う。