100日後(年末)には元気になる予定の女

マイコプラズマ肺炎や喘息で体力を失い、治療と仕事に追われる日々を過ごす中、呼吸トレーニ…

100日後(年末)には元気になる予定の女

マイコプラズマ肺炎や喘息で体力を失い、治療と仕事に追われる日々を過ごす中、呼吸トレーニングを始めました。100日間で少しでも体力を取り戻し、同じ悩みを抱える方々に元気を届けたいです。

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【実は1日目?!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の7日目

呼吸トレーニングを始めて、今日で1週間が経った。信じられないことに、今日は「声が出る日」だった。いつもとは違って、朝から喉の調子がよく、声が滑らかに出ている。私はこの「声が出る日」を迎えたことに、少しだけホッとした。 実は、今日、ある行動を起こした。それは、このエッセイ「病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女」を書き始めたことだ。私はこのタイミングで、ようやく自分の経験を形にして伝えたいと思ったのだ。何がきっかけだったのかといえば、「ラジオ体操もできない私が、呼吸トレ

    • 【未だにラジオ体操が苦痛】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の26日目

      25日が経ったからといって、特別な何かが劇的に変わるわけではない。今日も私は、いつものようにラジオ体操をするだけだ。ラジオ体操を始めてから2週間が経過しているという事実はあるけれど、それが何かしらの変化をもたらしているかと問われれば、答えに詰まってしまう。 正直なところ、今でも1日の終わり頃になると、心の中で「しかたないから…」と渋々体を起こし、ラジオ体操に向かう。体が重くて、心も重い。何度か「今日はやらなくてもいいんじゃないか?」というささやきが頭をよぎるけれど、最終的に

      • 【今回で4分の1経過🍀】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の25日目

        noteを始めた時、ふと気づいたことがあった。ちょうど100日目が年末になるということだ。それなら「100日かけて元気になろう」と思い立った。その頃の私は、体も心も限界に近かったから、長いスパンで少しずつでも元気を取り戻す目標が必要だと感じたのだ。 そして、今日で25日目。あっという間に4分の1が過ぎたことに驚いている。だけど、今の私はどうだろうか? 0日目に比べれば、確かに変化はある。まず、意識がはっきりしてきた。以前は頭がぼんやりとして、何を考えても霧がかかったように

        • 【一転した気持ち】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の24日目

          昨日まで、いや、今朝まで私は絶望的な状態にいた。体も頭も動かない。ただただ重く、何をする気力も湧かない。それでも、仕事は待っている。私は無理やり体を引きずりながら、出勤した。 仕事中も、体は鉛のように重く、気持ちも沈んでいた。なんとか仕事をこなしていたが、正直なところ、心の中では「もう限界かもしれない」と思っていた。そんな時、ふと耳にしたのが「希望早退募集」の呼びかけだった。 思わぬ呼びかけだったが、どこかで「もしかしたら」という期待もしていた。午前中の仕事が終わり、昼過

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          【地獄のような気分…】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の23日目

          今日は、一転して地獄のような一日だった。朝から体がだるくて、何もしたくない気分に襲われた。起き上がるのも億劫で、動きたくない。すべてが嫌になってしまった。 「もう私は元気になることができないのではないか?」 そんな不安が頭をよぎる。どれだけ頑張っても、体は思うように動かないし、気持ちも晴れない。体が重く、頭もぼんやりとして、日常のすべてが私にとっては重荷になっているように感じる。 「辛い」。その言葉しか出てこない。そんな状態のまま、私は仕事に向かった。仕事を休む選択肢は

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          【スパイスカレーとクラフトビール!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の22日目

          今日は近所で夕方からのイベントがあった。普段の生活にはなかなかない、ちょっとした非日常の空間だ。ムーディで優しい雰囲気の広場に、タコスやクラフトビール、スパイスカレーなどの屋台が並び、訪れる人々を楽しませていた。パフォーマーたちが歌ったり踊ったりしていて、穏やかでありながらも賑やかな雰囲気が漂っていた。 そんな中、私は姉と一緒にそのイベントに足を運んだ。夕方の少し涼しくなった空気の中、心地よい音楽と活気ある人々に囲まれていると、なんだか気持ちも軽くなる。私たちは、まずクラフ

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          【何気ない日】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の21日目

          今日は、特に何でもない日だった。何も特別なことが起きたわけでもなく、何かに驚くような出来事もなかった。ただ、穏やかな一日が流れていた。 仕事は休みだったので、昼過ぎまでゆっくりと眠ることができた。最近の私にとって、朝から何も予定がない日は貴重だ。時間を気にせずに眠れるというのは、ちょっとした贅沢だと感じる。目が覚めた時には、すでに昼が近づいていたけれど、それでも体がしっかりと休めたような気がしていた。 午後には接骨院に行く予定があったので、家を出た。久しぶりにゆっくりした

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          【久しぶりの冷たいビール!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の20日目

          今日は記念すべき日だ。久しぶりに、勢いに任せて口にしてしまったものがある。 黄金の液体!麦の恵み!そう、ビールだ! 何となく、ビールを飲む気分になったのは本当に久しぶりだ。ここしばらくは、体調のせいでアルコールどころか炭酸水さえも口にする気になれなかった。それが、今日は不意に「飲みたい」と思ったのだ。 特に何か特別なことがあったわけではない。ただ、何となく、今日はビールを飲んでみようと思った。スーパーで目に留まったのが「一番搾り 新」というラベルだった。「新」と付くと、

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          【頭のスイッチをOFFにしよう】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の19日目

          体はわずかながら回復している。そう感じられる瞬間が増えてきた。だけど、その一方で、頭がビリビリしている。この感覚をどう表現すればいいのか。痛いというわけではない。でも、何かが確実に変だ。あえて言葉にするなら「過覚醒」だろうか?頭が覚醒しすぎているせいで、ビリビリとした感覚が続いているのだ。 前回も似たようなことを言った気がするが、ここで改めてもう一度言いたい。やばい薬には手を出していない。栄養ドリンクも取り入れたが、それ以上に強い薬に頼っているわけではない。それなのに、この

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          【とうとうあの薬に手を出す!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の18日目

          私はとうとう、あの薬に手を出してしまった。ずっと心の中で「これだけは飲むまい」と思っていた薬だ。どこかで、「これを飲む時は、もう本当に最後の手段だ」と決めていた。それを今、私は手にしている。 薬の名前を聞けば「え、そんな大げさなこと?」と笑う人もいるかもしれない。別にやばい薬ではないし、処方薬でもない。誰でもドラッグストアに行けば手に入れられるものだ。私が手を出したのは… アリナミンだ。 そう、あの栄養ドリンクだ。別に特別なものでもないが、私にとっては少しハードルが高か

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          【これ以上の痛みはやめて!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の17日目

          まさか…まさかだ。こんなことが起こるなんて、私は夢にも思わなかった。 それは、朝のゆったりとした時間に起こった。寝床でゴロゴロしながら左肩を下にしてスマートフォンを見ていたとき、突然、鼻がムズムズしてきた。「くしゃみをしそうだな」と思った瞬間、案の定、くしゃみが出た。普通なら、それで終わりのはずだった。 だが、その瞬間、左肩甲骨と肋骨の間に鋭い痛みが走ったのだ。痛みのあまり、一瞬息が止まりそうになった。「えっ、くしゃみで?!」と頭の中でパニックが起こったが、どうにもこうに

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          【愚痴でしかない】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の16日目

          本当に、ラジオ体操を止めてしまおうか…。 ここから先は愚痴になるので、もし愚痴が嫌な人はここで引き返してほしい。読む人も、前向きな言葉を期待しないでほしい。私は今、とにかく辛い。とてつもなく、ラジオ体操が辛いのだ。 「体に鞭を打ってやっている」。この表現がこれほどぴったりな瞬間はないだろう。8時間の仕事を終えて、疲れ切った体で帰宅した後、体力が底をついた状態で5分間のラジオ体操をするというのは、本当にしんどい。まるで、自分に無理矢理動けと命じているような気分だ。 呼吸ト

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          【すでにラジオ体操が嫌になっている…】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の15日目

          ラジオ体操が嫌だ。いや、正確に言うなら、もうやりたくないと思ってしまった。2日目にして、すでにやる気がなくなってしまったのだ。その理由は非常に明確だ。 しんどい。 仕事で疲れ切った体に、さらに鞭打つようにラジオ体操をするのは、私にとって非常に辛い。体が疲れ切っている状態で、無理に動かすと、そのしんどさが倍増するのだ。心の中で「頑張ろう」と思っていても、体は正直だ。動かすたびに疲れがじわじわと広がっていくのが分かる。ラジオ体操を始めるたびに、「本当にこれで元気になるのだろう

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          【ラジオ体操開始!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の14日目

          とうとう月が変わった。新しい月のスタートだ。これまで準備してきた計画を、いよいよ実行に移すときがやってきた。そう、今日はラジオ体操を始める日なのだ! 私は意気揚々と立ち上がった。以前に計画を立てた通り、ゆったりとしたリズムのスローテンポ【リラックスラジオ体操】をダラダラとこなすつもりだ。心のハードルを限りなく低く設定し、とにかく「できたら良し」と思って始める。これで完璧なはず。無理をせず、リラックスしながら体を動かすことが大事なのだ。私は自信満々だった。 だが、その自信は

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          【長い5分間】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の13日目

          5分は、とてつもなく長い。 呼吸トレーニングを始めてから、毎日真面目に続けている。歯が痛くてどうにもならなかった1日を除いては、欠かさずに行ってきた。それでも、毎回5分という時間の長さに驚かされる。たかが5分、されど5分。呼吸トレーニングを始めるたびに、どうしてもこの5分が永遠に続くように感じてしまう。 頑張っても時間は短くならない。カウントしているので、回数が減るわけでもない。まるで時計の針が、私をからかうようにゆっくり進む。呼吸を整えることは重要だと頭では理解している

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          【量より質?!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の12日目

          睡眠には質と量がある。そんなことは当然のように言われてきたが、昨日、その違いをはっきりと体感することになるとは思わなかった。 「8日目」に私は「物凄く寝た」と書いた。あれは間違いなく量の話だった。長時間眠って、体力を回復させた感覚があった。しかし、昨夜の眠りはそれとは全く違うものだった。昨夜も「物凄く寝た」と言えるのだが、今回は明らかに質が違っていた。深く、静かな眠りだったのだ。 特別なことをしたかというと、実はした。先に言っておくと、睡眠導入剤を増やしたわけではない。す

          【量より質?!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の12日目