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【頭のスイッチをOFFにしよう】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の19日目

体はわずかながら回復している。そう感じられる瞬間が増えてきた。だけど、その一方で、頭がビリビリしている。この感覚をどう表現すればいいのか。痛いというわけではない。でも、何かが確実に変だ。あえて言葉にするなら「過覚醒」だろうか?頭が覚醒しすぎているせいで、ビリビリとした感覚が続いているのだ。


前回も似たようなことを言った気がするが、ここで改めてもう一度言いたい。やばい薬には手を出していない。栄養ドリンクも取り入れたが、それ以上に強い薬に頼っているわけではない。それなのに、この過覚醒状態が続いているのは、やはり「脳疲労」だろうか。


この脳疲労が原因なのか、どうにも眠りが浅い。深く眠りたいのに、頭がビリビリしているせいで、脳が完全にリラックスできていないのだと思う。私は脳に栄養、特にブドウ糖を補給して、どうにかして脳のリセットを図ろうとしている。さらに、自己暗示も使いながら、深く眠るために努力している。


「深く、深く眠りたい」。その一心で、寝る前に自己暗示をかける。イメージングも取り入れながら、脳の中の電気をオフにしていく。全身の力を抜き、脳を休めることだけを考える。それが上手くいけば、深い眠りに入れるはずなのだ。


それでも、もしこの努力が報われなければ、私の選択肢は限られてくる。最悪の場合、処方薬を増やすことになるだろう。それだけは何としても避けたい。今の薬でさえ、できる限り少なく抑えたいと願っているのに、さらに増やすなんて考えたくもない。本気で、それだけは避けたいのだ。


毎晩、深く眠れることを願いながら、私は眠りにつく。体が回復しているのを感じるだけに、どうにかしてこのビリビリとした過覚醒状態から抜け出したい。深く眠ることができれば、体ももっと元気になるはずだと信じている。


それでも、今は自分の脳に向き合いながら、一つずつ対策を講じていくしかない。焦らず、でも確実に、深い眠りを取り戻すために。



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