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【量より質?!】病院で助けを求めたらラジオ体操を処方された女の12日目

睡眠には質と量がある。そんなことは当然のように言われてきたが、昨日、その違いをはっきりと体感することになるとは思わなかった。


「8日目」に私は「物凄く寝た」と書いた。あれは間違いなく量の話だった。長時間眠って、体力を回復させた感覚があった。しかし、昨夜の眠りはそれとは全く違うものだった。昨夜も「物凄く寝た」と言えるのだが、今回は明らかに質が違っていた。深く、静かな眠りだったのだ。


特別なことをしたかというと、実はした。先に言っておくと、睡眠導入剤を増やしたわけではない。すでにそれは使っているが、薬に頼るだけではない方法を試してみたのだ。


実は、少し前に習ったイメージングを試してみた。脳をできるだけ明確に想像し、その脳の電気を一つ一つ消していくようなイメージをする。まるで脳の中のスイッチを順番にオフにしていくような感じだ。この方法を聞いたとき、「これはできそうだな」と直感的に思った。


それを実際に行ってみたところ、気づいたら眠ってしまっていた。そして、目覚まし時計の音に驚いて目を覚ましたのだ。目覚まし時計の音に驚いたのもそうだが、何より驚いたのは自分がどれだけ深く眠れていたかということだった。しかも、スヌーズ機能を使わずに一発で起きたのだ。


この時、私は初めて「睡眠の量も大切だけど、質も本当に重要なんだ」と実感した。そして、さらに驚いたのは、朝起きてからだった。


なんと、眠くないのだ!


いつもなら朝起きた瞬間から眠気がつきまとい、まるで頭にモヤがかかっているような状態で一日を始めていた。それが、今朝は全く違う。あの常に背後にいた眠気が、どこかへ消えてしまったのだ。まるで、魔法にかかったかのような感覚だった。あれだけ朝から夜まで、24時間ずっとついて回っていた眠気が、今朝は消えている。仕事の前に意識を飛ばしそうになるような眠気も、今日は全くない。感動すら覚えた。睡眠の質というものが、こんなにも体に影響を与えるとは、実際に体験してみるまでわからなかった。


ただ、ここで一つ注意しなければならないことがある。最初の効果が一番劇的で、一番感動的なのだ。同じような質の良い睡眠が今後も続いたとしても、今日ほどの感動を味わえるわけではないかもしれない。重要なのは質の良い睡眠が得られることだ。毎晩こんな睡眠を手に入れることができれば、体の回復がぐんと進むに違いないと感じた。


呼吸、睡眠、そしてもうすぐ始まるラジオ体操。これらが私の体を元気にしてくれる力となることを、心から願っている。健康を取り戻すためのステップは少しずつだが、着実に進んでいる。明日もまた、今日のような質の良い睡眠を目指して、心を落ち着けて夜を迎えよう。


どうか、これらの習慣が私の健康を取り戻す力になりますように。そして、いつかは完全に元気な自分に戻れることを信じて、私は今日も眠りにつく。



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