距離感
「ソーシャルディスタンス」
っていう言葉の響き、
なんか冷たいよなあ。。
と思っていたけれど、
やっぱりあまり
相応しくない用語のようで。
(いまさらか)
学生の頃、
とある後輩に
「Oさんって、
なんか壁のようなものがありますよね」
と言われて、
あ、、気付かれたか、、
と思ったことがある。
それからというもの、
少しずつ他者に歩みよりは見せるものの、
やはりそう簡単に
本心は言わない傾向にある。
何年前だったか
忘れてしまったけれど、
弟に対して、
その見えない壁に関して、
尋ねたことがある。
すると、彼は
「そんなの当然でしょ。
ある程度の壁を作っていかないと、
うまくやってはいけないよ」
と言っていた。
まあ、学生の頃と社会人とでは
少し話が違ってくるが、
うちの実家の家族は、
概してそういう傾向にありそうだ。
(ただうちは、家族内でも
本音を話さないところがある。
それはそれで問題ありかと)
他人の気持ちを想像して
推し量ることはできたとしても、
その人の性格、性質、境遇
なんていうものは知らないのだから、
「あなたの気持ちはわかりますよ」
なんていう風に軽々しくは言えない。
その人の気持ちに配慮することはできても、
その人の感覚というのは
特有のものであるのだから、
僕自身がどうこうできるレベルの話ではない。
(たまに、
ずかずかと土足侵入しているかも、だが)
だから、
「自分の気持ちを分かってくれ!」
とは思えないし、
これまでもトライはしてみたものの、
それなりに難しさが
伴うことが判明している。
同居の家族だって
わからないことだらけなのだから、
自分自身をコントロールできるとしたら、
それはやはり
自分自身だけの所作である。
なので、
こんな風につらつらと
日記を書いているけれど、
正直なところ
本音は書けていないのかもしれない。
そのわりには
随分とよくしゃべること、
この上ない。
外は曇天が続いているが、、
朝にはしっかりと、
蝉が鳴きはじめたようである。
以上
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