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ラストいのしし、ことしも感謝。
ことしは梅雨入りが例年と比べて、大きく遅れてるとのことです。6月ももう半ば。ついこの間まで、コートを着ていたような気がするのに、夏も間近ですね。
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🐗ことしもいのしし
この冬も例年どおり、親戚から送ってもらったいのししのお肉を堪能しました。
たくさんあったので、いつまでも楽しめそうな気がしていましたが、食べれば減って当然。ついにことし最後のいのししを食べたお話です。
いつもは年に一度が基本で、そうなると食べ方としては、定番のぼたん鍋がメインになるのですが、この冬はなんと、3回も送ってもらうことができました。
嬉しい反面、梅雨入りの遅れにもあるように、自然界になにかしらの変化があって、いのししの生態や行動にも影響しているんじゃないだろうか、なんてこともちらりと頭を掠めます。
とはいえ、やっぱりいただけば、それは好物。ことしはたくさん食べる機会があったので、ぼたん鍋以外にも、焼いたりカツにしたり、いろいろとメニューを考えて楽しんできました。
そして、そんないのししの今季の〆は、こんな2品になりました。
🐗いのししのしょうが焼き
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まずはたっぷりしょうがをすりおろした、いのししのしょうが焼き。お気に入りのスキレットスタイルで仕上げました。
使うお肉は、スライスしで冷凍しておいた、最後の3枚。
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強火で片面さっと焼き目をつけたら、弱火に落として、反対面をじっくり焼いていきます。いのししはけっこう脂もしっかりあるので、溶け出した自身の脂で揚げ焼きのようになって、かりっと焼き上がるところが魅力です。
その間に、スキレットで付け合せを準備します。
もやしを焼いて、その上に千切りキャベツを載せるのがお気に入り。
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焼き上げたお肉も合わせます。
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味付けは自家製の万能だれ。
熱々のいのしし肉の上からじゅわーっ。
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仕上げにたっぷり、おろししょうがをトッピングして、いのししのしょうが焼きの完成です。
🐗いのししの肉じゃが
さて、いよいよ次のひと品が、今季本当に最後のいのしし。
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最後に残ったのは、ブロック肉を切り分けたときの端っこ。薄切りにするのは難しくて、ぶつ切りみたいになったところです。
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玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、マッシュルームをカットしておきます。
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まずはお鍋に、いのしし、玉ねぎ、マッシュルームを入れて火にかけます。
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お肉の色が変わって、玉ねぎが半透明になるまで炒めます。
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お水とかつおだしをいれて煮込みスタート。
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にんじんとじゃがいもは、耐熱皿に入れて、ラップやフィルムをかけてレンジで竹串が通るまで加熱しておきます。
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お鍋が沸騰したら、醤油、みりん、砂糖をいれて味付けします。
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そこにじゃがいもと、にんじんも投入。
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7〜8 分ほどぐつぐつと。
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炊けたらいったん冷まして、味を染み込ませます。
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食べるときに温め直せば、いのししの肉じゃが、できあがり。
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📅今年も堪能自然の恵み
ことしも堪能した、いのししのお肉。
ジビエなんて言葉でくくると、ついついフレンチのおしゃれなレストランのメニューを連想して、ハードルの高い素材という気がしてしまいます。
でも日本の食生活を振り返れば、山に近い地域では、昔から季節になれば、食べる機会もあったはず。
ことし最後のいのししは、醤油ベースの味付けで、しょうが焼きに肉じゃが。そんなどこか懐かしいメニューでいただきました。
来年もまた、この味に会えますように。山の恵み、自然の味に感謝して、夏に向かう季節です。
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