水で描けるお絵かきシート&お風呂で描けるクレヨン (育児メモ AdventCalendar 2020 18日目)
惨劇に怯えることなく、お絵描きさせたい
お絵描き。それは子どものクリエイティビティが遺憾なく発揮される遊びである。さまざまな色のクレヨンを握っては、紙いっぱいにぐしゃぐしゃと描き殴る様子が容易に目に浮かぶ。うまくはまってくれれば、きっといつまでもいつまでも描き続けてくれるだろう。
一方、しっかり監視していないと、子どもの手が届く全ての領域がキャンバスになってしまう。いや、おそらく監視していても事故は起こるだろう。事故現場と思しき写真はtwitterでたくさん見たし、職場の先輩(月齢的な意味で)曰く「ソファや畳までがターゲットになっている」と。当然服も汚すだろう。
何より、マズい状況に気付いてクレヨンを取り上げると、それはもう怒り泣き叫び収拾がつかなくなるのは想像に難くない。こちらとしても不本意である。なお、砂鉄と磁石で描くボードを試したみたのだが、100均の安いものを買ったためか、ものの1週間でフレーム部分を破壊された。これは、2、3歳ぐらいからの高等な遊びになってしまうのだろうか…。
などと考えていた頃、ベビーザらスオンラインのおもちゃページを眺めていて発見したのが、これ。
水で描ける、だと…
いや、これすごいのでは。水で描くから、家中どこに落書きされても被害はほぼない。水で描くから、消す必要もない。乾けばリセットされる。誤って口に入れても、ただの水なので安心。しかも何やら、シートのエリアごとに、異なる色が浮かび上がるようになっているらしい。シートそのものも大きいので、十分楽しめるだろう。
果たして、うちの子どもは夢中になったし、親としても安心して描かせることができた。飽きてペンを投げたりどこかに置いてきたりして紛失することが多々発生したので予備のペンは必須だったが、安いものである。シートに飽きることももちろんあるが、ドアに描こうが壁に描こうが、所詮はただの水道水。乾けばほぼ元通り。
これと前後して相方が100均ショップで見つけてくれたのが「お風呂で描けるクレヨン」である。無論、描けるだけではなく、お湯や水をかけてこすれば消える。これもまた素晴らしかった。最近はさまざまな100均チェーンで売ってるらしい。
お風呂の壁には水滴がつくので、多少描きにくかったり、描いたところから垂れてしまったりということはあるが、子どもはお絵描きを十分に楽しんでいる。何しろ、色が10色もあったのだ。
正確にいうと、うちが買っているのは2色セットx5種類のもので、子どもにも一度に2色だけ与えるようにしているのだが、やはり色の違いが楽しい、色を覚えるのが楽しいらしい。もちろん、手が届く範囲全てのお風呂の壁がそのままキャンバスになるのも、満足感に寄与しているのは間違いない。
今はさらに調子に乗って「水で消せるクレヨン」とやらを試してみている。案の定、目を離した隙に壁に描かれて、そして思ったほど消えなくて、泣きながら使用済み歯ブラシで掃除しているところである。