親が不調でも吸える、電動鼻水吸引器 (育児メモ AdventCalendar 2020 17日目)
吸えた?吸えない?うーん → めっちゃ吸えてる!!
「子どもが保育園に通い出すと、途端に風邪やらなにやらもらってくる」とは、育児の諸先輩方から何度も聞いた言葉だ。しかも、なかなか治らない。今年の秋なんかは、数か月単位で鼻水がでており、都度通院してはシロップをもらっての繰り返し。
鼻が詰まっていると寝付きも悪くなり、どうにか寝かしつけに成功しても、夜中に起きて泣いてしまうことも度々ある。子どもが泣くので親も睡眠不足や疲労を抱えがち。なるべく長く寝られるようにと、都度鼻水吸引をすることになる。
最も手近な鼻水吸引グッズといえば、ドラッグストアなどでも売ってる、手動のやつ。親の肺活量と吸い込み力次第では、結構吸える。ただし、親の体調が悪かったり、そもそも親が鼻づまりなんかを起こしていたら、大して吸えない。「子どもが風邪をもらってきてたら、親もうつる」とか「子どもにうつされた風邪はなぜか重い…」とはよく聞く話だ。
ほどなくしてネットでポチったのが、スティック型の電動鼻水吸引器。やや吸引力は弱いが、音が静かとのこと。なるほど、確かにうるさくない。が、これ、吸えてるのか…?半信半疑で吸引を終えて洗ってみると、確かに鼻水が入ってる。ふむ…。パワーは弱いが親はさほど疲れないので、ある程度量はこなせる。薄い鼻水が大量に出るときはこちらで、それ以外は手動吸引しかないかなあ。もうこれ以上できることは…
いや、ある。まだある。病院で吸引してもらうときのと似た感じの、あのマシーンにはまだ手を出していない。値段にちょっとビビったのと、このレベルならもう病院で吸引してもらった方がよいのでは。と思って見送っていたのだ。だがそんなことも言ってられない。かれこれ1か月以上毎日吸いまくって、毎日悩んで、精魂尽き果てた。値は張るが、試してみる価値はある。
そしてネットでポチって到着した翌日深夜吸引後のtweetがこれ:
吸える吸える、どんどん吸える。これは吸えてるわ!病院の業務レベルマシーンには叶わないが、間違いなく吸えてる。終了後に水を吸わせれば、簡易洗浄になるという点もなんかスマートでいい。確かに音は結構するが、鼻詰まりを解消してあげた方がよっぽど熟睡できるのは間違いない。
なお、奇しくもちょうど昨晩から子どもが発熱し、大量の鼻水が出ている。この大量の鼻水を、親の心身をほぼ削ることなく吸引し、鼻が通るようになった子どもがぐっすり寝ている間に約5日遅れのこの記事を書いている。子どもの体調次第ではあるが、残りの記事も鋭意作成中なので、今しばらくお待ちいただければと思う。