大学生×学ぶ 食生活の現状と食育の推進について
東海学院大学管理栄養学科の1年生です。今日は『食生活の現状と食育の推進について』農林水産省東海農政局消費・安全部消費生活課 課長 川上昭彦先生と課長補佐 西川 誠先生からお話をお伺いいたしました。
食育基本法について知る
平成17年に食育に関する取組みを推進するために食育基本法が制定されたそうです。全33条から成る法律で平成27年に改正され、食育推進業務は内閣府から農林水産省へ移管したのだとか。食育の推進に関する施策の実施が「国の責務」として定められていて、各省庁において多様な取り組みが行われているそうです。
第4次食育推進基本計画について学ぶ
食育基本法に則り、社会情勢を踏まえ、食育に関する施策を総合的かつ計画的に推進していくため、令和3年度から5年間を計画期間とする第4次食育推進基本計画が作成され、①生涯を通じた心身の健康を 支える食育の推進 ②持続可能な食を支える食育の推進」③「新たな日常」やデジタル化 に対応した食育の推進が重点項目になっているそうです。さらに、持続可能性の観点から「国民の心身の健康」と「持続可能な食」について相互に連携し、総合的に食育を推進しているそうです。
お話を伺った私たちの感想です。
「まだ1年生ですが、管理栄養士としてどういった目標に向けて食育指導をしていくのかを具体的に知ることができ、大変勉強になりました。栄養バランスに配慮した食生活の実践においては、私たち若い世代の割合が低いので、自分の日ごろの食生活から改善したいと思いました。」
「食育という言葉を知っていても意味を知らない割合が高いことに驚きました。食生活は健康にもつながるとても大切なことなので、しっかり啓発したいと思いました。」
「持続可能な食料システムにつながるようなエシカル消費についても、意識して日頃の消費行動を見直したいと思いました。」
「お話をお伺いし、食育基本法・食育推進基本計画の中で扱う項目の幅の広さに驚きました。農林水産省だけではなく幅広い省庁が連携して取り組んでいかなければならない取組なのだと思いました。」
管理栄養士として自分にもできることを考えていきたい
私たちはまだ1年生ですが、今日のお話をお伺いし、これから習う専門科目の中で、自分たちが将来管理栄養士として、食育の推進において何ができるかを考えていきたいと思いました。
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