【食べる投資 ハーバードが教える世界最高の栄養レシピ100の感想】簡単に作れて栄養たっぷりのレシピを知りたい人へ
おはようございます!
「人生100年時代」といわれている今、できる限り健康で幸せに生きたいと思いませんか?
この時代に必要なのは「食事による健康への投資」だと、「食べる投資ハーバードが教える世界最高の栄養レシピ100」の著者は言っています。
人生において本当に大切なものは「健康」です。たとえお金持ちでも、社会的地位があっても、病に倒れてしまっては元も子もありません。病気にはならずとも、常に体がだるく心が鬱々としていたら、やはり、幸福感は得にくいでしょう。
健康をおろそかにした結果、「寝たきり」の状態で何十年も生きることになったら、辛いですよね。
健康に生きるためには、毎日の食事に気を遣うことが大切です。
とはいえ、仕事や家事で忙しいと、料理をするのが面倒くさい。
残業で疲れた日なんかは、ついついカップ麺やコンビニ弁当で済ませてしまいますよね。
しかし、「食べる投資ハーバードが教える世界最高の栄養レシピ100」を読めば、そんな悩みを少しでも解決することができます。
本書を一言で表すなら、「簡単に作れる、健康に良いレシピ本」です。
本書の中で、日本人は食物繊維の摂取量が少ないことが指摘されています。
そのため今回は、本書に書かれている内容のうち、
「食物繊維を摂るメリット」
「食物繊維を簡単に取れるレシピ」
を紹介します。
■食物繊維を摂るメリット
食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)によると、
・便秘予防
・血糖値上昇の抑制
・コレステロール低下
などのメリットがあります。
そして、日本人は食物繊維の摂取量が少ない。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、食物繊維の目標摂取量(成人、1日当たり)は、男性が21g以上、女性が18g以上となっています。
これは、レタス4~5玉分です。
実際、最近の報告によると、日本人の平均摂取量は14g前後となっています。
自炊していない人は、もっと少ないでしょう。
健康に生きていくために、意識して摂っていきたいですね。
とはいえ、仕事や家事が忙しいと、野菜をいっぱい使ったレシピを作るのは面倒ですよね。
そんな方のために、本書に書いてあるレシピのうち、簡単に食物繊維を摂れるレシピを次に紹介します。
■簡単に食物繊維を摂れるレシピ
えのきごはん
※我が家のごはんは玄米です。
《材料》
米 1合
えのきたけ 100g
《作り方》
①えのきたけを細かく刻む。
②炊飯器に米と水を入れ、上にえのきたけを乗せて炊く。
「いやいや、こんなのレシピでもなんでもないでしょ!」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、超簡単に食物繊維を摂れますよね。
忙しくて「サラダ」や「みそ汁」をつくるのが面倒な方におすすめです。
お茶碗一杯で摂取できる食物繊維の量は、約2.0g。
ご飯を玄米にすれば、さらに多くの食物繊維を摂取できます。
【参考】我が家で食べている玄米
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とろろごはん
《材料(2人分)》
米 お茶碗1杯
長いも 100g
しょうゆ 適量
(お好みでのり・わさびなど)
《作り方》
①長いもの皮をむき、すりおろし、しょうゆを混ぜる。
②ごはんに①をかける。
お茶碗1杯で摂取できる食物繊維の量は、約1.0g。
えのきご飯よりも食物繊維がやや少なめですが、これも簡単です。
「すりおろすのが面倒」という方は、すりおろされたものを買ってしまうのもあり。
コンビニやAmazonで購入できます。
味付きとろろ 100g | セブンプレミアム公式 セブンプレミアム向上委員会 (7premium.jp)
納豆(1パック:食物繊維3.3g)と一緒に食べるのもおすすめです。
切り昆布の酢醤油漬け
《材料》
乾燥切り昆布 30g
酢・しょうゆ・みりん 各おおさじ2
ごま油 おおさじ1
一味とうがらし 適量
《作り方》
①切り昆布を水で戻す。
②お湯を沸かし、①をサッとゆでる。
③水を切り、すべての調味料とあわせる。
切り昆布30gで、食物繊維は約12g。
切り昆布のような「乾燥させた海藻類」は、食物繊維が豊富で調理も簡単なのでおすすめです。
切り干し大根とアサリの煮物
《材料》
切り干し大根 30g
あさりの水煮缶 1缶
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ1
《作り方》
①切り干し大根を水で戻す
②鍋に、切り干し大根の戻し汁1/4、あさり缶の汁、しょうゆ、みりんを入れて煮立たせる。
③あさりを入れ、さっと煮る。
切り干し大根30gで、食物繊維が約6g。
あさり缶のような「缶詰」は、料理をする時間がない方におすすめです。
以上、簡単に作れるレシピを紹介しました。
本書の中で、著者は次のように言っています。
私たちの体は、食べたものからできています。(中略)一食のインパクトは小さくても、毎日の積み重ねが、私たちのこれから先の体を作っていきます。ひとつひとつの小さな選択が、心身の健康と不健康を確実に分けていきます。
持論ですが、「普段あまり食べないもの」を意識して食べることが大切だと考えています。
意識しないと、毎日同じようなものばかり食べてしまいますよね。
いろんな食材を食べることで、バランスよく栄養を摂取できます。
正直、今回初めて「切り昆布」と「あさり缶」を買いました。
実際使ってみると、どちらも簡単でおいしい。
それに、料理のレパートリーが増えると、毎日の食事が楽しくなりますよね。
今回紹介したように、健康的な食事は意外と簡単に作れるものです。
ただ、レシピや食材を知らないだけ。
死ぬ瞬間まで人生を楽しむために、少しずつ食事へ投資していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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