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《ちょっと結果を出せればいいと思っている人へ》「ブチ抜く力」の感想

おはようございます!

先日、以下の本を読みました。


本書は次のような人におすすめ。

・卓越した結果を出したい人。
・平均よりちょっとだけ結果を出せればいいやと考えている人。


ブチ抜く力について著者の与沢翼さんは次のように言っています。

ブチ抜く力とは、あらゆる常識を覆し、世間の考える限界を突破して、とてつもない結果を超スピードで得るための力です。

実際、著者は次のような実績を残しています。

・高校を中退したものの、8か月間猛勉強し早稲田大学合格。

・アパレル会社を起業し5年で年商10億円。

・仮想通貨投資で1億3500万円を3か月で27億円に。

・65日間のダイエットで91.2kg→69kgの減量に成功。


とはいえ、みんながみんなブチ抜きたいわけではないですよね。

「別にブチ抜いた結果を出せなくても、そこそこ結果を出せればそれで充分。」

こう考えていたわたしは、本書は読まなくてもいいのかなと思っていました。

けど著者が気になり読んでみることに。


読み進めるうち自分の考えが甘かったことに気づきました。

わたしのような甘い考えでは、周りよりもちょっとだけ結果を出すことすら難しいのだとわかりました。

ブチ抜くための力と考え方で日々試行錯誤を繰り返すことで、やっと少しだけ結果を出せるのだと。


「別にブチ抜けなくてもいい。」

そう思っている人こそ読んでみてほしいです。


この記事では、

・印象に残った言葉や考え方

・本書から学んだこと、考えたこと

を紹介します。



自分の幸せは「お金」の上に成り立っていることを認めよ(ブチ抜くための基本)

ブチ抜くための大原則です。

これを聞いて「世の中お金だけじゃない!」と反論したくなりますよね。

本書の中で著者は次のように言っています。

お金で全ての幸せを買うことはできないし、お金では叶わない望みも確かにあります。でも、お金があれば、避けられる困難や理不尽が数多くあるのも事実です。また不要な争いやイライラ、不安からも完全に解放されます。

冷静に考えると、著者が言っていることは核心をついていますよね。

・お金があれば、満員電車から解放されます。

・お金があれば、やりたくない仕事をやる必要もありません。

・お金があれば、職場にいる嫌な上司と毎日顔を合わせなくて済みます。

・お金があれば、老後の心配もなくなるでしょう。


「世の中お金がすべて」ではありませんが、ほとんどの問題を解決する力を持っています。

お金があれば今抱えている悩みのほとんどを解決できるでしょう。

逆にいうと、今の悩みのほとんどは「お金がないこと」が原因です。


またお金があれば悩みを解決できるだけでなく、より豊かな人生を送ることができます。

例えば、重い病気になっても高度な治療を受けられます。

好きな人と過ごす時間も増やせるでしょう。

おいしいものを食べたり、行きたいところに素早く快適に行くこともできますよね。


「自分の幸せは『お金』の上に成り立っている。」

認めたくない気持ちも分かりますが、素直に認めるべきだと思います。

ブチ抜くための第一歩です。



一石二鳥以上を意識する(ビジネスでブチ抜く法則)

「自分の全ての行動に『利』が絡んでいる」と著者は言います。

人生のモットーは「一石二鳥」、できれば「一石五鳥」。ある事に対して、最低2つ、可能であれば5つくらいのリターンを得たいと常日頃から虎視眈々と狙っています。
たった一つのリターンしか得られない事は基本的にやりません。それでは少な過ぎるし、普通の結果しか生まないとわかっているからです。

これは「ビジネスでブチ抜くための考え方」です。

この考え方はわたしも取り入れようと思いました。

今までわたしは「仕事はお金を稼ぐためのもの」としか考えていませんでした。

まさに一石一鳥の考え方ですね。

わたしが大した結果も得られない理由のひとつは、一石二鳥以上を狙う意識がなかったからかもしれません。


けど考え方を変えて気づいたこともあります。

仕事はお金を稼げるだけでなく、基本的なビジネススキル(パソコンスキルや対人スキル)も身に付けることができます。

人によってはよい人間関係をつくれる場所としても考えられますね。

そう考えると、今の仕事も一石二鳥以上になっているのかもしれません。

考え方が変わっただけですが「今の仕事も悪くないかもな」という気持ちになりました。


ちなみにこのブログも一石二鳥以上です。

・文章力が上がる。

・アウトプットにより知識が定着する。

・タイピングスピードが上がる。

そう考えると、もっと頑張ろうと思えてきますね。


とはいえこの一石二鳥以上を狙う考え方は、主に「ビジネスでブチ抜くための考え方」です。

普段の生活でこの考え方に取りつかれると、リターンを得られないことができなくなってしまいます。

例えばユーチューブを見たりゲームで遊んだり。

仕事以外の時間では、一石二鳥以上を狙う考え方をしないよう気を付けたいと思います。



群れるな(ビジネスでブチ抜く法則)

「一人」でいることがビジネス成功のカギだと著者は言います。

有名な投資家ウォーレンバフェットも同じ考えだそうです。

「一人」でいることがビジネス成功のカギである理由の一つが、「自分と向き合う時間が持てる」という点だと著者は言います。

群れない一匹狼になれば、強制的に誰かを頼ることはできなくなるため、自然と思考力、決断力、実行力、いずれも強く逞しくなっていきます。


誰も頼れない環境が大事なんですね。

とはいえ「誰かを頼れる環境にあっても、思考や決断を強く意識して行動すればいいのでは?」と思いますよね。

わたしも思考力や行動力を鍛えたいと思って、日頃からよく思考し積極的に行動することを意識しています。


けど心のどこかでこう思う気持ちがあるのも事実です。

「自分がやらなくても誰かがやってくれるかもしれない」

「どうせ最終的決定するのは上司だ」

「失敗しても上司が責任を取ってくれるだろう」


これを読んでいるみなさんはわたしとは違うと思います。

でも無意識に周囲を頼る癖がついていないでしょうか。

どんなに多く思考し決断しているとしても、一人でいる人の方が思考力や決断力が身に付きやすいのは事実でしょう。

わたしは環境を変える勇気を持てませんが、今いる環境の中で一人でいる状態を多く作ってみようと思いました。


以上が本書を読んだ感想です。

本書にはほかにも

・投資の成功法則

・情報収集の法則

などが書いてあります。


そして著者は本書の最後に次のように言っています。

過去を悔やむならば、その過去を悔やむ1分、1秒を、自分の未来を変えるために使ってほしいと思います。自分の未来のために何かをするという行為は、いつだって遅すぎることはないのですから。


本書を読み終えた今でも「そこそこの結果が出せればいいや」という考えは変わりません。

しかしビジネスでも投資でも、そこそこの結果を出すにはブチ抜いた結果を目指さなければいけないということを実感しました。

なぜなら「そこそこでいいや」という考えではブチ抜いた結果を目指す人たちには絶対に勝てないから。

本書で学んだ考え方を忘れず、これからはブチ抜いた結果を目指そうと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました!

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