アシックスGT-1000 13(ランニングシューズ)を買ったのでレビューしていく
どうも、長年ダイエットをし続けている者です。
4年ほど前から毎週2回の筋トレを始めて、3年くらい前からエアロバイク(室内自転車)を乗り回して何とかしてカロリーを消費しております。
おかげさまでどんどんプロレスラーのような体型になっていっておりまして、今では187cm90kgの筋肉ゴリラになって、街中でチンピラが道を避けるくらいのゴツいおっさんになっております。
そんなゴリラが、なんと今年からランニングを始めました。
私はゴキブリとランニングが同じくらい嫌いなのですが、自転車だけだと限界を感じてきた(飽きてきた)ので、意を決してランニングに挑戦してみることにしました。
ものすごくゆっくり走るスロージョギングを3~5kmやるだけなので、負荷は大した事ないはずです。
しかし、90kgもあるので、膝とか股関節とかが痛いです。
なぜかわかりませんが、スネも痛いです。
ランニングのときはトレッキングシューズで走っているのですが、これが原因かもしれないなと思いまして、約25年ぶりくらいにアシックスに手を出すことにしました。
アシックス ランニングシューズ GT-1000 13
皆さんアシックスって知ってますか?
私の中で、絶大な信頼を置いているシューズメーカーが2社あるのですが、そのうちの一つです。
もう一つはアディダスです。
アシックスとアディダスは、日本人の足によく合う靴を作ってくれていて、幅広の靴を取り揃えてくれています。
しかも、私のように足のデカいおっさん(足のサイズ29cm)でも普通に履けるものを売ってくれているので神メーカーだと思っています。
それゆえに、中学生の頃のバッシュもアシックスを愛用しておりました。
最後にアシックスを履いたのが14歳頃だったと思うので、20年以上振りです。
今回買ったGT1000 13というモデルの説明をする前に、一度アシックスの同系統のラインナップについて解説しておきます。
おそらく比較したいという人が多いと思うので。
ラインナップ
まず、アシックスという会社は、ランニングシューズという部類だけで20種類以上のブランドを展開していて、それぞれに特別な機能や特徴を持たせています。
すべてを説明することはできませんが、大枠だけ説明しておきます。
上記の画像のとおり、ランニングシューズを5つの分類でわけています。
簡単に説明すると、以下のようなイメージです。
SPEED:走行効率性を高めたスピード重視のモデル
BOUNCE:沈んで跳ねるバウンス感を追求したモデル
STABILITY:安定性とクッション性のバランスを重視したモデル
CUSHION:柔らかい素材を使ったクッション性重視モデル
TRAIL:山道などの悪路や雨天時などに対応したモデル
私の場合、日常的な軽いランニングシューズを探していて、かつ、フルマラソンなどの長距離を目指すわけでもないですし、悪路を走るわけでもないので、上記の分類でいえば、BOUNCE・STABILITY・CUSHIONのいずれかを選ぶことになります。
ビヨンビヨン跳ねる感じの感触が好きな人はBOUNCEが良いと思います。
一方で、とにかく膝の負担を減らして、フワフワの状態で走りたいという人はCUSHIONを選ぶと良いです。
そして、私のように体が大きな人や体重がある程度ある人、そして、走っているときの安定性(安全性と言ってもいい)とクッション性を両方ほしいという人はSTABILITYを選ぶべきだと思います。
ということで、私はSTABILITYを選択しています。
STABILITYのラインナップ
STABILITYには、3つのラインナップがあります。
一番高い性能を持っているのはGEL-KAYANO 31です。
GEL-KAYANO 31
このモデルは、安定性とクッション性の両方をハイレベルでバランスさせているモデルで、足へのサポート機能を高度に備えたハイエンドモデルです。
フルマラソンの完走を目標にしているようなガチ勢向けのモデルと言って良いかと思います。
長時間走っても足をグネらないような工夫が随所に凝らされているそうです。
その分お値段もある程度しますし、大人気モデルなので売り切れていることが多いです。
次に、ミドルレンジモデルとして、GT-2000 13というモデルがあります。
GT-2000 13
見た目一緒やん!と思ったそこのあなた。
そうです。ほとんど一緒です。
少なくとも私には足首周りの若干の違いしか感じられなかったです。
ミッドソールとか素材に違いがあるようですが、素人の私からすると「あんま変わらん気がする」というくらいの違いです。
じゃあ、安い方がええなと思ってGT-2000 13にしようと思っておりました。
すると、もう一つ下のモデルがあるとのことで、見てみました。
GT-1000 13
私が調べた限り、GT-1000 13とGT-2000 13の違いは、クッション材の高級度の違いと安定機能の違いくらいで、GT-2000 13の方が長距離向きという違いかなと思っています。
ランニングシューズのプロではないので詳しくは語れませんが、履いた感じはどっちも一緒という感じです。
じゃあ安い方で良いや!という話でGT-1000 13にしました。
実際は、他のモデルの私のサイズ(29cmの4E幅広モデル)の新品在庫が店舗になく、AmazonにGT-1000 13だけはあったので選択肢がこれしかなかったのです。
それに、私の用途だと短距離ランニングですし、日常使いしかしないのでこれで十分です。
もし先々10km~20km走れるようになって、フルマラソン出ちゃおっかなくらいになってきたらハイエンドモデルにしようと思います。
ちなみに、すでに10kmとか20km普通に走れますという人は、GT-2000 13又はGEL-KAYANO 31をオススメします。
実際に履いて走ってみた感想
では、実際に履いてみた感想を述べていきたいと思います。
クッション性抜群
まず言いたいことは、履いた瞬間からわかるクッション性の高さです。
私が日頃履いているのは、山道用のトレッキングシューズ(ヒキニートなので靴はこれしか持ってない)で、かなり硬めの靴底をしています。
GORE-TEX素材を使った防水機能つきのアディダスの靴です。
山道用なのでグリップ力も高いし、滑らないのですが、走るという行為との関係ではめちゃくちゃ相性が悪く、ずっと木の板を履いて走っているような感覚になります。
アスファルトの硬さがダイレクトに衝撃となって返ってくるので、マジでしんどいのです。
その点、GT-2000 13は凄いです。
フワフワです。
履いて数秒で『あっ……しゅごい……』とすぐにわかるほどの違いがあります。
ガチガチアスファルトを硬こんにゃくくらいに感じられます。
この時点でもう靴代は回収できた気がします。
皆さんがこの記事を見るときには値段が変わっているかもしれませんが、私が買った時はわずか9,000円程度だったので、全然安いです。
アシックスのクッション素材であるPureGELテクノロジーとFLYTEFOAMクッショニングがもう最高です。
私が中学生の頃から「GEL」という素材はあったのですが、それがもうとんでもない進化を遂げている感じです。
当時はこんなにフワフワじゃなかった。
20年の研究成果出てますわ。
今ならダンクできる気がする(無理)。
カラーバリエーションが豊富
私は黒が大好き(汚れが目立たない)なので、正直この見た目最高です。
何の不満もないです。
この他にもカラーが6色くらいあるようなので、好きなものを選べば良いと思いますが、在庫があるかは運次第です。
軽くジョギングしてみた感触
クッション性は先程述べましたので、その他の良かった点を述べると、まず軽いです。
今までトレッキングシューズしか履いてこなかったので比較対象がおかしいのですが、トレッキングシューズを履いていたからこそ軽いって素晴らしいのだなとわかります。
ジョギングの後半からこの軽さが有り難くなります。
そして、4Eモデル(幅広モデル)だけの話ですが、足先の自由度が高いです。
私のような幅広足を持っている人間にとって、足先の自由度は極めて重要です。
普通の靴だと常に締め付けられている感じがして窮屈なのですが、このGT-1000 13の4Eモデルは全然締め付けがないです。
走る瞬間に足の指で地面を掴んで走れるような感覚すらあります。
これは地味に良いメリットでした。
足先まで自由な感覚を持って走れることで、無理なところに負荷がかからないようになったので、比較的ラクに走ることができます。
以上より、総じて良いランニングシューズだと思っています。
どれくらいこのクッション性が保つかわかりませんが、1~2年保てば十分です。
ということで、良き買い物でした。
[アシックス] ランニングシューズ GT-1000 13
ちなみにレディースは以下です。