【最大80%オフ】社会人が読むべき本を34冊まとめてみた(2024年7月Kindleプライムセール)
毎月のように書籍を買っておりますが、今月は年に2回のプライムセールが開催されているそうで、Kindleのセールも最大80%オフになる格安セールとなっています。
そこで今回は、私の視点で、社会人が読んでおくべきと思う本をまとめていきます。
投資家という職業柄、経営学・経済学などの書籍が多くなると思います。
ただ、ビジネスマンにとっては、下手な自己啓発本より、ちゃんとした学問に関する書籍の方が有益だと思います。
学問の知識は株式投資やビジネスに応用できる内容も多いので、数多く読んでおくことをオススメいたします。
では、見つけたものからドンドン紹介していきます!
なお、基本的に半額以下(50%オフ以上の割引)の書籍をまとめていますが一部4割引くらいのものも含まれます。
(1)ストーリーとしての競争戦略
一橋の楠木教授の代表作です。
経営戦略・競争戦略の分野で有名な書籍なので、読んでおくと面白いかもしれません。
楠木教授は文章がシンプルなので読みやすいです。
(2)「会社四季報」業界地図 2024年版
ちょっと割引率が低いですが、こちらは株式投資家には定番の書籍なのでご紹介しておきます。
各業界の大雑把なパワーバランスを知ることができる書籍で、自分の得意な業界を増やそうというときに入門書として活用できます。
(3)最高の結果を出すKPIマネジメント
これも一昔前よく読まれていた書籍です。
リクルート社のKPIマネジメントを言語化した書籍なので、チームマネジメントを担う中間管理職の皆さんは読んでおいても損はないと思います。
(4)スティーブ・ジョブズ I
(5)スティーブ・ジョブズ II
これはもう必読です。
説明も不要だろうと思います。
こういうイカれた経営者を見つけ出せるかどうかが、株式投資における大成功の鍵だとすら思っています。
(6)ロジカル・シンキング
こちらも超有名書籍です。
ロジカルシンキングの基礎を学ぶことができるので、先々高い年収を稼ぎたいと思っている若いサラリーマンの皆さんは読んでおくべきだと思います。
ロジカルシンキングは高年収を狙う上で最低限の基礎能力みたいなものです。
(7)仮説思考―BCG流 問題発見・解決の発想法
この書籍も読んでいない人のほうが少ないだろうと思います。
元早稲田大学MBAの教授で、ボストン・コンサルティング・グループの元日本代表なども勤めた内田先生が書かれた代表作です。
MBAに行く学生としては読んでいて当然という感じの書籍なので、まだ読んでいない人は読んでおきましょう。
(8)予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
行動経済学という学問分野を世に広めた書籍です。
かなり有名な書籍なので読んでおいたほうが良いです。
(9)新しい文章力の教室
文章を書くことが仕事の一部になっているような人でも、ここに書かれている基礎的なルールを守れていない人が多いです。
文章力は単なる技術なので、早い段階で基礎的なルールを覚えてしまった方が早く成長できます。
基礎を押さえるためにも、こういった書籍を読んでおくことは有益だと思います。
(10)恐れのない組織「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす
こちらも一昔前に大人気になった書籍です。
Googleでの組織構築を参考にして、心理的安全性の構築をしましょうという組織です。
現在では批判もある理論ですが、知っておかないと反論もできないので、知識として押さえておくべき書籍です。
(11)問題解決 あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術
こちらもかなり有名な書籍で、問題解決の基礎的な技法を紹介している書籍です。
新卒~5年目くらいまでの若手サラリーマン向けの書籍ですが、中間管理職の皆さんも意外と出来ていない人が多いので、先々マネジメントレベルまで役職を上げたいと思っている人は読んでおいた方が良い書籍です。
(12)習慣の力〔新版〕
この書籍は文庫なので安いです。
内容としては、人間の習慣に着目した書籍で、とても納得感がある内容となっています。
勉強を継続できるかどうかも習慣の論点なので、勉強家の皆さんも読んでおいて損はないでしょう。
(13)ダイアグラム思考 次世代型リーダーは図解でチームを動かす
パワーポイントやスライド資料などを作るときに、物事をシンプルに図示する能力が求められます。
弁護士だろうが会計士だろうがこれができないと対企業役員との対話が成立しません。
その基礎的な技法を学べる書籍です。
こちらも若手のサラリーマン向けの書籍ですが、管理職の皆さんにとっても改めて学び直す書籍として活用できると思います。
(14)外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック
こちらもスライド資料を作成するときに役立つ書籍です。
図解のためにテクニックが諸々書かれているので、自分が気に入ったテクニックを抜き出して使ってみると良いと思います。
ただ、スライドに絶対的な正解はないので、ここに書かれていることが唯一の正解だと思わないことが大事です。
様々なテクニックを柔軟に受け入れていきましょう。
(15)なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践
この書籍は私が結構好きな書籍です。
内容としてはかなり高度なので読者を選ぶ感じはありますが、実践できれば良い効果を生み出せる書籍だろうと思います。
外国人著者の翻訳版なので日本語として読みづらい点が多々ありますが、有益な内容です。
自分や組織を変えないといけないという立場にいる人は読んでおくべきです。
(16)両利きの経営(増補改訂版)
これも数年前に大流行した書籍です。
経営学でも話題になった深化と探索に関する書籍で、今では常識的な言葉として使われているので、MBAに入ろうとか、目指そうと思っている人は読んでおくべき書籍です。
最近ではIR資料でもよく深化と探索というワードがでてくるので、投資家としても読んでおくと良いかもしれません。
(17)得する株をさがせ! 会社四季報公式ガイドブック
こちらは以前別の記事でも紹介した気がしますが、重要な書籍の一つです。
株式投資家にとって重要な情報源の一つである「四季報」の公式ガイドブックです。
四季報は初めての人にはかなり読みづらい資料なので、一旦はガイドブックを読んで記載されている情報を整理できるようにならないといけません。
そのため、この書籍は株式投資の初心者にとって必須の書籍といえます。
(18)学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
この書籍はMBAで組織論を中心に学ぼうと思っている人向けの書籍です。
組織学習は重要テーマなので、基礎として押さえておくべき知識です。
(19)SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。
ナイキの創業者であるフィル・ナイトの自叙伝です。
読み物としてとても面白い作品なので安くなっているときに買って読んでおくと良いと思います。
ナイキのような企業を見つけて初期段階で投資して、ずっと保有しておけば一発で億万長者なんですけどね……
(20)決算書×ビジネスモデル大全―会社の数字から儲かる仕組みまでいっきにわかる
決算書の基礎的な読み方をスタートにして、ビジネスモデルの分析までやってしまおうという書籍です。
書いてあることは基礎的な内容なので、MBAに入る前あたりで読んでおくと良い書籍です。
株式投資家にとっても良い着眼点だと思うので、投資を始めてまだ間もない人にはとても参考になる視点が得られると思います。
(21)戦略「脳」を鍛える―BCG流 戦略発想の技術
新卒だとちょっと難易度が高い内容かもしれないですが、3年目~5年目あたりで読むと良い資料となり得る書籍です。
ボストン・コンサルティング・グループという戦略コンサルのトップ企業における戦略思考技術の基礎が学べます。
もちろんボスコンがすべてこの書籍の通りにやっているわけではないですが、参考にはなるのでオススメ書籍です。
(22)ウォール街の物理学者
この本はたった今私が買った本です。
学問領域の中に金融工学という分野があるのですが、その分野に関する歴史書みたいなもののようです。
現在のプロの株式投資家(ヘッジファンド等)の中には、数学や物理学の博士号保持者が多数います。
私の知り合いもそういう人で、どう見ても天才と呼べる人です。
そういう人たちを「クオンツ」と呼ぶそうですが、そのクオンツたちが、過去どうやって株価のランダムウォーク(株価は予想できないという意味)に挑戦して行ったのかという歴史とその理論の説明がなされています。
高度な内容なので万人受けする書籍ではないですが、株式投資家としては必読書かなと思って買いました。
値段も安いので良い買い物だったと思っています。
(23)リーダーになる人に知っておいてほしいこと
経営の神様と呼ばれている松下幸之助さんの講義を著書にした書籍です。
松下政経塾はとても有名な団体なので知らない人は殆ど居ないと思います。
そこで学べることのエッセンスを書籍で得られます。
値段も安いのでオススメです。
(24)会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方
株式投資におけるヒントを得られる書籍です。
半額になっているので安く読むことができます。
(25)誰にも負けない努力 仕事を伸ばすリーダーシップ
KDDIの創業者である稲盛和夫さんの著書です。
残念ながら2022年に亡くなられたのですが、稲盛さんの考え方は非常に参考になりますし、刺激になります。
読んで損はない書籍だと思います。
(26)マッキンゼー CEOエクセレンス 一流経営者の要件
この書籍は一般向けではありません。
企業の経営幹部又は将来経営幹部を目指す人向けの書籍です。
ボストン・コンサルティング・グループと並んで外資コンサルのトップ企業であるマッキンゼーが監修している書籍なので完成度は高いです。
(27)2040年アパレルの未来―「成長なき世界」で創る、持続可能な循環型・再生型ビジネス
この書籍はどちらかというと投資家向けの書籍かなと思います。
私はアパレル分野の銘柄に投資をすることはほぼ無いですが、その理由は業界全体として成長を期待できないからです。
そういう負の面が多く存在しているアパレル業界の未来について、根拠のある推論をしてくれている書籍です。
アパレル業界への投資が好きな人、又はアパレル業界に行こうと思っている学生は読んでおくべきかなと思います。
(28)図解 渋沢栄一と「論語と算盤」
現代のビジネスに多大なる影響を残した渋沢栄一の代表的著書である「論語と算盤」を図解でわかりやすくしてみたという書籍です。
原著を読むのが一番ですが、読解難度が高いのでまずはこういう簡易版書籍を読んでみるのもありだと思います。
(29)経営学のための統計学・データ分析
統計学・データ分析の基礎的なテキストが半額になっていました。
最近では統計学やデータ分析の基礎を身に着けていることはほぼ常識になっているので、まだ学び終わっていない人はこういう簡単な書籍で学んでおくと良いと思います。
(30)マンガでわかる バフェットの投資術
私の投資の師匠でもあるバフェット師匠の投資手法に関するマンガです。
80%オフで300円なので買っても良いのではないかと思います。
(31)行動経済学の逆襲 上・下
ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー教授が、行動経済学の歴史を語るという書籍です。
文庫本なのでとても安く読めます。
行動経済学は株式投資においても非常に重要な学問なので、概要くらいは知っておいたほうが良いと思います。
(32)パイを賢く分ける イェール大学式交渉術
この書籍は若干高度です。
ただ、ビジネスマンにとって交渉術を学ぶというのは必須で、交渉術を知らないというだけで圧倒的に不利な立場に置かれます。
そのため、自分の利益を守るためにも、こういった書籍を読んでゲーム理論の基礎や交渉における視点などを学んでおくべきだと思います。
(33)東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた数に強くなる本
永野さんの書籍は過去に何度も紹介していますが、これもそのうちの一冊です。
文庫本なので安く読めます。
社会人として、数字に弱いというのは致命的なのでこの書籍に書かれていることくらいは理解しておいた方が良いです。
気軽に読める範囲の内容なので、時間があるときにでも読んでみてください。
(34)図解まるわかり 電気自動車のしくみ
この書籍は投資家向け書籍と言っていいかなと思います。
今後ほぼ間違いなく巨大な市場として動き始める電気自動車市場ですが、その仕組みや概要を理解していないと正しい投資はできません。
そういう基礎的なところを学べる書籍となっています。
自動車業界への投資が好きな人は読んでおくべきです。
ということで34冊ご紹介しました。
セール中なので気になった本があれば読んでみてください。