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【天才の育て方】子どものために買っておきたい図鑑まとめ(合計22冊)

私は子供の頃、図鑑を読むことが好きな子どもでした。

でも、私の家は貧乏でしたし、教育にお金を使う親でもなかったので、家にはほとんど書籍がありませんでした。
かといって図書館に行っても、すでにほとんどの図鑑を誰かが読んでいて、ぼっちの私は一緒に見ることもできませんでしたし、借りることも難しかったです。

裕福な同級生の家には、ズラッと図鑑が並んでいて、とても羨ましく思っておりました。
ちなみにその子は後に旧帝大に進学して、日本を代表する企業の研究職になっています。

私の知る限り、東京一工などの良い大学を出ている人たちは、子供の頃に書籍に囲まれて育った人が多いです。
図鑑もその一つで、興味を持った分野のことをすぐに調べられる環境がありました。

大人になった今改めて考えてみると、もし自分に子どもがいたら、図鑑を好きなだけ買い揃えてやるだろうなと思います。
そういう思いもあって、私はよく孤児院に図鑑を寄付したりしておりました。
子どもたちがその図鑑を喜んでくれたかはわかりませんけども、将来のための勉強に活かしてほしいなと心から思っています。

ということで今回は、私に子どもがいたらこの図鑑を買い揃えるぞという話です。
私は暇なときによく書籍を物色しているので、そこで見つけた面白そうな図鑑をドンドンご紹介していきます。

大人が読んでも楽しめるものも結構あるので、大人の勉強やり直しにも使えると思います。
そういう視点でもご覧ください。


人体 新版

初っ端から少しサイコパスの資質が出ていますが、まずはこれですね。

私は医学系が好きですし、もう一度高校生に戻れるなら医学部に行くと思うので、子どもにも人体の構造や機能は学ばせたいなと思っています。
医学は一生役に立つ最強の実学なので、子供の頃から身近な分野として親しんでもらいたいです。


もののしくみ (学研の図鑑LIVE(ライブ))

医学と同様に重要な分野である工学にも興味を持ってほしいなと思っています。
その入りとして、世の中に存在する様々な道具や電化製品の仕組みを知れる図鑑はありだと思います。

私も子供の頃に機械の仕組みに強い興味を持って、よく分解して、再構築するという遊びをしておりましたが、この図鑑があると自分で壊さなくても学べるという点が素晴らしいです。
これは買いですね。


恐竜 新版 (学研の図鑑LIVE(ライブ))

古生物 (学研の図鑑LIVE)

続いて太古の生物の図鑑も揃えておきたい。
これは考古学に興味を持って欲しいわけではなく、想像力を磨いてほしいという趣旨で買います。

今は存在していない動物を想像するのって、実は結構脳みそを使います。
頭の中でリアルな動物をイメージできる能力は、子供の頃に鍛えておかないと難しいです。

私は、想像力がすべての学力の根源だと思っているので、子供の頃にたくさん空想をしてほしいと思っています。
こんな恐ろしくてカッコいい生物たちが、もし現代でもいたらどうなるだろうかと想像して遊んで欲しいです。


動物 新版 (学研の図鑑LIVE)

危険生物 新版 (学研の図鑑LIVE)

魚 新版 (学研の図鑑LIVE)

昆虫 新版 (学研の図鑑LIVE)

深海生物 (学研の図鑑LIVE)

恐竜などの今は存在しない生物に続いて、現在もリアルな世界で存在する様々な生物について学んでほしいと考えています。
これらの図鑑のメリットは、載っている動物たちの多くを水族館や動物園で実際に見ることができるという点です。

興味を持って実際に観察するために行動するというその活動そのものが研究なので、子供の頃から興味と行動が一連の動きであることを教えたいです。
もちろん、動物園でも水族館でも、全国どこでも連れていきます!

それに、生物学も極めて重要な学問の一つなので、どんどん興味を持って探求して欲しいです。

ただし、昆虫図鑑だけは買うかどうか怪しいです。
なぜなら、昆虫好きになって「飼いたい」とか「見たい」などと言われたらマジで困るからです。
昆虫だけはダメです。



星と星座 新版 (学研の図鑑LIVE)

地球 (学研の図鑑LIVE)

宇宙 (学研の図鑑LIVE)

異常気象 天気のしくみ (学研の図鑑LIVEeco)

鉱物・岩石・化石 (学研の図鑑 LIVE 22)

天文学・気象学・地学の分野も早いうちから学んでほしいと思っています。
こういう理系の知識というのは、ふとした瞬間に役に立つことが多くて、雑学系の知識が多いですが、雑学も人生においては重要なことです。

また、先々中学や高校で嫌でも学ぶので、子供の頃から慣れ親しんでおけばほとんど抵抗なく記憶することができるようになります。
勉強における最大の敵は、その科目に対する「嫌悪感」なので、子どもの頃から慣れさせて抵抗を少なくするというのは実は極めて効果的な教育です。

親と一緒に星を眺めて星座を数えてみるとか、宇宙や地球について様々な視点から語り合うとか、キレイな色をした鉱物がいっぱい売っている雑貨店に行って生の鉱物を見ながら勉強したりする体験が、きっと先々の理系科目の成績に繋がっていきます。

私に子どもがいたら、まず間違いなく「勉強で遊ぶ」という感覚を幼い頃から教え込みます。
勉強なんて特別な活動でも何でもなく、ただの遊びの一種で、サッカーや野球と同列なんだという認識を教えます。

今の私にとって、勉強は呼吸と同じくらい習慣化された活動ですが、もし自分の子どもが10代でそのレベルに到達できれば、確実に人生の選択肢が広がります。
東大・京大卒の知人等の多くが、子供の頃に既にそのレベルに達していたことが多いので、私も子どもと一緒に遊びながら様々な知識を教えて、子どもからも教えてもらい、勉強で一緒に遊びたいと思っています。



くらべる図鑑 (小学館の図鑑 NEO+プラス)

これはちょっと変わった図鑑で、動物同士や動物と乗り物なんかを比べてみようという図鑑です。

実は「比較する」という行為は、学問上極めて重要な視点です。

法学の世界でも比較法という研究手法(海外の法と日本の法を比べたりする研究)が定番ですが、多くの日本人がこの比較するという発想を持っていません。
おそらく子供の頃に鍛えていないのだろうと思います。

日本の教育は、特定の用語を暗記して、それを単に吐き出すというパターン記憶型の教育を得意としています。
それ自体は有益な面も多いので全否定はしませんが、それだけだと応用力に欠けます。

本当の意味での学力とは、目の前にある問題と類似のものを想起して、比較して、対処するという応用力です。

この応用力を磨くという意味で、比較する図鑑は非常に有益だと考えています。
よって、買います。



小学 自由自在 科学のなぜ?新図鑑

この図鑑も秀逸だなと思います。

子どもから聞かれたらほぼ答えられないであろう科学的な「なぜ?」についてまとめた図鑑です。
素晴らしい着眼点だと思いますし、たしかにそういう図鑑無かったなと思います。
これも買いですね。



毒図鑑 生きていくには毒が必要でした。

これも面白いです。

生物の中には、一部毒を持っている種が存在します。
ヘビやカサゴ、一部のカエルなどが代表的です。

これらの毒について、ちょっとだけ詳しくなれる図鑑です。

私は田舎育ちなので、子供の頃から周りに毒を持った生物が大量にいました。
しかし、どの生物が毒を持っていて、どの生物が無害なのか、実はよくわかっていませんでした。

今思えばめちゃくちゃ危ないことですが、マムシを短くて可愛いヘビの赤ちゃんだと思って触りに行ったり、巨大スズメバチの巣すぐ近くで秘密基地を作ったりしていました。
子供の頃から毒に詳しかったら、おそらくそんなアホなことはしなかったでしょう。

したがって、子供の頃に毒の危険性を教え込むことは、子どもの命を守るためにも重要なことです。
買いですね。



すし図鑑

これも必須でしょう。

私は家が貧乏だったので、寿司というものをほとんど食べたことがないまま大人になりました。
スーパーで見たことがある程度のものです。

しかし、大人になって東京で働くようになると、会社経営者や役員らが高確率で寿司に行くのです。
何か表彰ごとがあるたびに寿司に連れて行ってもらいました。
回らないタイプで、時価としか書かれていない超高級寿司です。

そこで「好きなものを頼め」と言われたときが一番困りました。

何も知らないので、メニューを見てもあんまりよくわからないのです。
そんなとき、この図鑑を読んで知識を詰め込んでいれば・・・

子どもにはこういう失敗をしてほしくないので、早い段階で寿司に親しんでもらうために読ませておこうと思います。



決定版 まるごとわかる 猫種大図鑑

改訂版 まるごとわかる犬種大図鑑

この2冊も必須ですね。

私は今、小さいコーギー種の獅子丸くんと生活しておりますが、正直溺愛しております。
猫サイズの体で、しぐさが犬、すでに芸を20種以上覚えている天才っぷり。
最高です。

見てこれ可愛すぎるやろ!2歳になったのよ!

世の中には、こんな可愛い子たちが何百種類も存在していて、しかも猫という超絶可愛いジャンルまであります。
これらの犬種・猫種について詳しくなることは、人生にとって絶対に有益だと思いますし、日頃の散歩がより楽しくなります。

大人も子どもも一緒に可愛いと思える存在、それが犬猫です。
子どもにとって、親と一緒の感覚を共有できるというのはとても重要なことで、愛情を感じる場面でもあるので、ぜひ買っておきましょう。



898ぴきせいぞろい! ポケモン大図鑑 (上)

898ぴきせいぞろい! ポケモン大図鑑 (下)

学問は間違いなく大事な物ですが、私は同様に遊びも大切だと考えているタイプです。
特にポケモンは学力向上に貢献する遊びだと思っています。

我々世代は151匹の世代ですが、今は898匹もいるそうです。
自分たちが子供の頃に夢中になったあのポケモンたちが、自分の子供の世代でも続いているなんて、なんかロマンチックじゃないですか?

ポケモンの世界では、我々が必死に集めてポケモン図鑑を完成させようとしていたあの頃より、遥かに多くの新種が発見されているわけです。
ロマンがある。

その素敵な世界観を子どもと一緒に共有するというのも、素敵な親子関係だと思います。
私は今、Switchも何も持っていませんが、もし子どもがいたらSwitchとポケモンソフトを買うと思います。
子どもに教えてもらいながらやります。



ということで今回は図鑑を22冊ほどご紹介させていただきました。
皆様の子育てに役立ったら嬉しいです。


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