未来に黙祷
作品名
Divine Symbolica(ディヴァインシンボリカ)
名前の由来
ディヴァイン (Divine)
英語で「神聖な」や「神に関する」という意味を持ちます。この言葉は神や神聖なものを指す際に使われ、崇高で超越的な存在を表現します。
シンボリカ (Symbolica)
ラテン語の「symbolicus」(象徴的な)に由来し、何かを象徴する、あるいは象徴的に表現することを意味します。
「ディヴァインシンボリカ」は「神聖な象徴」という意味になります。神をシンプルかつ象徴的に表現するキャラクターとして、この名前が付けられました。
キャラクター設定
Divine Symbolicaは「日常的で、身近な行い」に潜む、神秘、神聖を表現したキャラクターです。日常の中に潜む神聖さを思い出させてくれる存在です。
現代社会において、神聖さや神秘は遠いものとされがちですが、Divine Symbolicaはそれを日常的で身近な行動の中に見出します。
このキャラクターは、目に見えない形で環境や社会、個々の精神に対する責任を持ち続けることの重要性を表現します。日々の行動が未来に対する神聖な行為であると認識したとき、我々はどのような選択をするのでしょうか。
Divine Symbolicaは、神聖さが伝統的に考えられているような高尚で特別なものに限られた概念ではなく、持続可能な未来のために行動すること自体が神聖な行為である、という視点を提示しています。
コンセプト
未来に黙祷
本作品は「未来に黙祷する」という事を、展示空間において、鑑賞者の方に提案するものです。通常、我々が行う黙祷とは、冥福を願う祈りと、また過去に対する反省を試みるという意味合いが、グラデーション的に行き来するものです。
これを本作品では、「不特定多数の自分たちの未来」に向けて行います。黙祷は、一定時間、個々人に沈黙をもたらします。そしてその内側では、祈りのような感情と、またそれぞれの思考が巡ることとなる筈です。殊、本展示においては、提案される「未来に黙祷する」というもの自体に何かの疑念を生む可能性もあるでしょう。
現代の我々が、未来に黙祷を捧げる時、そこにはどのような意識が生まれるのでしょうか。身近なレベルであれ、社会的なレベルであれ、地球環境的なレベルであれ、今、想像できる未来に捧げる黙祷とは何を生むのか。本作品はこの問いを、展覧会として発表します。
この作品を通じて提案される「未来に黙祷する」という行為は、単なる思考の一時停止ではなく、それは、どのような未来を私たちが想像し、どのような行動を取るべきかを再考するための時間です。
展示会イメージ
基本はその場にあった展示会になります。
場と調和した展示会になる予定です。
イメージ1
Divine Symbolica + 音楽
癒し系の音楽を流します。
イメージ2
Divine Symbolica + シンキングボール
シンキングボールやティンシャなどを置いておきます