O型さんの、紅茶ホイップと焼きりんご

これは、細やかな加減が苦手な
O型の私でも
かんたんに作ることができる
私の、一押しおやつです。

あなたも、秋めく午後のひとときに
おひとつ、いかがでしょうか。

四人分を作ります。

まず、クリームチーズを70ｇほど
ボウルに取り、常温に置いて柔らかくします。
そこへ100mlの生クリームを注ぎ
なめらかになるよう
ヘラで混ぜ合わせます。


生クリームとクリームチーズが
トロりと、ひとつに馴染んだら
さらに
お砂糖大さじ1、
レモン汁小さじ2と
アールグレイの茶葉を小さじ1加えて、
ハンドミキサーで泡立てます。

クリームが空気を抱き込んで
全体に、やわらかなコシが出たら
まずは
魅惑の、紅茶ホイップの完成です。



手軽に済ませたいときは、
この紅茶ホイップに
好みのジャムを落として
出来たてのふわふわをそのまま頂いても
よいのですが、

今日は、時期を迎えた
林檎を使いましょう。


フライパンにバターをとって
タテに12等分した林檎を
じっくり、弱火にかけます。
林檎がしんなりしてきたら
お砂糖をふりかけ、
フライパンをやさしく揺すりながら
ふつふつ沸いてくる
カラメルソースと林檎を絡ませます。


林檎に、バターの香りが染み込んで
ほんのりアメ色に焼きあがったら
火を止めます。

白いお皿に
焼き林檎、その横に
紅茶ホイップを添えたら
出来上りです。

ホイップを
林檎にとっぷり絡めて
味見にひとくち。

林檎からじゅっと溢れる甘い蜜に
クリームのコク、紅茶の高い香りが注がれて
ちょっとリッチな美味しさが
舌の上に広がります。

しゃく、しゃく、という林檎の食感。
ホイップは
クリームチーズの酸味がほのかに立ち
いくぶん爽やかな味わいで、
甘さ控えめ。
いくらでも食べてしまいそうです。

いつもこうやって、
味見でつい食べすぎてしまうので
気をつけなければなりません。

もし、ホイップが余ったときは
お砂糖やジャムを少々足して、甘くしてから
冷凍をして
アイスケーキのようにして食べるのも
おすすめです。

さて、
ダイニングテーブルに
手作りのおやつと、温かい飲みものの用意が
整いました。

そろそろ
家族に声をかけて
秋のおやつどきといたしましょう。