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目標が意識上、明確であることとは?

仕事でも、趣味でも、勉強でも、スポーツでも、
目標達成のイメージを明確に持つことは、
目標を達成する上で極めて重要です。

では、
目標が意識上、明確であるとはどういうことか?
について、書き留めておきます。


✅目標が意識上、明確であるための条件

目標が意識上、明確であるためには、条件が2つあります。

①目標について、期限と状態が明確であること
②目標に向かう上で迷いがないこと

この2つです。
明確さは、事実と意識の2つの領域に跨っています。

✅①期限と状態が明確であること

①の『目標について期限と状態が明確であること』については、難しい話しではありません。

・〇月〇日△時に、どこどこで開催されるテストに合格すること
・〇月〇日△時から始まる試合で優勝すること
・〇月〇日△時までに、売上〇〇円を達成すること

『目標に日付を入れよう!』
という言葉を聞きますが、
目標達成に向けた期限と状態を明確にすることは、やろうと思えば誰でも出来ることではないでしょうか。

問題は、この期限と状態が明確になっていても、意識上、ゴールは明確にならない点です。

✅②目標に向かう上で迷いがないこと

目標について、期限と状態が明確になっていたとしても、設定された目標は、人によって明確な人と明確でない人に分かれてしまいます。

例えば、

明日の午前9時に、東京駅八重洲南口の改札口で待ち合わせ

と言われて、
迷わず現地に向かうことが出来る人もいれば、
そもそも東京駅までどうやって行けばいいか分からない人もいます。

目標の期限と状態が明確であったとしても、
目標の明確さの度合いは、その人の経験や知識によって異なるのです。

すなわち、
目標が明確かどうかは、
目標を設定する側ではなく、目標を設定された側の意識が決めることになります。

✅目標に向かう上で迷いがある場合

目標に向かう上で迷いがある場合は、どうすればいいのか?
このような疑問が湧きますが、

目標に向かう上で迷いがある場合は、目標を明確にするために、迷いをなくす必要があります。

迷いがある目標を明確にする方法は、
最終的な目標の手前に、小さな目標を設定し、
その小さな目標の達成を明確にイメージしながら、
最終的な目標を目指すことです。

最終的な目標の期限と状態が明確になっていれば、

期限:手前の期限をイメージする
状態:手前の状態をイメージする

この2つを組み合わせて、イメージできる手前の目標を設定します。

〇月にある入学試験に合格するために、✕月の模擬試験でA判定を獲る。
〇月にある試合に勝つために、✕月の練習試合で勝利する。
今月〇円の売上目標を達成するために、今週、〇件の見積を獲得する。

といった、目標達成を目指す人の知識や経験や技能を踏まえて、
最も集中できる手前のゴールを設定していくことが求められます。

目標に期限を入れても、目標達成できない理由は、
目標が明確になっていないからであり、
目標を明確にするためには、
迷いのない手前の目標を設定することが必要です。

✅自分で出来る人・出来ない人

この手前の目標設定の精度を上げるには、ある程度経験が求められるため、経験がない人がいきなり効果的な設定することは難しいです。

自分で出来る人は、勝手に目標設定していくので問題ないのですが、

これが、自分で出来ない人は、経験ある他者、例えば、先生とか、コーチとか、上司に、この手前の目標設定をお願いし、その人と手間の目標達成を約束しながら進めていくことが求められます。

✅明確さの度合いは、人によって異なる

目標の明確さの度合いは人によって異なること

このことを意識して
「今、この瞬間、自分は目標が明確にイメージ出来ているか」
を常に確認しながら進めて行くことが、目標達成に向けて重要な要素となります。

あなたが目指している目標は、あなたの意識の中で、迷いのない、明確な状態になっていますか?

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