見出し画像

【東北情報】隠れ温泉県 やまがた私的お勧め温泉


#至福の温泉

長谷川誠です。

私の故郷である山形県ですが、
実は各市町村に必ず温泉がある
という温泉県であったりします。

そのため物心ついた頃から、何かと日帰り温泉に行っていたように思います。風情ある温泉宿を予約し、入浴・温泉街散策・卓球やゲームコーナー、部屋だしの食事だったりバイキングだったりに舌鼓を打ち…温泉に入ることすなわち非日常体験ということではなく、日常の風景の一部として当たり前のように温泉がありました。

現在住んでいる宮城県にも方々に良い温泉があるのですが、何と言いますか温泉に対する「距離感」がちょっとだけ山形に比べると遠いように思うんですよね。距離感の遠さが如実に表れていると感じるのが、入浴料。

山形は観光温泉地の旅館などの日帰り入浴料はまぁまぁ(1,000円超のところも…)しますが、日帰り入浴施設は300~700円程度のところが多いです。中には350円で温泉とサウナまで満喫できるところもあり、宮城で「嗚呼、おじさん今日は日帰り温泉入りたい…何ならサウナ付きで…」と思い立ち検索した時に「入浴料たっか!」と叫び、その距離感を感じた次第です。
(※あくまで入浴料の話です。宮城にも素晴らしい温泉が沢山ありますよ。)

そんな中でも個人的に足繫く通っていた、お勧めの温泉を2つご紹介したいと思います。

1:山辺温泉保養センター

http://www.yamanobe-spa.com/

100%源泉かけながし、しかも源泉が何と2種類!!もあるんです。さらにサウナ・水風呂完備。近隣の朝どれ野菜が並ぶ「やまのべ温泉市」もあり、地域の方々の交流の場としても賑わっています。

ここに行くと毎回迷うのですが、「温泉を満喫したい」と「サウナで整いたい」を両立させることが難しいんですよ。しっかりと整うには水風呂以外入らない方が良いわけで…でも温泉は2種類もあるからガッツリ入りたいし…

その結果…
のぼせて具合が悪くなり、更衣室ベンチで横にならざるをえないという、のっぴきならない事態が複数回…

保養センターに行って要救護寸前。健康のためなら死んでもいい!みたいな矛盾を感じるアレですね。皆さんはくれぐれもお気をつけください。

さて、ここまでの施設。さぞや入浴料がお高いんでしょう?と思うじゃないですか、何と奥様!驚きの350円!大事なことなので2回言いますが350円!期間限定ジャ〇ネットだけの特別価格でもありません。常時ですよ。常時。しかも3,500円の回数券を購入すると、何とそれは12枚綴り。2回無料で入れちゃうようなもんです。ここの料金感覚が普通になっちゃってるんで、どうにもこうにも他の施設の入浴料が高く感じてしまうのかも知れません。

2:百目鬼温泉


百目鬼と書いて「どめき」と読みます。目が百個もある鬼ですから、さぞや人を喰らっていた上弦クラスの鬼がいた土地なのかもしれません…。今は鬼 殺隊のおかげか、どこかの誰かが波紋でオーバードライブしてくれたのか、鬼切丸で退治してくれたのか、平和な田園風景の場所です。

真面目に書くと、おどろおどろしい地名というのは先人の方々が「自然災害や不吉なことなどがあった土地だから、そこに住んではいけないよ」という戒めを込めているらしいのですが…。

少なくとも私が産まれてから今まで百目鬼で災害があったということは聞きません。昔からある温泉ではないので、ひょっとしたら温泉が何かしら(硫黄臭いとか蒸気が噴出する土地だったとか)影響して地名になっているのかもしれません。勝手な推測ですが。

こちらの温泉も、いいんですよねぇ。

強塩泉で刺激が強いので、長く浸かっちゃうと「湯あたり、湯疲れ」しますけど、温泉入ったなぁ!という感じを満喫できる温泉です。しかも2018年には、ついにサウナも完成。また、温泉とサウナの板挟みで、激しくのぼせてしまうかもしれません(学習能力がない)

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?