イメージストリーミングは自律訓練法をしながら行うと効果が上がる
イメージストリーミングを行う際に
創設者のウェンガー博士は
「ビロードのような呼吸」
を
することを必須にしています。
つまり絹(ビロード、ベルベット)のように
なめらかに呼吸をしましょうということです。
気持ちを鎮めるためですね。
私たち日本人であれば
ビロードのような と言われるより
東洋的な呼吸法のほうがなじみ深いかもしれない。
深呼吸とか複式呼吸とか、丹田呼吸法とか
東洋には瞑想の時の呼吸が多数あります
ともかくこれは
呼吸を意識的にゆったりさせて気持ちを落ち着けましょうということです。
で
まあこれは自分なりにイメージストリーミングをするときの
儀式を作れば
ビロードのような呼吸に限らないというのを
発見しました
へんな話
おちついた気持ちになってなくても
イメージは出ます
私が一番おすすめしてるのは
ビロードのような呼吸ではなくて
自分なりの儀式
すなわち
ルーティーンです。
私のルーティーンは
イメージしたいテーマをまず声に出して言ってから
次に「はい」と掛け声を出します
「今回の仕事」というのが
テーマならこうなります
「今回の仕事は? はい!」
この「はい」という言葉によって
イメージの世界に入るというルーティーンができているのです。
車を運転しながらでも 歩きながらでも できます。
もちろんビロードのような呼吸のあと
このルーティーンをすれば
よりいいかもしれません。
それでそのあたりを深堀して考えた結果こうなりました。
実は自律訓練法で自律性状態になれば
または
アルファ波状態になれば
呼吸云々はどうでもよくなります
自然とそういう呼吸になります
というか
自然に気持ちがとても落ち着いた状態になり
イメージが出やすくなっています。
なので自律訓練法をマスターした上で
イメージストリーミングをすると
飛躍的に向上します
そもそも自律訓練法黙想練習は
イメージを明瞭に見るというものですが
この黙想練習でイメージを見るために
自律訓練法標準練習を完全マスターするのですから
この辺の筋道は
イメージストリーミングでイメージを見るというのと全く同じです
なのでまず自律訓練法で自律性状態になり
次にルーティーンをやって
イメージを見る
というのがベストなのだと思います。