インナーチャイルドとの暮らし②
前回から時間が経ってしまった。わたしの暮らしの中に、インナーチャイルドはまだそれほど馴染んでいない。けれども確かにその存在を感じられるようになっている、と思う。
小さな女の子はまだ話してはくれないけれど、悲しくて泣いていることが増えてきた。そんな彼女に、たくさん泣いていいんだよ、と話しかける。大丈夫だよと抱きしめる。自分がそうされたかったように。
自分が慰め役でもあり慰められる存在でもあるというのは不思議な感覚だ。自分が言われたかったことを言って、そしてそれに少しず