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持ち込み歓迎!【CANYON】の最上位フレームにコンポ載せ替えから防犯登録までいろいろ■2024年01月08日更新
広島県広島市にある『動く』自転車屋【サイクルサービストグト】のnoteをご覧いただきありがとうございます。
開店から2年が過ぎ、お客さんに恵まれたことに改めて感謝している『快適長持ち系自転車安全整備士』ノーリー(店長)です。
当店のようなヘンテコな営業スタイルだと、最初に連絡を取るだけでも勇気が要るかもしれません。
その勇気に応えられる仕事をしようと、日々精進中です。
■当店でも販売はありますが…
当店は整備・組立専門店だと思われがちですが、そうではありません。
すでに取り扱いブランドもいろいろあり、取り扱いブランドリストも公開しています↓
↑スペース・労力の都合により、当店での取り扱いブランド全ては掲載しきれませんが。
とは言っても、組立やオーバーホールに注力しているのは事実です。
特に今は個人売買やネット通販等で自転車を購入する人も増えています。
問題は、そういう人達へのアフターケアが行き届いていないことです。
自転車は乗り物であり、自然治癒力はありません。
個人売買で手に入れた車体の整備不良。
通販ゆえに組立やアフターケア(メンテナンス)が難しい車種。
そもそもどれを買えば自分に合うのかがわからない…等々。
いろいろな問題も多く、こういう案件こそ当店の出番かと思います。
自転車業界では『他店で購入した自転車は持ち込みお断り』というショップが多いですが、当店ならそんなことはありません。
もちろん、設備や諸々の事情で承れないこともありますが、ブランドでの差別はしない主義です。
自慢の愛車として堂々とお持ち込み下さい。
できないことはちゃんと断りますし、できることはしっかりと承ります。
こんな営業スタイルなので、今回はまたひと味違うご依頼をいただきました。
■バラ完組み+αとなる『コンポ載せ替え』
当店でもご依頼の多い【CANYON】(キャニオン)。
![](https://assets.st-note.com/img/1701417249109-UZoVpSxxxH.jpg?width=1200)
今回のご依頼は、そのキャニオンのロードバイクで最上級グレードとされるフレーム&ブレーキキットに中古のパーツ移植です。
コンポ載せ替えという名のオーバーホール作業みたいになります。
さらに、このキットのブレーキ配置は右レバーでリアブレーキ、左レバーでフロントブレーキという、いわゆる『海外仕様』です。
ブレーキホースを左右入れ替えてからレバーに接続し直して『日本仕様』にしなければなりません。
中身は↓
この車種は他の車種より特殊な構造であるため、工賃も他の車種より少々高くなりがちです。
例えば【SHIMANO】12速Di2仕様で、パーツ類全てお持ち込みで中古品を含む場合の工賃目安は、だいたい5万円~です。
これが他の仕様だともっと高額になったりします。
もちろん、お持ち込み部品の状態や諸条件によって異なります。
単純な『コンポ載せ替えだけ』の工賃ではありません。
上記の作業内容の通り、実質、オーバーホール+αなのでトータルでの工賃目安となります。
後述する通り、パーツの分解・洗浄・下処理・組み直し等が発生するためです。
仮に上記の仕様で、ホイールやコンポ等、組立に必要なパーツ類一式を当店でお求め頂いた場合の工賃はだいたい2万円くらいでしょう。
当店で部品をご注文いただく等の様々な条件により、キャッシュバック等で工賃が優遇されるため安くなります。
出張料金や防犯登録料、書類取得代行費用等はまた別です。
いずれにしても車体やフレームセット、グループセットやホイール等、ご購入の前に当店へご相談いただくことを強くオススメします。
さて、お持ち込みの中古パーツならではのあるあるもご紹介しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1701417144566-KDeBmivULl.jpg?width=1200)
まずはスローパンクです。
今回の案件に限らず、たまにあります。
しばらくご自宅で保管していて、気付かないこともあるようです。
今回の案件では事前に判明していたので、ユーザーさんにはチューブ等をお求めいただいています。
![](https://assets.st-note.com/img/1701417144926-VfB5Euw1WC.jpg?width=1200)
実質、オーバーホールというのがコチラです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701417144850-ebLMuQer20.jpg?width=1200)
中古品の場合は汚れがついている場合がほとんどです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701417145347-HOTWcLcVWI.jpg?width=1200)
汚れをそのまま放置するわけにもいきません。
![](https://assets.st-note.com/img/1701417144731-WhCqVPgsnN.jpg?width=1200)
パーツに合わせて適切に掃除をしていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701417145343-gSr1rUFGAr.jpg?width=1200)
リアディレイラーならプーリーもしっかり洗浄します。
![](https://assets.st-note.com/img/1701417145296-ZhtX5F3t2r.jpg?width=1200)
汚れを落として…
![](https://assets.st-note.com/img/1701417144981-xJL5XHgGnF.jpg?width=1200)
リンクに注油!
![](https://assets.st-note.com/img/1701417145306-VcDQOu68Zx.jpg?width=1200)
余分な油は拭い取ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1701417145355-LT7BJm99vh.jpg?width=1200)
部品毎の点検も必要ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1701417145401-4erZDXPz6Q.jpg?width=1200)
リアディレイラー1つとっても、このように汚れを落とした上で長持ち処理もしています。
チェーンやスプロケットなども同じです。
■組立作業写真集
ある程度セクションごとにわけていますが、自転車は連動している箇所が多いので、セクション分けが難しいこともあります。
今回は組立て作業写真集ということで、あまり文字は入れません。
もし、自分で組みたいから質問をしたいということであれば、note上に有料回答コンテンツとして掲載していきます。
質問方法はこの記事のコメント欄でも結構ですし、この記事の最後あたりにあるメールや公式LINEでも結構です。
掲載順と実際の作業の順番が同じとは限りませんが、のんびりご覧下さい。
◆エアロードのDi2バッテリーホルダーと配線
現行の【CANYON】AEROADの場合、専用のバッテリーホルダーが付いています。
![](https://assets.st-note.com/img/1701426725061-afxaUMxihG.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426725007-vIEv34hdpd.jpg?width=1200)
これを使う場合、バッテリーを交換する度にクランクとBBを外さなければなりません。
ただし、シートポストの抜き差しでは気遣いが要らなくなります。
メリットもデメリットもあるわけです。
ちなみに、今回はXSだったのでエレクトリックワイヤーは300mmと600mmを使いました。
BB周りでルーティングを工夫しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1701426725127-8PndfiJFVE.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426725101-3XlN4kBchw.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426724954-QvieZ0E1PL.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426725018-nMB31QGwWL.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426725068-EOgRfxKi8N.jpg?width=1200)
◆シート周り
![](https://assets.st-note.com/img/1701426876520-AkQY8VlxVQ.jpg?width=1200)
専用のシートクランプには固着防止のための下処理もしてあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1701426876507-7cwY4wFbDC.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426876605-vn6al83LHw.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426877147-QzvORWwXFN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426878235-v7BfMkHCwt.jpg?width=1200)
余った専用ペーストはユーザーさんへお返しします。
◆コックピットまわり
現行のエアロードでもグレードによってコックピットの設計が異なります。
今回の車体だとおそらくこの部分は、プロ・メカニックとしての手腕が特に問われる部分かもしれません、
あまりにも特殊な設計ですが、ブレーキ設定をユーザーさんのご希望に合わせるため、一旦抜いてからまた通し直します。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701426932590-D7z1Dg76od.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426932631-JPBe2ev8oj.jpg?width=1200)
写真が暗くて見えにくいですが、ヘッドベアリングにはタップリのプレミアムグリスを充填しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1701426933446-LpcCvwJks6.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426932683-zK0vSkWqAv.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426932800-MCNfMPUkyL.jpg?width=1200)
ベアリング外部には潤滑目的ではなく、サビ防止のために粘度の高いグリスを使っています。
グリスでコーティングするイメージですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1701426933082-71gXYDdELO.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426933126-sWVSfpgJbt.jpg?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/img/1701426933402-lTGNcO8H5A.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701426933782-2Qjodro9cV.jpg?width=1200)
特に水が溜まりやすい形状なので、最初の組立でこれくらいやっておかないとサビやすくなります。
実際に購入から1年未満でサビ汁が滲んでいるエアロードを何台かみてきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1701426934192-hgkfBGtkbW.jpg?width=1200)
このシステムにしか使えない、非常にニッチな【CANYON】専用工具です。
ヘッド調整に必要不可欠であり、当店は【CANYON】車のお持ち込み修理やオーバーホール等のご依頼も多いため、常時使えるように用意しています。
ありがたいことに、ユーザーさんからのプレゼント品なんですけどね。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701426933572-HXD3RQfMLv.jpg?width=1200)
今までは見栄えを考えて掲載しませんでしたが、実際の組立作業ではフレームをしっかりと保護した状態で作業しています。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701426934192-q8hXhvWjn7.jpg?width=1200)
ハンドルの真ん中から突き出ているのはフロントライトやサイクルコンピューターのマウントです。
◆ブレーキ系
![](https://assets.st-note.com/img/1701427020818-LI7bPRNZMZ.jpg?width=1200)
今年はより良いエア抜き方法を見つけたため、このコックピットシステムでも全く問題ありません。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701427020839-gCkK0LFuce.jpg?width=1200)
ピストンの動きやブレーキパッドの動きの違和感が無いかのチェックも必要です。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701427021472-gbJmQlzBB7.jpg?width=1200)
ブレーキローターも中古のお持ち込み品なので、入念に洗浄&脱脂をしています。
◆車輪まわり
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まずはリアディレイラーハンガー(以下、RDH)を適切に組み付けます。
入荷の時点でRDHを固定するボルトがダメになっていることもあるため、油断はできません。
このRDH固定用ボルトの頭がナメられていたり、自分でナメてしまったりすると大変です。
適切に組み付けができなかったり、いざという時に外せないというアクシデントに見舞われます。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701427075923-gG6EykmIsh.jpg?width=1200)
ハブベアリング外部にもサビ防止のグリスを塗っておきました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701427077371-jQlzuEdDEP.jpg?width=1200)
写真には上手く映っていませんが、バルブとブレーキローターのロゴの位置関係もビシッと揃えます。
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当店でもオススメしている【DT SWISS】のホイール。
フリーボディー用のグリスが切れていたため、ラチェット音があまりにも大きくなりすていました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701427077928-RV6QLsIC9K.jpg?width=1200)
パーツ寿命のことも考え、適切に専用グリスを使います。
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元々はチューブレス用のリムテープが貼られていましたが、振れ取り作業をするためにはテープを剥がすしかなかったため、チューブド・クリンチャー用のテープを貼り直しています。
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タイヤのロゴとバルブの位置もビシッと合わせています。
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このフレーム&ブレーキキットでは前後ともΦ160mmローター用に、ブレーキ本体用のパーツが付いています。
しかし今回は、リアはΦ14mmなので、↑のボルトのスペーサーを抜いています。
◆駆動系
BBシェルには粘度が高いグリスを使っています。
グリス切れを起こしにくく、異音発生リスク軽減にも繋がるのでメリットが多いです。
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エレクトリックワイヤーやブレーキホースのルーティングもいい感じまとまるようにします。
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BBのロゴの位置もしっかり合わせます。
部品単体の性能には関係ありませんが、オーナー(ユーザー)さんを惚れさせるヴィジュアルも自転車の性能のひとつです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701427133243-P4UsBt2prC.jpg?width=1200)
RDHは新品だとしてもそのまま付けただけではあまり意味がありません。
振れ取り・センター出し作業を終えたリアホイールを使って、RDHの芯だし作業を行います。
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調整前に少し充電中…。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427133223-9rb4dcQ7C4.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701427133252-JjIzrKI6K3.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701427133828-mnUBMhVsiK.jpg?width=1200)
クランクセット(チェーンリング)ももちろん分解・洗浄した後、
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適切な下処理をしてからフレームへ戻します。
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![](https://assets.st-note.com/img/1701427136438-LcNlWDaGqr.jpg?width=1200)
だんだんカタチになってきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427136909-aNQL8uILcc.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1701427137614-Z4JLEJXtgz.jpg)
前後ともディレイラー調整完了ッ!
![](https://assets.st-note.com/img/1701427137795-2eJwIbopZs.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1701427137961-I85VA0dTa7.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1701427139233-xFredgHjxk.jpg)
ファームウェアのアップデートも完了ッ!
ここまで来たらまもなく完成です。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427139324-zQNcf670ih.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701427139892-dptDsZZZch.jpg?width=1200)
バーテープの化粧テープは無かったため、今回は別の余り品を使っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427140495-olc4qSF5UO.jpg?width=1200)
化粧テープがしっかりと馴染むまでは、ラップで圧をかけています。
これで化粧テープが剝がれにくくなるからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427141151-ipBEMu5mBk.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1701427141849-tCx7U9kZ6a.jpg?width=1200)
それぞれ充電が済んだら、ついに完成です。
■完成ッ!
![](https://assets.st-note.com/img/1701427362253-00KDRfbiXh.jpg?width=1200)
完成重量で約8kgとなりました。
各部も詳しく見ていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427362167-322GDJu5OB.jpg?width=1200)
コックピットまわりは【CANYON】専用品で統一されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427362200-p074XO9NsZ.jpg?width=1200)
ライトはマグネットにより簡単に装着できます。
ツメがあるので走行中に外れることも考えにくいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427362248-ZZjnSkD3Fz.jpg?width=1200)
ライトの照射角度は替えられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427362713-Za4hINlGTT.jpg?width=1200)
電源ボタンが赤く光るのは電池切れ直前のサインです。
※充電はこの後に行いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427362722-R67riLOFpv.jpg?width=1200)
右側は通常のハンドルバー・エンドプラグを使っていますが、
![](https://assets.st-note.com/img/1701427362758-oFKNBDy7nG.jpg?width=1200)
左側にはベルを付けています。
鳴らすシーンはほぼありませんが、公道を走行する場合は保安部品として装着が義務付けられています。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427362817-23iHRMlEzi.jpg?width=1200)
【CANYON】独自のこのコックピットシステムは、他のブランドのものとは互換性がありません。
しかし、構造としては面白いと思います。
極限までエアロ効果を狙っているのが伝わりってきそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701503290263-yoUAnLv1eg.jpg?width=1200)
レバーは最新のDURA-ACE(デュラエース)。
![](https://assets.st-note.com/img/1701503898918-4ylXIO8nLp.jpg?width=1200)
ブレーキ本体もDURA-ACE(BR-R9270)です。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427364614-2IB64FXIaa.jpg?width=1200)
ブレーキローターはリアがΦ140mm、フロントがΦ160mmです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427365184-PSWAHnx5W0.jpg?width=1200)
1つ下のグレード、ULTEGRA(アルテグラ)もブレーキの利きは良いですが、ブレーキタッチの感触の良さはやはりDURA-ACEに軍配が上がりそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427364817-pblGY5GHya.jpg?width=1200)
サドルレールを横から締めこむタイプです。
整備性はかなり良いと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427365308-Mvt1XbNGNH.jpg?width=1200)
リアライトは【CATEYE】(キャットアイ)のRAPIDです。
エアロシートポストにも相性が良いと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427365164-A4plTFTyjS.jpg?width=1200)
明るさもじゅうぶんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427366090-hKb5D71vl6.jpg?width=1200)
レバーはDURA-ACEですが、リアディレイラーはULTEGRAです。
ちゃんと互換性があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427366132-5BmoPs7w0p.jpg?width=1200)
↑今回のエレクトリックワイヤーのルーティングです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427366956-LG7zYJo9Hp.jpg?width=1200)
スプロケットもお預かり時点と比べるとかなりキレイになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427367432-LebUSXIcxD.jpg?width=1200)
チェーンもお持ち込みの中古品だったので、洗浄・脱脂・注油・乾燥という作業工程を経ています。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427368076-23OgKD79IU.jpg?width=1200)
フロントディレイラーやクランクセットもULTEGRAでまとまっています。
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ボトルケージ用ボルトにも下処理済みです。
今後、携帯ポンプやボンベ等を追加したい時に、容易に作業できると思います。
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ペダルもクリーニング済みです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427368490-qbdnuVtBSa.jpg?width=1200)
タイヤは【SCHWALBE】(シュワルベ)プロワンを採用しています。
フロントは700×28C、リアは25Cです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701427368656-lUWJxKOsgH.jpg?width=1200)
保安部品も含めてセンス良くまとまられた1台だと思います。
こだわりの1台をできるだけ長く快適にお乗りいただけるよう、細部や見えない部分にも気を配って作業を担当させていただきました。
安全に素敵なサイクルライフをお楽しみいただきたいものです。
もちろん当店は、アフターケアも承ります。
■『自転車の便利屋』だからこそできること
個人売買もそうですが、ネット通販で購入した場合、法律で義務づけられている自転車の防犯登録で苦労することが多いです。
当店では広島県警との連携により、『自転車防犯登録証明書』の取得代行等もしています。
組立のご依頼を承る際、ユーザーさんのリクエストに応じて防犯登録の手間をグッと削減可能です。
1人で悩み続ける必要はありません。
また、出張費は発生しますが、遠方の場合は出張引き取りから納車お届けも可能です。
しかも他店様が営業していない時間帯でも動けます。
予約制だからこそできること、『自転車の便利屋』だからこそできることは、決して少なくありません。
今までの自転車屋の在り方を否定するわけではありませんが、ユーザーさんには新たな選択肢をご提案できると確信しています。
自転車のお困り事やご希望がありましたらお気軽にご相談下さいませ。
■自転車関連のご注文・ご依頼等はメールか公式LINEでお気軽にどうぞ↓
当店は出張修理等が多いため、決まった店休日や営業時間という概念がありません。
他店様が営業していない時間帯でも予約制にてご依頼等を承ります。
また、当店にて自転車の販売(防犯登録含む)も行っておりますが、他店様にてお買い上げの自転車の組立や点検及び調整、修理やカスタマイズ、オーバーホール等のアフターケアも大歓迎です。
【トグトに注文・依頼するには?】
ご依頼・ご注文等の相談はメールか公式LINEで24時間いつでもどうぞ↓
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※どちらも運転中や作業中等ですぐに返信できない場合もありますが、お気軽にご利用下さいませ。
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