コダワリをカタチに!カスタムオーダー・ピストバイクを極上仕上げで組んでみた■2023年09月29日更新
広島県広島市にある『動く』自転車屋【サイクルサービストグト】のnoteをご覧いただきありがとうございます。
当店公式YouTubeにアップした漫才動画が、メーカー公認になってホッとしている『快適長持ち系自転車安全整備士』ノーリー(店長)です。
「貴様の店なんぞにうちの自転車を二度と卸すもんか!」
なんて言われやしないかと内心ヒヤヒヤしていました↓
動画ではふざけていますが、整備作業はマジメに行います。
この記事でも紹介していますが、同業他店様がドン引きするくらいには、愚直に丁寧な組立をしているつもりです。
さて、今回はユーザーさんのコダワリをカタチにしてみたので、当店の組立から各部のこだわりポイント等、いろいろとご紹介します。
読み応えバツグンですが、胸焼けにご注意下さいませ。
それではどうぞ!↓
■ご注文内容
◇車体
〔ブランド〕
【ROCKBIKES】(ロックバイクス)
〔車種〕
JEALOUSY(ジェラシー)
〔サイズ〕
M
〔カラー〕
ダークニッケル
〔仕様〕
ドロップ(トラックタイプ)ハンドルバー
10年くらい昔、同じ車種名でロードバイクとして50台限定で生産されていました。
前後異径の車輪を採用していて、ロードバイク界隈を驚かせたものです。
当時のキャッチコピーもなかなか攻めたものでした。
『嫉妬をするのではない。させようではないか。』
そしてこの度、ピストバイク(シングルスピードバイク)として現代に復活したという車種です。
クロモリフレームでありながら、ステムはオーバーサイズなので汎用性が高いのが喜ばれているようです。
トップチューブはよくあるホリゾンタルデザインではなく、攻撃的なパシュートデザインを採用しています。
そしてシートチューブとシートステーは交わっているように見えて、溶接どころか触れてもいません。
シートステーはトップチューブから1本のパイプを生えさせるように伸び、そこからさらに2本のパイプを溶接しているモノステー形状です。
こういう独特なヴィジュアルの自転車を颯爽と乗りこなせば、街ゆく人々からの嫉妬を背に受けるかもしれませんね。
◇ご要望
路面電車の線路が多い広島の街中ならではの道の悪さをすでに痛感なさっているそうです。
↑の動画でも説明していますが、JEALOUSYはクロモリフレームのパシュートデザインを採用しているピストバイクにしては珍しく、標準のままでも700×32Cを装着できます。
ブレーキ本体が優秀なわけですよ。
この特性を活かさないのはもったいないということで、目指したのは通勤でも快適に使えるピストバイクです。
さらに輪行もしてみたいとのことで、車輪の脱着を容易にできるようにブレーキレバーも吟味した結果、当店の常設試乗車(という名目での、私の愛車)と同じように仕上げたいとリクエストをいただきました。
その他、遊び心も入れつつ、機能的に仕上げてほしいとのことです。
■入荷した状態から組み始める…その前に!
他の多くの車種と同様、今回のJEALOUSYも『七部組み』と呼ばれる状態で、こういう箱に入った状態で入荷します。
だいたい70%くらいは組み立てられている状態です。
おそらく多くの販売店では、ここから残りの30%くらいを組み立てて終わりだと思います。
それが悪いわけではありませんが、せっかくの愛車ですから快適に長持ちする方が良くないですか?
丁寧に組み立てられた自転車は本当に後々の維持費を大きく削減できます。
というわけで、当店ではここから組み立てるわけではありません。
わざわざできるだけ分解することから始めます。
この記事のサムネ画像の通りです。
■下処理が車体の寿命にも影響する
自転車には自然治癒力が無いので、時間とともに使用環境・頻度等にもよって劣化していきます。
雑に組み立てられたままだと、本来の性能を発揮できないだけではなく、各部の劣化が早くなるばかりです。
また、修理やカスタマイズを行う時に、下処理が甘いせいで作業ができなくなったり、無駄に時間を消費したりする結果にも繋がります。
特に車体の骨格となるフレームは、新車購入時こそが下処理実施の最大のチャンスです。
原則として、当店では下処理に手間を惜しみません。
まずはBBシェルのタップがけから。
入荷時点でも当然ながらBBシェルにはネジが切ってあります。
しかも現行のJEALOUSYのBBシェルの精度はじゅうぶん高いです。
しかし、その精度を予めさらに高めておくことで、後々カスタマイズや修理をすんなりできるようになります。
そしてご要望次第で、BBシェル側面の平面度を高める『フェイシング』も行います。
BBをアップグレードする時にも僅かながらに影響を及ぼすこともあるからです。
フェイシング作業によるメリットやデメリットをユーザーさんにお伝えし、ユーザーさんとしっかり話し合った上でこの作業をするかどうか決めます。
シートチューブの内側のフチを面取りすること、そしてシートチューブ内部にバリ等があれば取り除いておくことで、シートポストにキズが入りにくくなります。
この作業も新車の時点で、もっと言えばシートポストを入れる前に済ませておくべきです。
フレームはクロモリ(鉄)素材でできているため、サビが生じるのは宿命だと言わざるを得ません。
しかし、サビの発生を遅らせることはできます。
フレームを構成する各パイプの内部に防錆剤(サビを抑止する油)を噴射し、内部に行き渡らせればOKです。
フレームを上下左右にグルングルン回して馴染ませます。
ユーザーさんのご要望次第でフレームへのコーティングも施工します。
今回採用したのは【WAKO'S】(ワコーズ)のバリアスコートです。
ガラス系コーティング剤のひとつで、水を弾いて汚れも付着しにくくなります。
せっかくの新車ですから、新車の輝きも長持ちさせたいものですよね。
フレームだけでなく、フロントフォークにもしっかり施工しています。
■ヘッドまわりの下処理と組立
ヘッドカップ(上ワンと下ワン)さえも、一旦抜いておきました。
雨に強いグリスを塗っておくためです。
改めてロゴの向きをビシッと揃えて組み直します。
フォーククラウンも装着し、割れ目をセンターに合わせています。
これも性能に関係あるわけではありませんが、できるだけ細部も美しく仕上げたいのでそうしているだけです。
ヘッドベアリングはシールタイプなので、念のため慎重にシールを剥がしてチェックしてみました。
元々悪いわけではありませんでしたが、ベストとも言い切れない感じでした。
車体をできるだけ長く快適にお使いいただけるように、ベアリングをしっかり洗浄した後に改めてグリスを注入していきます。
これでしばらくはグリス切れの心配はありません。
シールを丁寧に戻し、反対側からもグリスをたっぷり注入しています。
こちら側も丁寧にシールを戻して、ベアリングの下処理は完了です。
ベアリングの動きもチェックしています。
ヘッドパーツを組み付けたらステムも必要なので、ステムにも今のうちに下処理をしておきます。
ネジの精度をより一層高める作業です。
僅かにバリが残っていたので、フォークコラムにダメージを与えないようにヤスリで処理しています。
処理が済んだステムです。
これでカーボンコラムでも安心して組み付けられます。
JEALOUSYに採用されているエキスパンダー(プレッシャーアンカー)は、なかなか優秀なタイプのものです。
それでも、念のため固着防止の下処理をしています。
ヘッドパーツを順番に正しく組み付けていきます。
ステムを装着する前なのでエキスパンダーは一旦仮止めです。
コラムスペーサーの順番に決まりは無く、トップカバーの向きに指定もありません。
トップカバーのロゴの位置については思うところがあるので、ある程度の位置に合わせておきます。
ステムをコラムに通したらエキスパンダーを本締めし、トップキャップを装着します。
最終的にロゴの向き合わせも行うので、現時点では仮止め状態のままです。
■シートまわりの下処理と仮組み
シートポストやシートクランプも完全分解します。
全て洗浄した上で適切な下処理をしています。
シートチューブの内部にはシートポストとの固着防止のためにグリスを塗ります。
シートチューブの外側にはみ出たグリスは、シートクランプとの固着防止に使うのでノープロォブレム!
シートクランプをセットしたら、余分なグリスは拭い去ります。
シートポストは限界線が隠れる程度の高さで仮止めです。
サドルもこの時点では仮止めにしておき、車体をある程度カタチにしてから整えます。
■車輪の下処理
ホイールも下処理が大切です。
タイヤ・チューブだけではなく、リムフラップも外します。
バルブを通す穴のフチに製造段階でのバリが僅かに残っている状態だったので、ヤスリで整えます。
ニップルを通す穴も全て触って確かめ、引っかかりが強い箇所があればやることは同じです。
リムの接地面側や側面も、製造段階での打痕やバリが残っていることもあるので、見つけ次第ヤスリで整えます。
組み立て終えて何ヶ月後か何年後かに出てくることもあるバリ。
リムの『ウォール』と呼ばれる部分の内部に残っていたり、走行中に発生することがあります。
当店では初期組立の時点でホイールを激しく揺さぶり、可能な限りの異物を取り除いてから組み直します。
そこまでやっても後々発生することもあるかもしれません。
走行中に受ける路面からの振動によって、それまでは辛うじてくっついていたバリが限界を迎えてポロッと折れちゃうわけです。
そうなるとカラカラカラカラ異音が鳴ります。
走行上、大きな問題があるわけではありませんが、乗っていてストレスになることは間違いないでしょう。
リムベッドのバリを処理したら、リムテープを貼っていきます。
初期装備のリムフラップは強度がイマイチなので、テープを下に貼って置けば安心です。
通常ならこのリムテープだけでも問題はありません。
この上にリムフラップを装着することで、チューブをより一層強く守れるようになります。
リムフラップにも下処理は済ませています。
バルブホール付近の重ね合わされた部分の精度がイマイチなのと、角が立っていることで後々チューブに悪影響が出るかもしれません。
今のうちにハサミで整えておきました。
ハブにもベアリングが使われているので、念のためチェックをしておきます。
元々グリスは入っていましたが、僅かな異物を入り込んでいました。
異物を取り除いて洗浄が済んだら、グリスをタップリ注入しておきます。
丁寧にシールを戻します。
写真だけではなかなか伝わりませんが、シールのロゴの位置はバルブホールの位置の線上で合わせてみました。
結局このナットで隠れてしまうんですけどね。
ハブを仕上げたら、次はスポークの貼り具合のバランスを整え、大きな振れを取り除きます。
リムのセンター出しも同時進行です。
振れが無くなってきたらリムに加重をかけてスポークの馴染み出しをして、また振れ取り作業→馴染み出し作業→振れ取り作業→馴染み出し作業を数回繰り返します。
こうしておくことで振れにくいホイールに仕上がります。
良い状態をキープしやすくなるというのは、ユーザーさんにとっては大きなメリットです。
タイヤ・チューブを組み付けます。
バルブ位置に対してタイヤのラベルやロゴがいい位置に来るようにしておきます。
これも性能にはほとんど関係ありません。
しかし、こうしておくとヴィジュアル的に美しい仕上がりになります。
タイヤにもよりますが、製造段階で生じて側面のヒゲを1本1本手作業で抜いています。
ヒゲが残っていたとしても重大な問題は全くありません。
しかし、車輪が回転する度に側面のヒゲがフレームやフォーク、ブレーキに当たることもあります。
これが乗り手にとってはストレスでしかありません。
特にタイヤを太いものに替えているため、各部のクリアランス(隙間)が狭くなっている分、注意が必要です。
ここまでの車輪の工程は前後とも共通です。
リアハブにはコグ(リアギア)を装着するので、ネジ山に専用のケミカル類を塗布しておきます。
ネジの固着防止に【WAKO'S】(ワコーズ)スレッドコンパウンドを使いました。
最初に固着防止対策をしておないと、後々のカスタマイズ修理の時に大変なことになりかねません。
特にフリーギアは、乗り出してからは強く締まっていく一方なので、下処理は本当に大切です。
この時点ではリアはまだ仮止めですが、フロントは正確に固定します。
■駆動系の組立
できる範囲でベアリングのチェックもしています。
ややグリスが少ないようだったので、洗浄した後で【SHIMANO】(シマノ)のプレミアムグリスをしっかり注入済みです。
シールを丁寧に戻してBBの下処理はOKです。
BBシェルには特殊なグリスを使っています。
このグリスは雨に強く、耐久性も申し分ありません。
BBシェルの下処理を済ませた後なので、BBもスルスル入っていきます。
BBが済んだら、次はクランクセットです。
ペダルを取り付ける前にネジの精度上げをしておきます。
チェーンリング(フロントギア)用のナットにも錆びにくくするための下処理をしてあります。
徐々に自転車らしいカタチになってきました。
クランクフィキシングボルトをしっかり締めておきましょう。
ペダルのネジ山にも固着防止のスレッドコンパウンドを使っています。
ピストバイク(固定ギア)なのでペダル選びも重要です。
今回は【VENO】(ヴェノ)のトランスペダルをお選びいただきました。
革靴でも滑りにくい、優秀なペダルです。
ただし、ストラップへの攻撃性はありそうだったため、廃チューブを使ってストラップを守れるようにしてみました。
白い粉は後で除去するとして、なかなかいい感じに通せました。
ペダルの仕上がりはこんな感じです。
チェーンはクリップで接続するタイプです。
■ブレーキの組立
ブレーキ本体を固定します。
シューはカートリッジタイプです。
ここのネジが緩んでいることもあるので、しっかりと締め付けを確認しなければなりません。
■各部の微調整
ご注文いただいた車体の場合、このまま仕上げ…というわけにはいきません。
ユーザーさんの体格等に合わせてサドルの高さや、その他諸々を微調整していきます。
とりあえず跨げる状態にしなければなりません。
今回は【DIXNA】(ディズナ)のニーザー2ハンドルを選んでいただきました。
前傾姿勢が深くなりにくいライザーバー仕様と、手を置く位置が3箇所は確保されたドロップハンドルであり、まさにイイトコ取りです。
車輪の脱着を少しでもやりやすくするため、ブレーキレバーは【TEKTRO】(テクトロ)RL340を選んでいただきました。
リリース機能があるのに、比較的お求めになりやすい価格も魅力です。
サドルの角度や前後位置、ハンドル高等を確認したら、それに合わせて仕上げをしていきます。
■最終仕上げ
ブレーキインナーワイヤーにも長持ちさせるための下処理をしています。
ブレーキインナーワイヤーの末端処理は当店独自技術のMEF(マーブル・エンド・フィニッシュ)です。
ブレーキシューの位置決めをしてから、インナーワイヤーを固定します。
ブレーキアウターケーブルの馴染み出し作業をしたら、もう完成間近です。
今回の車体に純正で付属していたバーテープをそのまま使います。
おそらく【SIXTH COMPONENTS】(シックスコンポーネンツ)BT-01BK(バーテープ ブラック)でしょう。
通常なら純正のドロップハンドル(トラックタイプ)に巻いた状態で出荷されるのがデフォルトだと思いますが、バーテープを巻かずに別添えで出荷していただきました。
メーカーさんとしても手間が省けますし、当店としてもできるだけバラバラで入荷する方がありがたいです。
そうこうしていたら、ついに完成しました。
■コダワリの仕様をご紹介ッ!
前後のライトを点灯させるとこんな感じです。
リアリフレクターの位置は納車時に決めるので、今はとりあえず仮止め状態にしています。
こだわりのコックピットまわりです。
特徴的なハンドルバーを採用し、ヴィジュアルと実用性を両立しています。
バーテープの巻き終わりの位置も、ユーザーさんとしっかり打ち合わせをして決めました。
タイヤを700×32Cにしつつ、車輪の脱着をしやすいように、レバー側にシュー・クリアランスのリリース機能があるものを採用しています。
カラーバリエーションがいくつかあるブレーキレバーですが、この車体色や標準パーツの構成を考え、ブラック&シルバーになりました。
色のメリハリが効いていますね。
ストリート・リーガル(公道対応)仕様ということで、フロントライトは【CATEYE】(キャットアイ)VOLT 400を装着し、ベルはブレーキアウターケーブルに装着しています。
ハンドルバーのセンター付近右側にはまた別のベルを付けています。
好みで使い分けるそうです。
JEALOUSYにはボトルケージ用の台座がありあません。
【TWO FISH】(トゥーフィッシュ)のクイックケージアダプターを使いました。
似たような製品はたくさんありますが、フレームに装着した時の安定感はバツグンです。
ボトルケージは【B-FREE】(ビーフリー)のNOBI-RUを付けています。
ペットボトルもサイクルボトルも使えるだけではありません。
ナルゲンボトル(直径90mm)にも対応しています。
通勤でもお乗りになるとのことで、革靴にも優しい【VENO】(ヴェノ)トランスペダルを採用しました。
ペダルストラップはJELOUSYの標準付属品を移植していますが、劣化防止のために廃チューブで保護しています。
これで多少なりとも長持ちするでしょう。
リアリフレクターも付いているので、法的にはそれで十分です。
しかし通勤でも使い、夜遅くに自転車に乗ることを考えると、リアリフレクターだけでは少々物足りません。
せっかくリアライトも付けるなら、遊び心も取り入れたいとのことで【BIKEGUY】(バイクガイ)のCOBリアライトからスター(星型)をお選びいただきました。
【ROCKBIKES】のロゴにも『★』が入っているので、相性もバツグンですね。
ヘッドチューブには本来、ヘッドバッヂが付いた状態で入荷します。
が、こちらも当店の指定で別添えにて入荷しました。
フレーム全体にガラス系コーティングを施工するためです。
ヘッドバッヂを付けるのはいつでもできます。
せっかくなので、ヘッドバッヂはユーザーさんにお渡しし、お好きなタイミングで付けていただくか、記念にユーザーさんご自身で保管していただくつもりです。
標準装備のブレーキ本体(キャリパー)はカチっと感もあり、なかなか優れた製品です。
ブレーキインナーワイヤーの末端処理は当店の独自技術『MEF』にて仕上げています。
これなら衣類やバッグがワイヤーの先端にあたってもダメージが入らないでしょう。
また、クリテリウム(レース)参戦でブレーキ本体を外す時に、とても便利な効果を発揮します。
JEALOUSYの特徴であるシートステーです。
モノステー形状を採用し、シートチューブとシートステーはくっついていません。
モノステーのセンター部分は、防犯登録のシールを貼るのにちょうどいい大きさです。
ちなみに当店では防犯登録のシールは勝手に貼りません。
貼り付け場所にはユーザーさんのこだわりもあると思うので、納車時にその場でユーザーさん自信の手で貼っていただいています。
なお、防犯登録のシールの色はシルバーで、文字はブラックです。
■シメ
組立品質はショップ(担当者)によって大きく異なります。
当店ではこれほどの作業を行うため、組立にはほぼ丸一日かかる大仕事です。
この状態からそのままカタチにするだけ、組むだけなら一般のユーザーさんでもできるかもしれません。
しかし、車体の本来の性能をしっかりと引き出し、快適に長持ちするように組むには、技術や経験、知識も必要です。
我々メカニックという組立職人の存在意義はそこにもあります。
今ではユーザーさんが自転車販売店ではなく、メーカーサイト等から自転車を直接購入することもできるようになりました。
【ROCKBIKES】も公式サイトから車体を購入することはできます。
しかし、ここまでの組立は一般のユーザーさんにはなかなかできるものではありません。
「素人でも簡単に組めますか?」
というような質問をネット上でも見かけますが、愚問です。
その質問者の技術・経験・知識がこちらにはわかりません。
カタチにするだけなら、たぶんできると思います。
しかし、幸いなことに【ROCKBIKES】には正規販売店もあるわけですから、そこは正規販売店を有効活用してみてはいかがでしょうか?
せっかくの愛車ですから、快適に長くお付き合いできる状態に仕上げられる当店へ、お気軽にご相談下さい。
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当店は出張修理等が多いため、決まった店休日や営業時間という概念がありません。
他店様が営業していない時間帯でも予約制にてご依頼等を承ります。
また、当店にて自転車の販売(防犯登録含む)も行っておりますが、他店様にてお買い上げの自転車の組立や点検及び調整、修理やカスタマイズ、オーバーホール等のアフターケアも大歓迎です。
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