[森を歩く]日帰りリトリート(軽井沢)
11月、久しぶりの日帰りリトリート。
場所は軽井沢の中軽井沢エリア。
星のややハルニレテラスがあるいわゆる人気の観光地。
観光地なので混雑を避けるべく、平日の火曜日を選んで行いました。
今回は用意されたパッケージリトリートではなく、思い立ったその日にすぐ出来る簡単個人リトリートです。
この日のリトリートの流れは以下の通り☟
軽井沢・森を歩くリトリートコース
・テーマ:自然を感じながら森の中を地に足をつけて歩く。
・流れ:中軽井沢駅 → ランチ(地産地消、その土地のものを頂く)→散歩
(地に足をつけて次の目的地まで歩く)→ 五感アクティビティ(美しいものに触れる)→森を歩く(自然を感じながら地に足をつけて歩く)→ 温泉(心身を緩め無心になる)→リラックス時間(思うまま過ごす、ぼーっとする、溜め込んだ感情、思考を文字に書き起こす)→ 駅まで散歩(特に意識せず歩く)
・予算:約5,000円(往復交通費、昼食代、温泉代、軽食代含む)
※「地に足をつけて歩く」は普段のように何も考えずただなんとなく歩く、ではなく、足裏をしっかり地面につけて歩く行為を意識しながら歩いてみること。
リトリートコースを写真で紹介
▫️中軽井沢駅〜軽井沢高原教会
中軽井沢エリアは北側と南側に分かれますが、今回は歩きで行ける範囲ということで北側だけに集中。中軽井沢駅はとても綺麗で図書館もあります。この日は休館日でしたが、いつもは誰でも利用出来る場所。
11時と少し早めのランチに中軽井沢駅からすぐあるお蕎麦の有名店、「かぎもとや」を訪問。こちらは店内に有名人のサインがぎっしり飾られてるくらいの人気店。時間が早かったのでスムーズに入店出来ましたが12時近くになると続々とお客さんが入りあっという間に満席になっていました。
なるべく地産地消、その地のご当地を頂くのが良い。長野はやっぱりお蕎麦が美味しい。こちらのお蕎麦も美味しくて、初めはつゆにもつけず、そのままで頂き味を楽しみました。
軽井沢は町中バスが循環してますが、景色を見ながら歩くのも気持ちがいい。人もほぼ歩いてないしマイペースに進む。足裏全体を地面につけるように歩き、車生活になってから足腰の筋力が最近弱ってるな、空が真っ青で美しいな、川のせせらぎが気持ちいいBGMだな、とか普段余裕がないと感じられない事にまで思い巡らせ進みます。
目指すは軽井沢高原教会まで。普段行かない場所、心が安らぐ場所で五感を刺激したいなと教会を目的地の1つにしました。
教会は静寂な場所で心が穏やかになる。
信者じゃないけどそういうの関係なしに、やっぱり厳かで神聖な場所は万人に通じるパワーがあると思う。清々しい気持ち。
▫️軽井沢の森=ピッキオを歩く
教会訪問を後にして次は今回のテーマである「森を歩く」為、ピッキオを目指します。
川や風の音、鳥の鳴き声という自然音しか聞こえない。
時々枝が落ちる音などもして少し怖いなぁと思う時も。日差しも強く、歩くにつれてじんわり汗もかく。足腰使ってとても良い運動になるし、自分自身と向き合い対話する。
季節によって見せる雰囲気が異なる。緑鮮やかな木々やカラフルな草花に出会うのはこの時期難しい。ただ野鳥が見やすい時期はまさにこの時期から5月中頃だそう。実際何匹か野鳥を見かけました。
ハルニレテラス周辺では沢山人を見かけたのに、この森散歩の合間は本当に人に会わなかった。夏場ならもう少し人がいるのかな。平日だからかな。
穴場なのか、1人になりたい、という方には平日お勧めですよ。
ピッキオはキビタキコース、ミソサザイコースの2手に分かれる。
今回ミソサザイコースを選んで森全体を大回りして歩きました。所用時間は約1時間。手軽に気軽にどなたでも森林散歩ができ、気持ちのいいリトリートを過ごせます。
▫️トンボの湯で心身をほぐす
森林散歩を終えた後は温泉へ。
▫️ハルニレテラスで締めくくり
珈琲飲みながら今日1日の振り返り、内省、今の感情や今後の行動に向けて文字で書き出す時間。
書くことはとても大事。私はすぐに忘れてしまうから。。
メモ帳やノートはリトリート必須アイテム。
誰かと一緒にいるとこうした書く作業に中々集中出来ないから、やっぱり私はリトリートするなら1人で行うのが良いなと思う。
自分の身に起きている現状、置かれている環境をどう捉えるか。
全ては自分次第で世界が変わるという事。
思っている以上に世の中はシンプルに出来ている事。
他人は自分の写し鏡で自分だということ。
何に対しても愛を持って接すれば全て意味が生まれるという事。
…こんな様な事をこの日は考えていました。
その後再び駅まで歩き、電車で帰宅。
半日のリトリートでしたがとても満たされた時間でした。
森散歩で自然エネルギーを沢山吸収できたのも良かったけど、中軽井沢はカップルや家族連れ、新婚さんも多く、幸せで温かい陽の空気が漂っているのを感じました。そんなプラスエネルギー溢れる場所は自然とこちらも心穏やかに温かい気持ちになれる。
住んでるエリアから近くても、いつも行かない非日常空間は日帰りリトリートにお勧めです。
今年も残り後わずか。
来月もどこかで1年の締めくくりにリトリートdayを設けたいな、と思います。