包丁研ぎが大好きだ!
わたしが、今
声をあげて 届くかぎり遠くまで伝えたい事は
包丁研ぎが大好きだ!
という事です。
包丁研ぎを始めたきっかけは
引きこもりだった時期に始めた有償ボランティアにさかのぼります。
有償ボランティアの拠点で地域の困りごとや助け合い、仲間づくりをサポートしてくれるところで
ひとしごと館といいます
大阪の浪速区敷津にありましたが今はもう、閉館してしまって場所を南大阪に移して新たな事業としてスタートします。
そのひとしごと館に入ってしばらくして
包丁研ぎを覚えて地域の人の包丁を研いでみませんか? というのがはじまりでした。
大阪にあるナニワ研磨さんがやっている砥石を使った包丁研ぎワークショップというものを受けて包丁研ぎの基礎を学びました。
そのあとひとしごと館スタッフや地域の集会所の包丁を研がせてもらい練習を重ねます。
最初は人の包丁を研ぐのは不安でした。
料理する人にとって包丁って大事なものですよね
わたしも大切にしております。
その大切な包丁をお預かりして元気な状態にしてお返しする
わたしの仕事はそのようなものです
わたしのイメージを描いてもらったイラストは包丁のお医者さんでした。
とても嬉しかったです。
釣りバカだった旦那が、よく釣ってきた魚をさばくのに使ってた包丁を捨てられなくて、としばらく仕舞い込んでいた出刃庖丁を持ってきていただいたり
結婚する時にお母さんが待たせてくれた包丁をその娘さんに譲って
おばあちゃん、お母さん、わたしで、3代目なんですよと
そんな包丁をお預かりできて
すご〜いピカピカにきれいになってすっごい切れる!トマトがスッと切れるよ!
こんなお声をかけてもらえると
もうやめられませんよね
ありがとう、こんなにしてもらってとおばあちゃんに涙ぐまれた事もありました。
人に喜んでもらえてお金をいただき
それ以上の対価をもらえてしまう包丁研ぎを生業にしようと決めたのはそういうところです。
なんかすぐ切れなくなったんだけど
全然あかんよ
こんな事もありました。
それでも
なんでだろ?どうしたら上手くいく?
壁にぶつかるたびに修正して
失敗するたびに挑戦し
上手くいってはまた壁にぶつかる
包丁研ぎはなかなか奥の深い世界です
それでも不思議と辞めたいと思った事だけはありません。
そして最近、包丁研ぎが大好きだという事に気づいたのです。
生きてる間に自分の好きな事で仕事ができるとは思ってもみなかった。
包丁研ぎ詳しく知りたい方は🔽
togidarumaブログ https://togidaruma.com
包丁研ぎで圧倒的なサービスをするために丸尾山の天然砥石、青巣板という砥石を買うためにお金を貯めています応援していただけたら心強いです。