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自分で決めて、実行する~ジェンダーバイアスのない会社で働く女性たち~

広報担当の髙橋です!

トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりにDXで革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、トグルで働いている女性社員(バナー左から小林田口伊藤嘉恵佐藤丹音原田)に、トグルで働く魅力を語っていただきました!


働く環境について

――早速ですが、働いていて魅力的に感じる点は何ですか?

丹音:「フルフレックス制度」はすごく助かっていますね。入社の決め手にもなったほどです。子育てをしていると、どうしても時間の制約が多くなります。例えば、「もう少し仕事を進めたいけど、決められた時間にしか働けない」となると業務が滞ってしまうことがあります。でもフルフレックス制度なら、子供が寝た後に仕事を進めることもできますし、自分のペースで働けるのがありがたいですね。私は子供が二人いるのですが、子供が熱を出したときは在宅勤務に切り替えて、面倒を見ながら働けるのも魅力の一つですね。

――なるほど。今「在宅勤務」の話が出ましたが、どれくらいの頻度で在宅していますか?

原田:私は週1日、在宅するかしないかくらいの頻度です。ありがたいことにご来社いただいての面接が毎日行われているので、採用担当としても出社すべき日が多いのは確かです。ただ、「いつでも在宅できる」という選択肢があるのはありがたいです。

原田:例えば「体調が悪い=休まなきゃいけない」となると、逆にプレッシャーを感じてしまいそうな気がします。でも、フルフレックス制度と在宅勤務を活用すれば、「休むほどではないけど調子が良くない時も、無理のない範囲で仕事を進める」という選択ができます。これはすごく働きやすいポイントだと思います。

田口:私の場合、祖母の家の近くに住んでいるので、病院への送り迎えをすることがあります。フレックス制度があるおかげで、少し時間をずらして対応できるので、とても助かっていますね。

小林:病院って平日しかやっていないところも多いので、仕事の合間に行けるのはありがたいですね。

――あえて在宅勤務を選ぶのはどんなときですか?

田口:集中して作業を進めたいときですね。例えば、資料作成などの業務でコミュニケーションを最小限にしたいときは、在宅のほうが効率がいいです。あとは、オンラインミーティングが立て続けにある日も、わざわざ出社しなくてもいいかなと思います。

小林:家で受け取らなきゃいけない荷物があるときや、ガスの点検などの立ち会いが必要なときは、在宅を選ぶことが多いですね。

――休みは取りやすいですか?

原田:取りやすいですね!お休みをとることを躊躇したことは一度もないです。

――どのくらい前に申請することが多いですか?

小林:早くても2週間前くらいですかね。お休みをとることが分かった時点でGoogleカレンダーをブロックし、2週間前くらいになったらSlackで社内向けに告知する流れが一般的です。

丹音:休みが取りやすいのは本当にありがたいですね。特に、子どもの学校行事は平日が多いので、フレックスを活用することで有休を消化せずに対応できるのが助かります。

左から小林、原田、嘉恵

社内でのジェンダーバイアスについて

―― 女性であることを意識することはありますか?

原田:トグルでは『女性だから』という理由で何かを求められたことは、一度もありません。例えば、お茶を出すとか、気配りをすることが女性の役割とされるような風潮を感じたことはありません。社内の飲み会でも、『女性だからお酌をしてほしい』と言われることは全くないと思います。

原田:入社間もない頃は自分の中の固定観念で、つい『これは女性がやったほうがいいことかな?』と思うタイミングもあったり、重い荷物を運ぶときに、『これ、男性にお願いしてもいいのかな?』と考えてしまうことがあります。『男性だから』と頼むのは、それ自体が偏見になってしまうんじゃないかと。でも、実際には新卒の男性社員も自然と手伝ってくれるし、そもそも性別ではなくて、"できる人がやる" という合理的な考えがトグルには浸透しているんだな、と分かってきました。

小林:総務などの職種に関しても、一般的には『女性のほうが気配りができるから向いている』といったイメージがあるかもしれませんが、トグルではそういう考え方自体がなく、男女で区別されることがありません。そもそも一般職と総合職の区別がないので、キャリア形成においても性別が関係ないのが当たり前になっていますね。

―― 社内では性別を意識しない環境とのことですが、社外ではどうでしょう?

丹音:社内では本当に意識することがないのですが、社外の会食の場などでは少し違うかもしれません。プライベート、ビジネスにかかわらず会食などお酒の席では、自然と女性がお酌をする流れになることもあります。これはトグルの文化というより、日本の慣習なのかなと感じます。

小林:一方で、トグルの社内の飲み会ではそんなことは一切なく、むしろ男性社員が『いや、大丈夫です』と断ることが多いですね。新入社員が一斉にお酒を注いで回るということもなく、フラットな雰囲気です。実際に、男性社員がシャンパンを注ぐこともありますし(笑)。

原田:トグルには"適材適所"という価値観があるんだと思います。どのチーム・部署でも、仲間の適性や強みを活かす配置をしようという、建設的なディスカッションは、多々行われているのを見かけます。そういう意味では、性別ではなく『自分の強み』や『自分が役に立てる領域』を意識することは多いと思います。

平等な成長環境

――ここに集まっている方はみんな何かしらのリーダーだと思いますが、リーダーはどのように決まりますか?

嘉恵:自ら手を挙げてますね。ただ、その決め方には少しマッチョな感じを受けることがありますよね。

――マッチョ!?パワープレイということですかね??

嘉恵:そうそう!女性だからというわけではないですが、リーダーを任せるときのやり方がパワープレーになりがちなのかもしれません。スタートアップの環境では、男女問わずチャンスが平等に与えられるので、できる人にはどんどん機会が巡ってきます。その意味では、女性だからといって手加減されることは全くないですね。

――トグルに入ってから成長を実感できたエピソードはありますか?

原田:自分の成長という話からは外れるんですが、丹音さんが入社された時にのことが印象的でした。丹音さんと一緒に働くようになって、「ライフステージが変わってもバリバリやれている人がいる!」ということを目の当たりにし、ある種、自信や希望のようなものを授けていただいたように感じたんですよね。

スタートアップに入社するんだと決めた時、「茨の道に飛び込んだぞ!」という覚悟と、「結婚や出産によってライフステージが変わっても、続けていける仕事なのだろうか?」という不安が共存していたように思います。でも、丹音さんをはじめとする女性メンバーが、、みんなが楽しみながら仕事をしている姿を見て、「できるんだ」と思えたことは、私にとって大きな発見でした。

丹音:転職活動をしていたとき、他の会社と話す機会がありましたが、40歳を超えて子供が二人いるというだけで、「やれる仕事はこれくらいですかね」と先方から配慮されることがありました。会社からの期待値が低くある意味制限がある状況で仕事に前向きに取り組めるか心配になりました。しかし、トグルでは、「時間の制約はあるけれど、やれることをやっていい」と言われたことで、安心して仕事に取り組めました。

もちろん、自由度が高い分、自分でバランスを取ることの難しさもあります。仕事もプライベートも、やろうと思えばいくらでもやれてしまうので、どこで線を引くかが重要になりますね。

それでも、トグルでは男女関係なく期待値が変わらず、手を挙げればチャンスが与えられる環境がある。それが、女性にとっても働きやすい理由なのだと思います。自分と同じ等級の男性が近くにいても、「男性だから譲らなければいけない」と感じることは全くありません。むしろ、お互いに切磋琢磨できる環境が整っていることが、働く上での大きな魅力ですね。

左から田口、丹音、小林、原田

女性リーダーのあり方

――女性が活躍することによってどんなメリットがありますか?

嘉恵:「将来の女性リーダーを目指す」という表現がありますが、そもそも性別を意識する必要はないと考えています。ただ、女性ならではの視点や運用があるのも事実。それを活かすことで、より良い組織運営ができるはずです。現在、役員や執行役員の多くが男性であるならば、多様性の観点からも女性の視点が加わることは重要だと思います。社会全体を見ても、人口の半分は女性です。それを考えると、現在の状況はむしろ不自然かもしれません。女性がリーダーとして活躍することが「特別」ではなく「当然」となることが、企業や社会にとってより良い未来につながるのではないでしょうか。

丹音:
従来の「リーダー像」とされるものは、多くの場合、男性的な価値観に基づいたものが多いように感じます。しかし、リーダーのあり方は一つではありません。例えば、強く引っ張るタイプのリーダーがいる一方で、周囲と調和を取りながら組織を支えるリーダーも必要です。男性・女性という区分ではなく、多様なスタイルのリーダーがいることで、より多くの人が働きやすい環境をつくれるのではないでしょうか。適材適所で、それぞれの強みを活かせる組織が理想です。

田口:
以前勤めていた会社でも「女性活躍」が話題になり、関連研修が増えましたが、次第にその必要性自体が薄れていきました。意識しすぎることで逆に違和感が生まれることもあります。意識しすぎず、自然に男女のバランスが取れていることが理想なのかなと思いました。

丹音:
実際に、職場に女性が増えることで、組織の許容力や想像力が高まると感じています。以前は「不動産業界らしい空気」が強く、オフィスの雰囲気も今とは異なりました。しかし、女性社員が増えることで、職場の空気が変わり、より柔軟で働きやすい環境になってきたと実感しています。男性の多い業界だからこそ、社内に女性がいることで、より多様な視点を持ち、バランスの取れた対応ができるようになります。

就職活動中の学生や転職希望者へのメッセージ

――就職や転職を考えている女性に向けて、メッセージをお願いします。

原田:常に挑戦し続けたいという気持ちと、その覚悟を持っている方と一緒に働きたいです。トグルは、裁量が大きくて、自分の意思で仕事を進められる環境があります。ただ、採用を担当している目線から、ちゃんと「覚悟」も必要な環境だということを伝えておきたいです。

これは男女問わず言えることではありますが、体力や体調面などを考えたときに、一般的には男性と同じ時間・濃度で仕事するとなると、女性の方が負担を感じる場面もあるのかも・・・と思っています。それでも男性と同じキャリアや成長環境を求めるのであれば、それなりの覚悟を持っておかないと、しんどくなってしまうと思うんですよね。もちろん、本人が意欲や覚悟を持ち続ける限り、仲間が全力で個人の成長を支えてくれる環境です!

嘉恵:やはり挑戦できる環境があり、裁量が大きく、責任範囲も広い会社です。だからこそ、「やり切る」という姿勢が大切で、言い訳はできない環境でもあります。そういう意味では厳しさもあるので、里佳子さんがおっしゃったように「覚悟」は必要ですね。

また、家族のサポートや理解も重要だと思います。例えば、パートナーが「家庭のことはすべて女性がやるべき」と考えている場合は、仕事との両立が難しくなるかもしれません。家族の協力があれば、全力で仕事に打ち込める環境が整うので、そういったサポートを得られる人の方が働きやすいのではないでしょうか。

――なるほど。やはり、意思が強い女性の方が向いているということですね。

嘉恵:そうですね。実際、強い意思を持った女性が多いと感じます。そういえば、最近の面接でも「どのインタビューを読んでも、情熱的な人が多い」と言われたことがあります。やはり「やり切る力」は男女問わず必要で、女性の場合はさらに家族を巻き込んで仕事に取り組むことも求められるかもしれません。

丹音:結局のところ、「自分で決めて、それを実行できる力」が大事だと思います。仕事もそうですし、家庭のこともそう。自分で全てをマネジメントするくらいの気持ちがないと、仕事と家庭の両立は難しいのではないでしょうか。

でも、そういうことが好きな女性もいるはずです。自ら環境を切り開いていきたい人、会社から何かを与えられるのを待つのではなく、自分から価値を生み出したい人にとっては、すごく良い環境だと思います。


トグルには女性だから、男性だから、というジェンダーバイアスにとらわれず、平等な成長環境があり、ライフステージに合わせた柔軟な働き方ができる環境が揃っています!
自分で決めて、実行できる覚悟を持った方を歓迎します!!

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