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【エンジニアインタビュー 第2弾】20代エンジニアが語るーー自走×協働が後押しする若手の挑戦

採用・広報担当の原田里佳子です!
エンジニアメンバーへのインタビュー連載、2本目です。
この連載は、エンジニアメンバーの紹介にとどまらず、チームが拡大する中で起こる、日々のドラマを発信したいという想いで立ち上げました。



第2弾は、若手エンジニアの君田さん

初回はCTOの久森さんへのインタビューで、たった2人だったエンジニアが、10人を超えるチームになるまでの軌跡とこれからに迫りました。

今回は、そんなCTO久森さんが仲間になってもらうべく奮闘した末、熱い想いでトグルに入社を決めてくれたエンジニアの一人である、君田祥一(きみた しょういち)さんへのインタビューです。

トグルでは20代のエンジニアも続々と入社し、日々活躍しています!
今回は、その”活躍”の裏にあるドラマを探っていきます。

君田 祥一
ソフトウェアエンジニア

新卒で助成金のコンサルティング営業に従事した後、エンジニアに転身。
ふるさと納税ポータルサイト等のフロントエンド開発に携わる。
2023年当社参画後は、sketchの開発をフルスタックに担う。


好奇心に導かれた エンジニアへの道


——君田さんが入社して約半年。どんな半年でしたか?

半年間、やりたい仕事ができましたし、今もできています。
そういう意味で、とても充実していますね。

——”やりたい仕事”というと、君田さんが選考中から何度も、
「最初からWeb開発をゴリゴリやって、速くスキルを磨きたい!」とおっしゃっていたのが、とても印象的でした。

そうでしたよね!まさに今、WEB開発をゴリゴリできています。(笑)

——そういえば、君田さんのファーストキャリアは営業職ですよね?

はい。助成金のコンサルティング営業をしていました。中小企業様向けに、助成金のご提案をする仕事です。


——そもそも、営業職からエンジニア職にキャリアチェンジしようと思ったきっかけって、何だったんでしょうか?

きっかけで言うといくつかあるんですけど、「エンジニアをずっとやってみたかったから」というのが、一番大きい理由だと思います。

実は新卒で就活している頃から、イチからものづくりをすることへの好奇心みたいなものが漠然とあって。
エンジニア職にも興味はありましたが、僕は文系の出身でしたし、エンジニアは理系の仕事だろうから、ハードル高そうだなーと思っていたんですよね。
それで新卒では営業職を選びました。

営業先にシステム開発をしている企業もいくつかあったんですが、実際にエンジニアの人から話を聞くと、やっぱりめちゃめちゃ面白そうで。
ものづくりへの好奇心が刺激され、日ごとにそれが増していくのを感じていました。

そんな時に、ちょうどプログラミングスクールなるものが、ちょこちょこ流行り出してきて。
「これはもう、思い切って通うしかない!挑戦してみよう!」と。
1社目を退職して、プログラミングスクールで6か月受講しました。


——好奇心と行動力、君田さんの強みですね!実際にエンジニアとして学び始めてから、文系ならではのハードルって感じましたか?

いえ、ほとんど感じませんでした。
何事もやってみる前からやらない理由を探すのは、もったいないなと学びましたね。

利用技術とフルスタックへのこだわり

——少し話が戻りますが、「最初からWEB開発をゴリゴリやりたい」という強い希望は、どんな想いから?

前職からの転職を考えたきっかけにも繋がるところなんですが、とにかく広い範囲の開発に携わってみたかったんです。
それが、「WEB開発をゴリゴリ」発言に繋がってます。(笑)
分業制の縦割り組織じゃなくて、フルスタック開発ができる環境を求めていました。

フルスタックへのこだわりは、確かに「成長したかったから」というのもありますけど、どちらかというと初志貫徹ですね。
つまり、”イチからつくる”ということを自分の手でやってみたいという想いからです。
言われたものをつくるより、つくるものを考えるところからやりたかった。

「トグルではバックエンドもデータベースもインフラも、全部触ることになる。」とカジュアル面談の時に、久森さんから聞いていたので、それがかなり刺さってましたね。

——フルスタック以外で、転職する上でのこだわりはありましたか?

あとは、新しい技術に触(さわ)れるかどうかです。
TypeScriptやReactを使っている開発チームがいいなと思っていました。
客観的に自分のキャリアを考えた時に、新しい技術で開発をしてきた経験というのは、必ずプラスに働くと思いました。エンジニアの方なら、そう考える方も割と多いんじゃないかと。

CTO久森が先日登壇した、Findy Lunch LTでの資料
トグルでは、インフラからフロントまで全方位をTypeScriptで開発しています!


——君田さんが描くキャリアビジョンを教えてください。

30代前半のうちにテックリードとして、技術力をもって開発チームを率いていけるようになりたいです。
その先はまだ、あんまりイメージがわいていなくて。テックリードになれた時に、開発を続けたいと思うのか、経営やエンジニアの育成の方により興味を持っているのかによるんじゃないかなーと。


挑戦癖がつく、「よし、やろう」の文化


——触ったことのない技術や領域を触るというのを、実際に今やってみてどうですか?

学びしかないですね!
「早く習得して書けるようになりたい!」という一心で、この半年間やってきました。
技術面の学び以外にも、プロジェクトを一気通貫で動かすという経験も初めてやらせてもらっていて。コミュニケーションの取り方というか、そういう違う角度の学びも大いにあります。

——コミュニケーションの取り方というと?

フルスタックに携われるからこそなんですけど、自分が開発している内容について、他の人に的確に伝える力が必要だったりするんです。
ビジネスサイドのチームとも密に連携をとりながら、開発を進めるというのが、僕にとっては初めての経験でした。

担当しているプロダクト”sketch”でも、僕が実装している機能がお客様に与える影響を、まず事業推進している非エンジニアのメンバーに、正しく理解してもらう必要があります。

そこで例えば、口頭でのやりとりだけだと、認識齟齬が生まれてしまったり…ということも経験しました。なのでドキュメントに起こして、共通の理解を持っておく必要があるな、ということも身をもって学びましたね。

前職でフロントエンドエンジニアだった時は、やるべきことが自分のところに下りてきてからが仕事だったので、本当に全然違う環境です!


——新しいチャレンジばかりで、単純に大変じゃないですか?

大変か大変じゃないかで言うと、大変です。(笑)
でも、苦労では全くないというか。
仕事の範囲を広げるというチャレンジを選んだのは僕ですし。
それが叶って、お客様に近いところから、データベース、インフラまで開発に携われているのは、やっぱり幸せなことですね。


——成長意欲やチャレンジ精神を持ち続けられている、秘訣は何でしょうか?

これはでも、僕がどうこうというより、環境が大きいと思ってます。
トグルでは、他の人に自分の仕事の幅を決められることがないので、「やりたい!」と申し出たことは、「よし、やろう!」と言ってもらえます。
これは特に、若手の成長にとっては、結構大事な環境要因かもしれないです。「成長!」とか「挑戦!」という気概をどんなに強く持っていたとしても、それらを促すような環境でなければ、気持ちもいずれ折れてしまうと思うんですよね。


——挑戦してみた結果、他のエンジニアメンバーからは、どんなフィードバックをもらいますか?

エンジニアの先輩やPdMの舛岡さんからレビューをもらうことが多いのですが、「間違っている」という指摘をされたことがないんです。
「もっとこうしたら良くなる」という、ポジティブな伝え方をする人が多いからこそ、「積極的にフィードバックを受ける」というバリューが成り立っているんでしょうね。
心理的安全性が担保された環境だと思います。

📖toggle holdings Engineering Handbook のご紹介📖
CTO久森監修のエンジニア向けハンドブックです。トグルでの働き方・開発環境・評価制度などなど、幅広く記載しており、採用候補者の方に、トグルに興味を持っていただく”きっかけ”にもなっています。


——挑戦やアウトプットをすることに対して、恐れがなくなるということですかね?

あー!まさにそうですね!
この環境にいれば、間違いなく、挑戦癖がつくと思います!(笑)

君田さんが入社初日からPull requestを出せたことを喜ぶSlackの様子



自走×協働のハイブリッド組織


——この半年で特に達成感を感じたのは、どんな瞬間でしたか?

sketch”で大きめのリリースを完了した時ですね。
物件データの刷新だったんですが、開発はもちろん自分でやりつつ、機能リリースのスケジュールを組んだり、リリース当日の手順作成、テストやリリース作業も全て、自分でやらせてもらいました!

経験がなかったことをやりきったので、めちゃくちゃ達成感がありましたし、何より自信に繋がりましたね。

——全部自分で!!

ここからが、結構大事なポイントなんですけど(笑)、「自走」という言葉のイメージが、トグルに入って、ちょっと変わったかもしれないです。「自走」って言うと、完全に一人前のエンジニアが、誰も頼らずに一人で、ゴリゴリコード書いて、自らどんどん切り拓いて実装していくイメージだったんですけど。

トグルって、ちょっと違ってて。
”協力しながら自走できる集団”なんですよ。
トグルの自走は、自走に”協働”が加わった、ハイブリット型ですね。

フィードバックを受けられるのもそうですけど、協力・協働みたいな風潮があるから、僕もリリースを完遂できたんだと思っています。


——分かる気がします!仲間の成長や挑戦にコミットするのが好きな人、集まってますよね!

そう!皆、自分の守備範囲はあるんですけど、「それ以外は知りませーん。」という感じでは全くなくて。チームのメンバーがやっている仕事に、ちゃんと興味を持って、一緒に考えたり、分担したり、喜んだりするんですよね。

君田さんのフルスタックぶりを称賛する、ある日のSlack

一人ひとりが、自分で考えて走り切る。でもそれだけでは、視野も狭くなって、成長も頭打ちになると思うんです。
もちろん頼りすぎてしまうと自己成長が望めないので、基本的には自走スタンスなんですが、協力や相談ができる人間関係を作ることを、僕自身も大切にしています。


新たな挑戦、トグルを背負って語ります


——5月開催のTSKaigiでは、君田さんが発表者として登壇しますよね!

5/11(土)開催のTSKaigiにトグルはスポンサード、
君田さんは登壇します!

めちゃめちゃ緊張しますね。(笑)
登壇経験なんてないですし、1人で30分話すって、結構なことじゃないですか。
これもまた、大きな挑戦だと思っています。

——君田さんのプロポーザルが通った報告、社内でもかなり盛り上がりましたよね。

皆が喜んでくれたり、激励してくれたりして、素直に嬉しかったです!!
トグルが開発している”sketch”は、インフラ・フロントエンド・バックエンドまで、全てTypeScriptで完結しています。
だから、「フロントエンドもバックエンドもインフラも…全てをTypeScriptで統一したらこうなった!」というタイトルにしました。

TSKaigiは、TypeScriptをテーマとした技術カンファレンスですから、「トグルこそが、あの場で語るべきだ」という気持ちで、トグルを背負って語ってこようと思います!

——とても楽しみにしています!最後に、これからトグルの仲間になるかもしれない、若手エンジニアに向けて、一言お願いします。

トグルは、自ら考え、動くことが好きな方は刺激的な毎日を送ることができる環境です!
「いいぞ!もっとやれ!」と背中を押してくれる先輩、的確なフィードバックをもらえる成長環境、そして切磋琢磨できるチームがここにはあります。
失敗という概念はありません。挑戦を重ねるだけです。

一緒に挑戦しましょう!!


挑戦を迷っているあなたへ


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
君田さんは成長意欲があって前向きで、もちろん自慢の仲間です。
ただ、君田さんが特別なわけではありません。きっと彼の中にも葛藤した時期や、挑戦しきれなかった時期があったのだろうと、話を聞きながら感じました。
なんとなく物足りないな…とか、挑戦したい欲がわいていきたけど何から始めようかな…という方へ。
まずはカジュアル面談で、お話しませんか?

こちらから、興味のある職種を選び、「応募する」を押して記入を進めてください。
あなたの成長を後押しできるような出会いが、待っているはずです!

次回のインタビューも、乞うご期待!!

(本文および写真:採用・広報担当 原田里佳子)

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