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【イベントレポート】住友不動産ベンチャーサミット2024で栄えある優勝を獲得!-280兆円市場の変革に挑む快進撃-

こんにちは、まちづくりにDXで革新をもたらすトグルホールディングス(以下「トグル」)、HRユニットシニアディレクター・UT-LAB運営責任者のYoshieです。

今回は、トグル代表取締役の伊藤嘉盛が「住友不動産ベンチャーサミット2024」ピッチコンテストで優勝しましたので、その様子をレポートします。


日本最大級のベンチャーサミットで頂点へ

2024年10月29日、東京・新宿住友ビルにて開催された住友不動産ベンチャーサミットは、スタートアップ企業や金融機関、ベンチャーキャピタルが交流する日本最大級のベンチャー交流イベントです。

本イベントのピッチコンテストにおいて165社のスタートアップ企業の応募の中から、選ばれた16社の経営者がピッチを行い、Expansion Stage(成長期企業)においてトグル代表取締役 伊藤嘉盛が優勝しました。

住友不動産ベンチャーサミット2024ピッチ会場

"不動産投資の未来を変える"

Expansion Stageの8名の登壇者の中で、当社代表伊藤嘉盛の発表は4番目。
緊張感が漂う会場に、ピッチのスタート合図音が鳴り響くとともに、当社代表伊藤の力強い言葉が響き渡りました。

伊藤:「投資不動産市場、その規模は280兆円。日本の不動産資産の約10%を占める巨大市場です。しかし、Googleで『不動産投資』と検索すると、『やめとけ』『失敗』『リスク』―ネガティブなワードが並びます。果たして、不動産投資は本当に"怪しい"ものなのでしょうか?

プレゼンテーションの冒頭で投げかけられたこの問いは、不動産業界が長年抱えてきた本質的な課題に真っ直ぐに切り込むものでした。

テクノロジーで切り拓く新時代

伊藤:「世界的に見て透明性が11位に上昇した日本の不動産投資市場。しかし、まだまだ日本の不動産市場には不透明性が存在します。特にテール市場には透明化が進んでいない状況があり、不動産が怪しいという課題が残されているのです。
その中でも特に、土地・不動産開発の領域は最も困難な課題を抱えています。複雑な公法規制、少ないデータパラメーター、低い取引頻度―。」

「はっきり申し上げて、この領域はAIとの親和性が最悪です」と伊藤は続けます。
「実際に物件化される土地はわずか1%。残りの99%は眠ったままなのです」

伊藤:「しかし、この"最悪の相性"こそが、当社が挑戦すべき理由でした。5年に及ぶ研究開発の末に実現したのは、驚くべき技術革新でした。」

従来14日かかっていた図面生成をAI活用し60秒で実現
会場のスクリーンに映し出されたデモンストレーション。地図上の一クリックで土地の面積が瞬時に計算され、建築基準法に準拠した建物が自動で生成される―。従来14日を要した建物企画が、わずか60秒で完了する様子に、会場からは驚きの反応
SaaS展開しリリース1ヶ月で100アカウント達成

伊藤:このテクノロジーを自社で活用し、私たちは創業5期で約95億の売り上げを達成、年間の成長率は100%です。先月このサービスと不動産業界にSaaSとして展開し、リリース1ヶ月で有料課金は100アカウント達成しました。

ー不動産、建築、金融に関わる取引を1日にするー

伊藤:「今後は透明化した不動産市場に金融を繋ぎこみ、不動産クラウドファンディング、不動産ローンの領域に挑戦します。」

そして、伊藤は、「不動産、建築、金融に関わる取引を1日にする」とトグルのミッションでピッチを締め括りました。

ピッチ資料はこちら!

審査員に評価された"革新性"と問題設定の深さ

EIGHT ROADS VENTURES JAPAN のパートナー村田純一様は総評において、トグルについて「不動産の流通における根本課題に挑戦している。その問題設定の深さ、レベルの高さに驚かされました」

グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社のパートナー湯浅エムレ秀和様も「既存のプラットフォームを変革する意味で、トグルの事業ポテンシャルは計り知れない」と高く評価していただきました。

表彰式:感動的な勝利の瞬間!!

審査員の総評に引き続き、表彰式のスタート。

発表の瞬間、会場の空気が一瞬凍りつきました。
そして、「優勝は...トグルホールディングス様!」という声が響き渡った時、私たちの目には、確かな手応えとゼロイチの前夜が明けたその先の未来への希望が見えました。

代表伊藤からの優勝スピーチ

代表伊藤は優勝スピーチで、この感動を次のように語りました。

「本日は誠にありがとうございます。私たちトグルは創業当初、不動産業界での新規事業立ち上げに際して、非常に慎重に、そして多くの苦労を重ねながら歩んでまいりました。

特に、私たちが注力してきたAI技術の活用は、不動産業界に大きなパラダイムシフトをもたらすと確信しています。従来の不動産取引やデータ活用の在り方を、最新のAI技術で根本から見直し、より効率的で透明性の高い市場を作り上げることが私たちのミッションです。

今回このような評価をいただけたことは、まさにAIと不動産の融合による新たな時代の幕開けを象徴する出来事だと感じています。もはや不動産業界においても、テクノロジーを駆使したスタートアップがイノベーションを起こせる時代が到来したのです。

これを機に、事業会社様やスタートアップ企業の皆様と手を組み、AIを活用したより大きな価値を社会に提供できるよう、さらなる挑戦を続けてまいります。この受賞を、新たな飛躍のきっかけとして活かしてまいります。」

最後に

本記事では、日本最大級のベンチャーの祭典、住友不動産ベンチャーサミットでのトグルの熱いチャレンジと栄えある受賞の様子をお伝えしました。
不動産テック領域におけるイノベーションを通じて、より透明で効率的な不動産市場の実現を目指す私たちの挑戦は、まだ始まったばかりです。

今後のトグルの展開にどうぞご期待ください!


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トグルでは、この革新的な取り組みを更に加速させるため、様々な人材を募集しています。AI/機械学習エンジニア、不動産コンサルタントなど、不動産×テクノロジーの未来を共に創造していける仲間をお待ちしています。

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