
【熱波師マガジン】第1回~新卒採用のポリシー編~
採用広報担当の髙橋です!
トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりにDXで革新をもたらす企業です。
この連載は、就職活動中の学生に向けたマガジンになります!
就職活動中の学生が参考になるような質問を採用担当者責任者の早川さんにインタビューしています。
全8回を予定しているので皆さんお楽しみに!
Q1.熱波師マガジンの立ち上げの背景を教えてください
早川:このマガジンを立ち上げた背景は、採用責任者として学生と向き合う中で、トグルとはどんな会社かを、限られた時間で伝え切るのが難しいと感じたためです。どのようなことをやっており、それがいかに社会的価値が高く、競争優位性が高く、その分難易度が高いのか(すなわち、他社ではできないのか)を伝えたいのに、お互いに無限の時間があるならば話は別ですが、やはり限られた時間で全てを理解してもらうのは非常に困難です。一方で、当然学生のみなさんにとっては、できるだけ不安なことや分からないことは減らしたいわけで...。そのため、もっと多くの人に、私たちの考えや価値観を届ける方法を模索しました。そこで、情報をコンテンツ化して、何度も見返すことで理解を深められるようにするのが良いのではないかと考えました。
”熱波師”というマガジンの名称は、私が「こういうことを発信したいんだけど、どういう名称が良い?!」とHRメンバーに募集をした結果、この名称になりました。下の画像には写っていませんが、「部室」「伝道師」「育成魂」とか色々出してくれて、どの案も捨てがたくて、めちゃくちゃ迷いました。

「熱波師」という言葉を選んだ理由を教えてください。
早川:「熱波師」という言葉は、私のポリシーと非常に合致しているんです。
私は、「相手が120%のパフォーマンスを発揮できるよう、自分は150%の熱量で向き合い続ける」ということを大切にしています。だからこそ、あの灼熱の中でタオルを振り回し、利用者に熱風を送り込み体温を上げる「熱波師」という役割は、私のポリシーを物理的に体現しているなと。今回名称を決める過程を経て、今はとても親近感があります。笑
また、別の観点で最近思うことは、「テクノロジーが進化した先に、人間に残されたバリューとは何か?」ということです。私は、その1つの答えとして「言葉に“体温”をのせること」だと思っています。いずれ生成AIも、言葉に体温をのせられるようになる日が来るかもしれませんね。それはそれでとても楽しみです。笑
今赤いTシャツを着ていますが、これも「熱波師」の影響ですかね。
早川:確かにそうですね。笑 ただ、全ての面談において常にそれぐらいの熱量は注いでいます。事実、面談終わった時に背中びっしょり汗かいてることも結構ありますね...。
Q2.新卒採用に携わるようになったきっかけと、そこに対する情熱について教えてください
早川:新卒採用に携わるようになったきっかけは、入社当初からで、特に深く関わるようになったのは転職してきて2ヶ月目くらいからです。具体的には二つの理由があります。
一つ目は、トグルで自分が最速で価値発揮できる領域だったからです。本当はもっとエモーショナルで、”求職者に対して強い想いが...”といった理由だとかっこいいんですが、正直1番の理由はこれです。というのも、トグルでは不動産業界向けの事業を展開しています。社内には業界出身者も多く、深いドメイン知識も必要となります。ただ、私は不動産業界出身でもなく、不動産開発やIT企業のプロダクト開発に関する経験もありませんでした。かつ、私は今回の転職が初めてだったので、「中途入社メンバーは、即日で価値発揮できないと生き残れない」という恐怖心もあり、自分がいち早くトグルに貢献できる方法はないかを考えました。その結果、事業メンバーとしての貢献には少し時間がかかるなと感じ、一方で組織全体に対しては、私の前職時代の経験や、今回の転職エピソードも踏まえ、即日で貢献できるのではないかと思いました。
二つ目は、トグルの目指す世界観やパーパスに深く共感をしていたからです。すなわち、「トグルという会社を、いかに永く繁栄させ続けられるか?」という問いを持った時に、当然自分がCEOとして継いででも絶対に繁栄させ続けるんだという思いもありますし、もっと先を見据えると、未来のトグルを引っ張ってくれる仲間を集めたいと思いがありました。未来のトグルを引っ張るのは間違いなく新卒であり、キャリアメンバーはその橋渡しをすることが重要だと思っています。私自身もその一員として、新卒採用に携わることで未来のトグルをつくることに最もコミットできると感じました。
そのため、入社2ヶ月目のタイミングで当時の山﨑さんに「ぜひ新卒採用に携わりたい」と申し出たのが、携わるようになったきっかけです。

Q3.トグルの新卒採用における一番のこだわりは何ですか?
早川:一番のこだわりは、選考フローを通じて学生に「成長」を実感してもらうことです。私たちは、大学生の3年生や4年生がどんな時期にいるのかを考えたとき、この期間が「人生の夏休み」に似ていると感じています。つまり、一番自由な時間を持ち、様々な活動に挑戦できる貴重な時期です。大学でのアルバイトやサークル活動、友達との時間など、この時期は自分の時間をどう使うかを自由にデザインできる期間です。
その中で、就職活動に取り組むことになるわけですが、その時間をどの会社に使うかは非常に重要です。約370万社ある事業者の中で、トグルの選考に時間を割いてくれた学生には、その時間を本当に価値のあるものにしたいと考えています。「この時間をとって本当に良かった」と思ってもらえるような時間にすることが、私のポリシーです。
このポリシーは、トグルの選考に進むかどうかに関わらず、トグルと接点を持つために時間を割いてくれた全ての学生に対して、同じように向き合うことを意味していますね。
Q4.新卒採用を通じて、どのような影響を企業や社会に与えたいとお考えですか?
早川:企業に関しては、新卒採用を通じて「未来のCXO」を育成することが一番のこだわりです。新卒は、近い将来の事業責任者や執行役員、取締役になってほしいと思っています。その成長をサポートし、未来のトグルを作るために、新卒採用を行っています。
社会に対しては、新卒こそ即戦力であるというメッセージを発信したいと考えています。多くの人が、新卒はポテンシャル枠であり、即戦力にはなりにくいと考えがちですが、私は逆だと思っています。新卒は、以下の理由から即戦力であると考えています。
アンラーニング期間がない
まだ自身の「固定化されたやり方」や「慣習」がありません。そのため、会社のやり方や考え方を柔軟に受け入れ、素早く適応できます。この適応力により、短期間で業務に必要なスキルを習得し、即戦力としての活躍が期待できます。失うものがない
過去の実績や地位、プライドに縛られることが少なく、失敗を恐れずに新しい挑戦に積極的です。この挑戦する姿勢が、トグルホールディングスのような急成長企業において、革新や変化に必要なエネルギーを放ってくれると信じています。フレッシュな視点を提供できる
最新の教育や技術に触れてきているので、新しい視点やアイデアをもたらすことができます。また、組織の既存メンバーが見逃しがちな課題や改善点を発見できるため、チームの中に新たな活力を生み出す力があると思っています。柔軟性が高い
特定の分野や職種に深く染まっていないため、職種や業務内容に対する柔軟性が高いです。トグルのような多岐にわたり様々な業務を抱える企業では、一人が様々な役割を担うポテンシャルが必要であり、それを体現できます。学習意欲が高い
社会に出たばかりで学ぶことに対して非常に意欲的です。知識やスキルを吸収するスピードが速いため、短期間で成長し、成果を出すことができます。この学習意欲は、昨今の技術発達スピードについていく上では必要不可欠であり、世の中の変化に迅速に対応できる力があると言えます。会社の文化や価値観を体現しやすい
他の企業の文化や慣習に影響されていないため、トグルのパーパスやミッション、バリューをそのまま吸収し、組織の一員として自然に体現できます。これは、社内文化の醸成や浸透に寄与してくれます。

また、採用戦略に関してもこだわりがあります。それは、「プロダクトアウト」のアプローチで採用活動を行うことです。
具体的には、基本的にカジュアル面談の時などは、面談者の事前情報は一切入れずに望んでいます。学歴や学部、大学時代に頑張ってきたことなど、事前に共有されている情報はあるのですが、面談前に目を通すことは一切ないですね。理由は「情報の非対称性」によって、公平な関係でなくなるのが嫌だからです。目的はミスマッチを減らすためですね。
例えば、事前に大学時代に頑張ってきたこととして「チームスポーツを頑張ってました」というエピソードがあったとします。それを事前に読んで面談に臨んでしまうと、私は絶対に「トグルはチームワークを大切にする会社です!」って言ってしまうと思うんです。
でもそれは私にとっては営業トークであって、候補者をトグルのファンにするための知恵なんですよね。しかし候補者は、その私の言葉を信じるしかなく、「うわ、こういう会社を探してた!」と思うわけです。
それが嘘か誠かということが問題ではなく、候補者の事前情報を入れれば入れるほど、選ぶ言葉の取捨選択をしまう(必要以上によりよく”魅せよう”としてしまう)ことが、私は不誠実だと思っています。
なので、求職者がどんな人かに合わせて伝え方を変えるのではなく、トグルがどういう会社であるかをそのままダイレクトに伝えるということを意識しています。求職者に媚を売ったり、受けそうな言葉を選択するのではなく、会社のリアルな姿をそのまま表現することで、入社後に「思っていたのと違った」ということがないようにしています。このアプローチによって、求職者が自分に合った会社を選びやすくし、入社後もギャップがない状態を作り出すことがこだわりです。
ーーー次回に続く。
第1回では、マガジン立ち上げの背景や「熱波師」の精神、新卒採用にかける情熱について深掘りしました。早川さんの考えやトグルのリアルな姿を少しでも感じていただけたでしょうか?
次回、第2回では「求める人材像」をテーマにお届けします!どのような人がトグルで活躍できるのか、採用に込めたこだわりやビジョンをさらに掘り下げます。ぜひお楽しみに!
採用情報
トグルでは現在、新卒をはじめ複数のポジションでの募集をしています。カジュアル面談も受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。
採用ポジションはこちら
最後までお読みいただきありがとうございました!