東京大学2020年国語第4問 『詩を考える言葉が生まれる現場』谷川俊太郎
詩をつくる人がことばに対してもっている感性について書かれた文章を題材としている。文系のみを対象としている問題とはいえ、多くの受験生にとってなじみがあるとはいえず、文章も簡明とはいえない。
このような問題文に共通する対処法として、問題文中に出てくることばを無理に解釈しようとせず、もっぱら記号論理的にあつかい、解答を組みたてていくことが有効であるように思う。
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(一)「作品をつくっているとき、私はある程度まで私自身から自由であるような気がする」(傍線部ア)と