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東大現代文過去問2000年度~2024年度第1問・第4問

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東大現代文の2000年度から2024年度までの第1問と第4問をセットにしたものです。
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#詩

東京大学2023年国語第4問 『詩人であること』長田弘

 端的に言って、問題文は難解であり、設問は難問である。  問題文が難解だというのは、筆者…

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togenka
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東京大学2003年国語第4問 『言の葉の交通論』篠原資明

 東大国語第4問らしい文章だ。詩など、必ずしも論理性にしばられない文章でもなんなく読める…

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togenka
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東京大学2007年国語第4問 『手の変幻』清岡卓行

 レンブラントの絵をモチーフに芸術表現の深さについて述べているが、詩人らしく抒情的な文章…

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東京大学2010年国語第4問 『想像力』小野十三郎

 東大国語第4問にはときおり本問のような詩やことばに関する文章が出題されることがある。感…

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togenka
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東京大学2013年国語第1問 『ランボーの詩の翻訳について』湯浅博雄

 詩や小説の翻訳に関する論考である。受験生の多くが、入試対策において、英文和訳は少しでも…

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togenka
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東京大学2014年国語第4問 『馬の歯』蜂飼耳

 きわめて「東大国語第4問的」な第4問である。そして、すべての設問が比喩的表現の説明であ…

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togenka
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東京大学2020年国語第4問 『詩を考える言葉が生まれる現場』谷川俊太郎

 詩をつくる人がことばに対してもっている感性について書かれた文章を題材としている。文系のみを対象としている問題とはいえ、多くの受験生にとってなじみがあるとはいえず、文章も簡明とはいえない。  このような問題文に共通する対処法として、問題文中に出てくることばを無理に解釈しようとせず、もっぱら記号論理的にあつかい、解答を組みたてていくことが有効であるように思う。 問題文はこちら (一)「作品をつくっているとき、私はある程度まで私自身から自由であるような気がする」(傍線部ア)と

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