火を求めて
こんにちは、こんばんは。toga.shiです。
昨日、近くの気になっていたお店…薪ストーブの販売店!に、行ってみたんです。なぜなら、火が好きだから。
いつか、人生の中で、薪ストーブのある暮らしがしてみたい。薪集め、メンテナンスが大変なのは承知しているけれど…。薪ストーブの前で、猫と一緒に、コーヒーを飲んでくつろいでいる図が、私にとって最高潮の幸せなんじゃないか、とイメージするわけです。今の暮らしではどうあがいても無理だけど、どうしてか、なぜか分からないけど、私は薪ストーブと暮らしています…ってな暗示をかけることにしよう。
というわけで、夢への第一歩もかねて、視察、ということで。
お店に入ってみたわけです。うろうろと店内を眺めていると…店員さんが
「何かお探しでしょうか?」
どき!
「あっ、いえ、ただ、見るだけで、申し訳ないんですけど、薪ストーブが好き で…」しどろもどろ…。
「そうでしたか。どうぞ、どうぞ、あたっていってください!」
店内の奥には、薪ストーブ、オレンジの炎と、赤くなった墨が、ほわほわと燃えていました。あたたかい…。
「火が好きで、焚火が好きなんですけど、冬は寒くて焚火もできなくて…。薪ストーブを、人生のどこかで、欲しいなって思っているんですけど…」
と話すと、店員さんが
「暮らしにも、心にも余裕がないと、薪ストーブの暮らしはできないですよねー。私も自分の家では無理なので、お店で楽しむだけです。薪ストーブの前で、くつろいで、隣に猫がいてっていうのに憧れます…」
といったので、
「そう、まさにそれですよ。ロッキングチェアーに座って…」
というと店員さんが
「ブランデー片手にバスローブ着て、シャム猫かなんかがいて…あっ、石原裕次郎入りましたね」
「えっと、そのイメージはなかったんですけど…」
「すいません、昭和な人間なもので…笑」
という妄想の話で盛り上がりました。
「お客さんで、薪ストーブ使っている人からきいたんですが、猫がね、薪ストーブの前で、へそ天になって寝てるって…」
「うわぁ、猫にとっても、極上の幸せなんですね、薪ストーブって…」
いい暮らししてるじゃないか、その猫…!!私だって、自分と、猫を極上に幸せにしたい!
お店では、薪ストーブで作った焼き芋を販売していたので、それを買って帰ることにした。薪ストーブのエネルギーを全身で浴びた幸せなお芋、体内にとりこもう…。今、私にできる精一杯のこと…。
すると、「レインボーオイル」という商品が目に入った。ん?これ、私の部屋にあるぞ。以前、お知り合いの方にもらったけど、使い道がよくわからなくて、オイルだから捨て方もわからなくて、引っ越しのとき、そのまま持ってきたやつだ…。
「これって、どう使うんですか?」ときくと
「専用の容器にこのオイルをいれて、火をつけて、ガラスのカップにいれる とオイルランプになるんです」
「ガラスがデコボコしていると、暗くすると模様のように灯りが広がるんですよ」
と、カタログを見せてくれた。
わぁ、これはいい。気軽に火を近くで楽しむことができるぞ…。
「これください!」
というわけで、焼き芋と、レインボーオイルとガラス容器を獲得して帰ってきました。
夜、間接照明と、オイルランプを灯すと…とてもいい感じ。ゆらゆら揺れるリズムがたまらない。
猫が薪ストーブの前で寝ている動画を見ながら、安いワインを少々…
いいね、夢に近づいてるね。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。