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感覚を大切にして生きるフレキシタリアンにインタビュー!

プロフィール
お名前:希音ほのかさん
職業:大学4年生、ZWF代表
これから:個人でコンサルティングをする一方、会社員もする。

インスタグラム:@hono_nonbiri
        @hono_0425k


フレキシタリアンとは

図2

http://www.ethicalvegan.jp/vegetarianism/

フレキシタリアンになった背景はなんですか?

私は、自分の感性を大切にして生きていて、言葉が降りてきたり、そういう感じの人なんです!
それで、特に自分の感性がすごく冴えていた日に友達とイタリアンに行き、子羊をいただきました。食べた瞬間、この子羊がどんな状況で生きていたのか、育てられて来たのかが頭に浮かんで来た、というか体感したんです。「この子も自分と同じくらいの命があったんだな~」と体が理解した瞬間でした。

また、野菜を自分で育てているのですが、植物と動物はピュアさが違う!と感じます。
植物は「芽が出る→花を咲かせる→花粉の恵みをシェア→付けた実を新しい命にするもしくは私たち人間にシェアする→枯れていく」ということを理解しているんです。

一方、私たち人間と同様、動物も、サイクルの中に死があることを、頭では分かっていても受け入れられていないのです。すぐに死ぬなんて私たちも拒みますよね?

シェアを受け入れている植物と反対に、動物は感覚が人間寄りだから、調理したとき、動物自身の「こういう風に殺されて嫌だった」とかの念が残っているんです。

こんなふうに、自分の感覚が冴えていったり、精神を成長させる上でプラントベースになるのは必要だと思ったので、フレキシタリアンになりました。


そういう感性ってもともとあった人なんですか?
みんなもってる!
だけど、学校とか、大人の「普通」の価値観に触れていく時に感性の世界は閉じてしまうんです。
映画「天気の子」を観て、この世界はパラレルワールドだと思いました。
それはどういうことかというと、それぞれの人の意識が生きる世界を変えていくっていうこと。
この映画を見て自分の感性とか感覚大事にしよう、小さいときに持っていた世界の感覚を取り戻そうと思いました。

そういう感性のもと、食べるものも判断しているっていうことですか?

そうです。
食の本質って何だろう、って考えたとき、自分の体に意識を寄せて、体が何を食べたいかどうかだと思うんです。

私たちは動物性たんぱく質とりすぎで、それが良くないよねということで、腸さん(腸のこと「腸さん」と呼んでるんです)に聞いてみます。「今何食べたい?」「どんなものだったら受け入れる?」と聞いてみる。脳みそが欲していても腸が欲していないということもあるんです。
そうやって、自分の腸にチューニングしながら食べるようにしてます。

そして、これからはもっと食にこだわりたいと思っていて、例えば野菜なら、エネルギーの高い野菜が食べたい!
エネルギーの高い野菜っていうのは、「育てるの楽しい!」って思ってる農家さんが育てるものとか。旅してそういう農家さんを見つけて買い取りたい!


食にこだわりはじめているほのかさん、本題ですがフレキシタリアンである上で豆腐のことをどう思いますか?

めっちゃ重要です!
豆腐がお肉の代わりになるし、野菜だけで物足りない時ボリュームになる!

豆腐を自分で作ったりもします。いい大豆であればある程美味しくなるし、自分で作るのも出来立てを食べることができてすごく美味しいし、豆乳の濃度を自分好みにできます。

それに、豆って、精神を元気にする効果があると思うんです。自分の体のエネルギーやオーラが疲れていても、豆を食べれば治る。
ドラゴンボールで孫悟空が食べる仙豆とかもそうですよね(笑)。

昔の人にとっては大豆はもっと欠かせないものだったと思う。もっと活力を与える存在だったんじゃないかなあ。

大豆が育てやすいとか、環境負荷とか、そういう社会的に「いい」事例を超えてもっと人々に必要な「活力」になる大豆の世界があるんじゃないかな、と思います。

インタビューを終えて

今回、動物性タンパク質をあまりとらない人として、なぜ摂らないのか、その生き方に豆腐はどれだけ密接な関係をもっているのかということをお聞きしたくてインタビューしました。

ほのかさんはとにかく自分の感覚を大切にされている方です。結局、どんな事実よりも自分の感覚ほど自信をもって語れることってないはず、なのですが、それには自分と向き合うことが必要で、私にはできていないなあと振り返って思いました。
意識が外向きになるのはいいことだけど、その前に、自分のことをちゃんと理解しないと、必ずどこかで行き詰まる地点がある気がします。

自分の感覚と向き合って、かつその感覚を食に対しても向けることが、結果として、自然や動物へのリスペクトに繋がっていく、ということは、人間にとっても自然にとっても一番幸せなことなのではないかと思いました。

ほのかさん、ありがとうございました!!

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