毒親育ちの人が陥ってしまう可能性がある生活習慣。①傾向編
「今の苦しみはあなたのせいじゃない、あなたは悪くない」
そんな思いで過去と向きあうことを自分に許すことにしました。
親子関係に何か痛みや疑問を感じてきた人に伝えたい。
そして、過去に戻れるなら、誰よりもあの時の自分自身に言いたい。
とーふです。
毒親育ち、や、毒親、というワードが一般的になってきたのはここ6ー7年だと思います。
ただ、身体的な虐待に限った話かと誤解をされている状況は、未だにあると思います。
私自身もはっきりと自分の育った環境が毒であったとはっきりと認識できるようになるまで、時間がかかりました。
でも、いろいろな本を読み、特に保育士の資格を取得するために、様々な角度から勉強をしたことによって気づきがありました。
そして、いままで自分の中で嫌だな、変えたいなと思っている自分の生活習慣や考え方の癖についても、この育ちに由来していると認められるようになったのです。
① 自分のことをTop プライオリティーにおくのが苦手である
いつも、親が言うことに従い、親の言いそうなことを先回りして、叱られないように行動してきた子ども時代を送ったことによって、大人になっても周囲のことが最優先。自分が困ることよりも、周りが困ることを気にして、迷惑をかけないようにするためにパニックになります。友人と予定をたてると、自分の都合に合わせてもらうよりも、ひっそりと自分の先約をリスケします。
② 歯磨きや、顔を洗うなど、基本的な自分の身だしなみさえもどうでもよくなってしまう時期が定期的に訪れる。
①に起因することですが、自分を優先できないために日常的に疲れがたまり、自分の最低限の身の回りのことさえも後回しにし始めるのです。夜も、罪悪感を感じながら、歯磨きも顔を洗うこともせずにベッドで寝てしまう。
テレビもつけっぱなし、電気もつけっぱなしで、後で起きるんだ、、、と思いながら寝てしまう。そして、朝になって後悔して、また自分を責め、無限のループにはまるのです。
③ スポーツや、何かに秀でて頑張っている人をみて「きっと親にやらされているんだ、大変だったんだろうな、かわいそう」と無意識に思ってしまう
自分が何もかも「やらされていた」子ども時代を送ってしまったことによって、私は、スポーツやほかの芸事などで秀でて頑張っている人をみて、「きっと親に手厳しく練習などをやらされていたんだろうな」と思ってしまっていました。ですが、保育園で勤めたことによって、子どもはそれぞれ「とてつもないパワーでやりたいことを遂行する力があるんだ」という気づきを得ました。それは、全くもって子ども自身の内側から起因する、すさまじいエネルギーです。そのエネルギーは一見地味でも、そこにはピュアな光があるのです。やらされている子どもだけじゃないんだと学んで、とても解放感を感じたのを覚えています。また、スポーツに関しては、自分が筋トレをし始めたことによって、誰かにやらされるだけじゃ到底上達は難しいということがわかりました。
今回は3つほど挙げましたが、また次回はこの続きをあげたいと思います。
みなさんの心の平安がより深く広くなりますように。