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長年のひどい歯ぎしり、くいしばりで結局歯を抜いた話。我慢と苦痛の蓄積が原因か?

「今の苦しみはあなたのせいじゃない、あなたは悪くない」
そんな思いで過去と向きあうことを自分に許すことにしました。
親子関係に何か痛みや疑問を感じてきた人に伝えたい。
そして、過去に戻れるなら、誰よりもあの時の自分自身に言いたい。
とーふです。

ある春の日。なんだか奥歯が痛くなり、歯医者さんに行くことになりました、歯医者さんが驚きの声で、
「歯のくいしばりが相当ひどいみたいですね」
「全体的な歯の削られ具合から、長年の歯ぎしりが原因で歯の根元の炎症を引き起こしています。」
その後色々検査もしたのですが、虫歯は見当たらないので、マウスピースを使って夜の歯ぎしりを防ぎつつ、炎症が治らなかったら歯を抜くしかないかもという結果でした。

結局2ヶ月ほどマウスピースで様子をみたのですが、一番痛いところは痛みがおさまらず、結局抜歯になってしまいました。

長年、私は定期的に悪夢をみてうなされてきました。
登場人物は、母親、弟、そして私。
必ず、母親と弟がタッグを組んで、私を仲間外れにしたり、まるで子ども同士の虐めのような状況で、私が不快になる事をしたり、悲しませるのです。
そして、その夢は本当に心が痛すぎて、自分の叫び声や、涙で起きます。

あまりににも悲しいのと、そんな夢をみてしまう自分がなんとなく卑しい人間のようで恥ずかしくて、誰にも相談できずに何十年も黙っていました。

母親と一切連絡を断ち、実家にも帰らないようにしてから、この夢をみる頻度は劇的に減りました。

ただ、歯ぎしりや食いしばりをしている自覚がないか聞かれた時に、真っ先にこの夢のことを思い出しました。
そして、夢以外でも、子ども時代は無意識に歯を食いしばり、時をやりすごしていたような気がします。

あの頃マウスピースがあれば、歯を抜くまでにはならなかったな。。。
っていうか、あんなに歯を食いしばり生きていく必要は無かったなとつくづく思うのです。

少しずつチカラの抜き方が分かるようになって、そしてマウスピースの力も借りて、私の歯の食いしばりからくる全体的なぐらつきは、減少傾向に。

あなたは大丈夫ですか?
家族にまつわる、悪夢をみたりしていませんか?
子ども時代に頑張りすぎて、今も同じようについつい自分を追い込んでしまっていませんか?

もし思い当たるようでしたら、できるだけ日中に奥歯の力を抜いて、深い呼吸を意識しましょう。そして歯医者さんで、歯のすり切れやぐらつくことが無いか、聞いてみるのもいいかもしれません。

あなたは、息をしているだけで美しく尊い存在です。
今日もあなたの笑顔がたくさんみれるように祈っています。

お疲れ様です。そして、ありがとう。
未来はきっともっと楽に生きられますよ。



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