DeNA出身が語るスタートアップ企業への転職 〜チャレンジを決意した理由とは?〜
トドケール社員のホンネをさらけ出すインタビューシリーズ。
第二弾は、カスタマーサクセスとサービスオペレーションを担っている堤渉さんに、トドケールでの仕事内容やトドケールの魅力について語ってもらいました。
■自己紹介
堤渉(Tsutsumi Wataru)
1991年生まれ。熊本県出身。九州大学経済学部を卒業後、九州の税理士法人に入社。中小企業様をメインに税務顧問・税務コンサルタントとして約3年間従事。より事業に対して直接的に関わりたいという思いからDeNAに経理ポジションとして転職。2021年6月に副業としてトドケールにジョインし、2022年8月に正社員として入社。現在はカスタマーサクセスとサービスオペレーションを担当。
― 現在、トドケールで担っているミッションを教えてください
ロールとしてはカスタマーサクセスと、サービスオペレーションの2つです。前者は、カスタマーサクセスといっても領域は広く、お問い合わせから派生する見込み顧客に対するセールス対応まで行っています。後者については、弊社ではクラウドメール室というお客様のメール室業務のBPOサービスがありますが、その郵便物登録、配送、回収などのオペレーション改善などを行っています。
また、ロールとしてはこの2つですが、自分の得意領域でもある自社の財務経理やバックオフィスなんかも担当しています。
― トドケールに入るまでのキャリアについて教えてください
トドケールは3社目になります。
僕の出身は九州になるのですが、新卒で九州にある税理士法人に入社しました。そこでは約3年間、中小企業様をメインに税務コンサルティングをしていました。具体的には、お客さんのところに訪問して税務対応をしていたのですが、顧客の事業を伸ばすということができていないなと感じていました。また同時に、どうすれば自分の単価を上げられるのか?ということも考えていました。何にチャレンジできるのかを考えて、規模の大きい会社の税務支援ということと、もっと直接的に事業に関わりたいという思いから、DeNAに経理ポジションとして転職しました。
DeNAではグループ全体の税務担当を担っていました。そこで約5年間、様々な税務サポートを経験することができ、事業に対して距離も近くなったと感じましたが、数千人規模の会社でのバックオフィスだとやはり距離は感じていました。もっと自分の手で事業を成長することを実感したいと感じるようになりました。
そんな折に出会ったのがトドケールでした。
■副業から始まり、「お互いの信頼関係が構築」された状態に
― トドケールに入社した経緯を教えてください
2021年6月ごろに、知人を介して野島さん(※トドケール社長)に出会いました。そこで、先ほど話したような「もっと自分の手で事業を成長することを実感したい」といったキャリアの悩みについて相談に乗ってもらいました。まずはこのスタートアップの環境で副業からしてみたらどう?というお話を頂き、最初は副業からジョインしました。
事業内容についても、いままで自分が積んできた経理・バックオフィスに直結するサービスでしたので、自分が中に入って事業を伸ばしていったら面白いんだろうなと感じていましたね。
そこからは様々なことを体験させてもらいました。まずは自分がバリューを出せる経理業務を中心に、例えば会計ソフトの入れ替えもやりましたし、例えばプライバシーマークの取得・申請などもやりました。スタートアップならではのカオスさというか、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」を体験しましたね。
ジョインしてから約半年後に、正式に野島さんから正社員としてのお誘いを頂き、2022年2月ごろに正式にお誘いを受けました。
― 野島さんの最初の印象はどうでしたか?
柔和で話しやすく、頭の回転が早い。その印象は今も変わっていないですね。当時自分が何をしたいのかがふわっとしていたので、「スタートアップの副業で何を得たいの?」みたいなことをよく問われましたね。「報酬なの?経験なの?」と。
野島さんは会計士出身ですが、いい意味で会計士っぽくないんですよね。スタートアップの経営者だなと感じる方が多いです。前に進んでいくスピードが早いと言いますか。バックオフィス系の人って、詰め将棋のように正確に物事を進めていくことが多くて、どっちかというと自分もそっち寄りなんですが、野島さんはスピードも早いですし強い突破力を感じます。
― 入社を決意した決め手を教えてください
うーん、なかなかパッと言語化はしづらいのですが、、、
そもそも当時のスタンスとして、転職エージェントを使っての転職活動はしないと決めていました。というのも、前職のDeNAは自分には肌に合っていましたが、そうでない人もやはり周りには何人かいました。前々職の税理士法人時代の先輩にもキャリア相談にのってもらっているなかで、お互いの信頼関係が構築された状態での転職をしたいと思っていました。自分の仕事の仕方を知ってもらっていたり、相手の仕事の仕方を知っていたり。そこを知ってもらっている状態で野島さんに誘ってもらったのは大きかったです。
また、DeNAでも約5年ほど在籍しており、ある程度業務を理解したところがあったので、いつかチャレンジに踏み切ろうと思っていたところでもありました。
― とはいえ大企業からスタートアップへの転職。迷いはなかったのですか?
正直、あまり迷いはありませんでした。
なぜかと言うと、自分の経験を考えると、横滑りの転職はいつでも出来るといいますか、戻ろうと思えば戻れる状態かなと思っていました。それくらい、ある程度自分に自信はついていました。
であれば、この30歳のタイミングでチャレンジしてみたいという気持ちが勝ちましたね。
■フィードバックを受け合うカルチャーが、最高のプロダクトを生む
― トドケールに入社してみて感じた魅力を教えてください
端的に言うと、色々やらせてもらっているところです。
例えば、自分は経理出身とはいうもののファイナンスにそこまで詳しいわけではないのですが、資金調達するための計画策定やベンチャーキャピタルとのやりとりなども一部を担当させてもらっています。それ以外にも、野島さんのセールス面談に同席してカスタマーサクセスとしての勉強をさせてもらったりもしています。人数が少ないからこそ、自分のコミュニケーション次第でどこまででも出来ると感じます。会社の隙間を見つけて、主体的に埋めることができるのは魅力だと思います。
あとは、社員全員の学ぶ姿勢や、フィードバックを受け合う文化ですね。社歴の短い自分にもフィードバックを求められますし、フィードバックをもらいます。それによってプロダクトがより良くなっていきますし、人も成長していく。その文化はとても魅力ですね。
― トドケールで今後成し遂げたいことを教えてください
いまトドケールはシリーズA直前というフェーズですので、これをシリーズB、Cと着実に会社を前に進めたいです。そして、そこに至るまでにトドケールを使ってくれるお客さんを増やしていきたいです。
それを実現するためには、セールス・採用などチームを作っていく必要があるのでそこをやっていきたいです。より良いサービスを提供するためには、プロダクトの磨き込みが必要だと思うので、カスタマーサクセスとして顧客からフィードバックを集めて、より良い機能・サービスを提供していきたいです。
― まだ見ぬ仲間へメッセージをお願いします
成熟したスタートアップでは出来なくて、トドケールの規模だからこそ出来ることはなにかを考えてみたのですが、
端的に自分のアイデアが実現できることだと思います。例えば、「マーケティングの施策で動画コンテンツを試してみたい」「あの会社と共同プロモーション打ってみよう」「あの事業者に対してこういう営業をかけていったら面白いんじゃないか」など、枠をはみ出して自分のアイデアを出すことが許されて、かつ、内容が認められればそれが実現されます。また、アイデアを出した領域の経験がなくても、自分がそのプロジェクトをを任されるという裁量の大きさは大きな企業ではなかなか経験できないことだと思います。
また、これから入ってくるメンバーに対しては素直さを期待したいです。フィードバックをする・受けるのカルチャーがあるので、あまり見栄や片意地をはらずに素直にコミュニケーションを取れたらいいと思います。ありのままの姿で来てほしいです。それを受けて我々もフィードバックしあえますし、それがより良いプロダクト・サービスにつながると思っています。
ご興味あれば、まずはカジュアル面談にお気軽にご応募ください!
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