ジャングルを開拓する~スタートアップ企業のカスタマーサクセス~
■ 自己紹介
トドケール社員を紹介する入社者インタビューシリーズ。
第6弾は、トドケールのカスタマーサクセスチームの岡村将太さんに、これまでの経歴、入社の経緯やトドケールでの仕事内容について伺いました。
岡村将太(Okamura Shota)
1993年生まれ。新潟県出身。國學院大學文学部哲学科卒業。大学入学を機に上京し、卒業後に皮革のメンテナンス用品を輸入・販売する商社の営業職として就職。取引先や消費者に対して、皮革製品をメンテナンスしながら長く愛用していく方法について啓蒙活動を行いつつ、皮革製品にまつわる課題を解決するための営業活動に従事。その後、よりクライアントの声を製品に反映して自社プロダクトを成長させることができる無形商材に携わりたいと思い、転職。数社を経験して、2023年7月にトドケールに入社。現在はカスタマーサクセスチームメンバーとして、顧客のオンボーディングや運用サポートなどを担当している。愛猫の名前は天天ちゃん。
ー 現在、トドケールで担っているミッションを教えてください
現在はカスタマーサクセスとして、クライアントの導入前トライアルから、導入していただいたクライアントに対しての定期タッチを行っています。
その中でのミッションとしては大きく分けて2つあります。
まず1つ目が、クライアントが抱えている潜在的な課題解決を行うことです。そのために必要な機能部分の改善要望を開発チームに連携したり、実装後の活用方法をクライアントにインプットして自走してもらえるようにしたりして、チャーン抑止に繋げたりしています。
2つ目は、アップセル・クロスセルの提案を行い、MMRのトップラインを伸ばしていくことです。ありがたいことに、トドケールはエンタープライズ領域のクライアントが多いため、クライアントが導入している部署からさらに他部署・他拠点に使用範囲を広げてもらえるような提案を行っています。
ー トドケールに出会うまでのことを教えてください
新卒で皮革製品のメンテナンス製品の商社に入社後、物流プラットフォームを提供している企業に転職し、トドケールは3社目になります。
最初の会社を選んだ大きな理由は、自分が好きなこと、興味関心を強く持てる商品に関われるからでした。今思えば単純で自分軸な理由でしたが、営業活動の中でクライアントの店舗に実際に立たせていただく中で、自社製品を使ってクライアントやエンドユーザーの抱えている悩みを解決していくことのやりがいや面白さを実感していくことができました。
そこから、自分が触れていける課題や解決のための引き出しの種類を広げていきたいと考え、転職活動を開始しました。
また、よりクライアントに寄り添って成長させることができる無形商材に魅力を感じていたので、2社目である物流プラットフォームサービスの企業に転職を決めました。
2社目では、前職でクライアントと深い関係を築きながら営業していた経験を活かしていくため、セールスではなくカスタマーサクセスとして活動していました。そこでは主に導入直後のクライアントに対するオンボーディング業務を行っており、自社プラットフォームを活用した物流の運用構築などを担当していました。
EC全盛期ということもあり、クライアントの運営するECサイトの販売形態や方法が多種多様で、本当に多くの学びがあって楽しく、また、物流というレガシーな領域をテックで開拓していくやりがいも感じられていました。
ただ、プロダクトの性質上、アップセルやクロスセル提案ができず、自分の提案力や課題解決力がどれくらい成長しているか試してみたいとも思っており、そこで様々な情報収集を行っている中で出会ったのがトドケールでした。
ー トドケールのどんなところに興味を持ちましたか?
月並みな言い方になってしまいますが、メンバーの人柄と事業の成長性ですね。
トドケールは現在、採用の過程で全メンバーと話す機会を設けています。
僕もカジュアル面談~最終面接までで、在籍しているすべてのメンバーとお話しさせていただきましたが、空気感や話し方などに違和感を持つ方が一人もいませんでした。
「ストレスなく働けそう」というだけでなく、「しっかりと刺激を受けつつ、自分自身が成長できそうだな」と感じたことが面接時に印象に残っています。
僕は最初にカジュアル面談をしていただいたのが堤さんだったのですが、話し方の空気感や説明の組み立て方が分かりやすく、良い意味でリラックスした状態で自分の現状のモヤモヤや悩みを打ち明けることができました。
その後、一次面接でいきなり代表である野島さんが参加されたことには正直驚きましたが、聞き方が上手く話しやすい方だったため、僕も面接にありがちな変な緊張感を持たずに面接に臨むことができました。
変なやつだなと思われてたかも、とちょっと心配ですが。。。
事業の成長に関しては、面接で伺った時に衝撃というか、熱くなれた点でもあります。
お話しを伺うまではバックオフィスのDXツール、というくらいの認識しかなかったのですが、将来的には会社と会社を結ぶ物流網のプラットフォームとして発展していくという構想を伺った時に視野をぐわっと拡げられる感覚があり、トドケールという企業が取り組んでいる事業に対して、自分の認識がコペルニクス的転回を遂げました。
ー 実際に3か月働いてみて、自分が担当する業務については何を感じていますか?
正直、ジャングルだなと思っています。
プロダクトやプライシングの特徴から、トライアルしていただいたクライアントからはほぼ導入していただいているので、オンボーディングのミッションとしてはかなりイージーだと感じています。
ただ、そこから一歩踏み込んだ先のアップセルの壁が高いことや、日々寄せられる改善要望をどのようにプロダクトに落とし込んでいくか、また、多くのクライアントに自走してもらうためにどのようなサポートツールや体制を構築していくか、という部分に関してはまだまだ開拓する必要があるため、ここに注力していきカスタマーサクセスとしてのチームビルディングをしていきたいと思っています。
また、バックオフィスにもプロダクトにも知識のない、入社間もない僕に対してもフィードバックが求められるシーンもあります。
そこに対しては、今のニュートラルな状態でしか持てない視点や、顧客と同じ視点を持ってコミットできるように意識しています。
ー まだ見ぬ仲間へメッセージをお願いします。
僕の好きな言葉に、「純粋経験」という言葉があります。
主観・客観の区別や、理性を介した解釈や省察がなされる前の意識状態のことで、音楽を聴いたり、絵画や風景を見たりして最初に感じる「いいな」という状態のことを指します。
ただ単に個人が「いいな」と思っているだけでは発展がありませんが、それを組織内で言語化することで、同じ世界を見ることができ、そこに向かって一歩前進することができると考えています。
今のトドケールは、まさにこの「純粋経験」に近い感覚を持ちながら、業務推進やプロダクトの成長に携わっていける状態だと考えています。
それは、経営陣やメンバー全員が熱量を持っており、それを言語化してぶつけ合い、フィードバックを重ねながら推進していけるカルチャーがすでに根付いているからです。
課題解決を通じてクライアントに価値提供をしたい、その先のバックオフィス業務のあり方を変えていきたいという方や、この記事で少しでも面白そうと思っていただけた方は、ぜひカジュアル面談にご応募ください!
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