見出し画像

「対岸の家事」

一気読み

子供がまだ小さい時、
専業主婦だった時の
外界から切り離されたような感覚
友達もいない、居場所もない、家にいるだけ
孤独感と苛立ちと不安ばかりの毎日を思い出した

詩穂は最初こそそうであれ
人との関係を築ける人だった
専業主婦を見下す人たちに
正面から向き合っていける人

夫婦それぞれの
親それぞれの
家庭それぞれの
考え方とやり方があって
傷付いたり喜んだりしながら
毎日を過ごしている

ドラマ化と聞いて買ってきた本
私が専業主婦だった時は
「名前をなくした女神」がドラマでやっていて
うわーママ友こわ………
と思いながら入園を控えていたのを思い出した

会社員時代のことを10年かけて書いて
専業主婦だった時のことを7年かけて書けた
と朱野さんがツイートしていた

フィクションと思いつつ
グイグイ引き込まれるのは
隠れたノンフィクションの部分が
引っ張るからなのかも

いいなと思ったら応援しよう!