「パンとスープとネコ日和」
再読
シリーズと知ったので改めて読んでみようかなと思った
淡々とした生活が書かれているようで
アキコの真面目なところとか周りの人の反応とか
分かる分かる…と思える部分はたくさん
町内の人の居場所だったお母さんのお店を改装して
すっきりとしたランチのお店になって
反応が変わる町内の皆さん
居場所を奪ってしまったかもしれないと心苦しく思うアキコ
外から見ていれば、大丈夫大丈夫と思うけど
そこに住んで、そこで仕事をしていたら
嫌でも周りのことは目に入るし聞こえてくる
気にするなって方が無理だよなぁと頷ける
定休日を定めたところで
せっかく来たのにと文句を言われたりネットに書かれたり
行く側は何も見えてないなぁと感じた
いくらランチのお店(と言っても最初の頃は夕方まで開いてたかな)と言って
早くお店を閉めることができても
休みなく毎日ではキツい
アキコ目線での生活を見てて初めて気付けることは多い
ドラマから先に見ていたから
町内のおじさんたちがなんだかんだ来てくれるシーンも見ていたけど
本では思ってたより来てなくて
逆に近場で開いた食堂に通ってることが分かるシーンなんかもあって
(しかもアキコは無視される)
なんだか辛いなぁと感じた
シリーズの別の本ではまた関係も変わってるのかな
しまちゃんも素直で可愛いし
異母兄妹のいるお寺との関係も気になる
シリーズを読み進めてみようかなと思う