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『あのこは貴族』私ならこう考える

予告


Netflixで『あのこは貴族』を見ました。前から気になってた映画で、でも見れず。
■上映日:2021年02月26日
■見た日:2023年1月24日
(※約2年その世界を知らなかった)
私の見るまでの勝手なイメージは、麦ちゃん(門脇麦)と希子ちゃん(水原希子)2人が主人公で。同じぐらい出て。都会と田舎がキーワードで。貴族が出てきて。生活環境が違うお2人。苦労してる感じ。そんなイメージだったのです。ぼんやり。

映画を見たら、ちょっと違った

メインは麦ちゃんなのね。お名前は「華⼦」ちゃん。なんかお金持ちっぽい名前。日本でも昔『華族』っていう人たちいたよね。日本で特別な感じの人たち。お金持ちな文明を着こんだ人たち。
それが思ったより重たかった。どっしり、お金持ちの暮らしって大変。庶民の多くがお金持ちに憧れるけど、これを見るとお金持ちの一族になりたくないって思った。だって自由がないから、息苦しいから。
考え方が古すぎて、新しい循環で生きてる人からすると・・・くるしゅうてくるしゅうて、息をするのもしんどかった。
でもそのお金持ちと言われる貴族たちは、自分が発する言葉に違和感を持ってない。ヤバイ!!思いやりがなくて、全部自分のことだけ。
自分の家をどう守るか、結婚話も華子ちゃんの幸せより自分たちの幸せ。
おいおいおい、人の人生なんだと思ってんだよ。
華子ちゃんは大人しい子で、この家に逆らわずに静かに暮らしてる。私のように反発する子だったら、毎日ケンカか勘当すると思う。こんな家いたら頭がクレイジーになる。あまりにも保守的すぎて。

話は戻って、華子ちゃんは結婚・結婚って周りの家族と言われる貴族たちにいろいろ口うるさく言われるのです。いろんな人とお見合いっぽいのをします。癖があるお医者さん・ワイワイな庶民の人。
そこからの昭和の小説に出てきそうな男性登場!!それが高良健吾くん。(幸⼀郎)とも呼ぶ。出会った人たちに違和感だらけで、そこに現れた幸一郎。華子ちゃんからするとドラマチック。華子ちゃんの目がキラキラ。恋する乙女の表情。恋って魔法と言われますが、魔法にかかった華子ちゃん。
幸一郎は華子ちゃん家の貴族よりお金持ちでして。もっと大変だったのです。政治家もいたり、そこで分かったのは政治家の人たちって名前が分かりやすい。
「太郎」「一郎」とかそれはなんでしょう??
それは選挙で書きやすい名前だから!!なぬ・・・ある意味怖い考え方。親が生まれた前から瞬間から、その子の人生を決める恐ろしい文化・文明。
ホラー!!ここで生まれたら子供たちも自由がない。
幸一郎こと高良くんは静かな性格でもある。大事なことは言わない。周りの大人たちが言う。華子ちゃんびっくり。
幸一郎も苦しそうな感じにも見える。でも逆らえない、それが当たり前過ぎて。あらがう方が苦しくて大変だと思うから。こちらもくるしゅうね、くるしゅう。周りを固めてしまった大人たちってヤダね。古い考え。若い人たちに押し付けないでよ!でもその大きな大人たちもその文化を教えこまれて、そんなドロドロな人になったんだと思う。

貴族の人たちを見ていて思ったのが、批判・不満が多かったのです。
言葉が鋭いし。見ていて何度も言いますが、息苦しい。
まったくこの人たちは感謝の言葉を言わない、なんか爽やかな風が吹いてこない。自分勝手。困ってる人を助けたい精神が見えない。
こんなにお金を持っていたら、困ってる人たちを助けて徳を積んだ方が自分たちの幸せになることを知らない。
世界がもっと豊かになることを知らないのだ。自分だけの利益だけに集中。テイカーみたいな考え方。テイカーとは奪う人。
ギバーは与える人。もっと日本でも世界でもギバーが増えたら世界は幸せな人が増えるのに・・・はぁ。
どうしてこうも日本は世界と比べて遅れてるんだろうか・・・古い考え方が。女とか男とかじゃなくて。どう世の中がみんな生きやすくなるか考えてほしい。新しい風が吹きづらい、むしろ新しい風が吹かないように止めてるおじさん・おばさん・古い文明をしたい人。(※年齢関係なく)

話は戻って、希子ちゃんこと美紀ちゃんは田舎出身で有名な大学に合格。でもお金の問題で大学をやめることになって・・・でもそこから頑張って自由を手にして。華子ちゃんは現在悩んでいて。美紀ちゃんは前より軽やか。
華子ちゃんは自分の人生に立ち止まる。ジブリで言うと、魔女の宅急便。
キキちゃんがほうきに乗れなくなったように。今まで疑わなかったことを疑うと止まってしまう。でもそれはある意味成長。自分をもっと別のステージに引っ張ってくれる魔法。悩んでる時間は辛いけど、そこを抜けると青空が待ってる。
華子ちゃんは幸一郎と離婚。
幸一郎のお母さんは怒って、華子ちゃんのほっぺたを叩いてしまう。もう怖い、結婚ってこんな恐怖体験アンビリバボーなのか!!
私貴族に近づかない。っていうかまず、すれ違わない。出会わない、こちらの方がノーセンキュー。
庶民たちはこの映画を見たら、階級すぎて離れる。息苦しい魚になった気分。だけど華子ちゃんの前にあらわれた違う文明の美紀ちゃん。爽やかな人で、その人と出会った華子ちゃんには心に爽やかな風が入ってきたと思う。これが風なんだ、自由なんだ。自分の人生を生きていいんだって。
人との出会いってすごい。その人の価値観さえ変えてしまう、古い文明ともちょっとずつバイバイ。
華子ちゃんは車の免許を取って、友達のマネージャーをするのです。その華子ちゃんは今までにない笑顔があふれて、たぶんあの家から出て。今華子ちゃんは1人暮らしをしてると思う。
働くって、自分の力で生きるって、自由だ!!って思った。ある意味お金って選ぶ自由を手に入れることができることなのかも。

華子ちゃんと美紀ちゃんの間に、流れるやさしい時間。ピリピリしてなくて、何も気にしなくてよい時間。そんな時間を過ごせる人が1人でもいると、それだけでその人は幸福だと思う。
みんなにやさしい時間が流れますように。自分らしく生きれるように。

もし私が貴族のファミリーだったら・・・

息苦しい。空気がおいしくない。しんどい。
貴族の一族を見て思ったのが、みんなが同じ方向を向いてるわけではないこと。小学生の男の子、苦しそうに見えた。大人たちが結婚結婚とか、楽しくて笑える話が1ミリもでない環境。言葉に出さなくても耐えてる人たちもいると思う。黙ってる人は被害に遭いやすい。
女性ってしゃべるの好きだよなって思った。自分の感情をむき出しで、自分はこうしなさい。私はこう思う。キバをむきすぎて、疲れた。
反対の意見をもし言ったら対立。誰かの正義は、誰かの非常識。重苦しい空気が発生する。こういうとき、ユーモアがある人がその場にいたら空気がおいしくなるのに。そんな人世界絶賛、募集中です。

貴族はっきり言う人が多いから言いたい。
『あなたが言う当たり前な言葉は、誰かを傷つける言葉でもある。気づいて!』ps・・・繊細な人間。

貴族の当たり前は高い物

貴族って高い物好きだね。庶民からすると、ありえない値段。
アフタヌーンティー『4200円』高い!!!
こんな物買えない。高い段があって、イチゴがあって、貴族すぎる。
貴族と結婚する人って大変だと思う。価値観・値段が違いすぎる。会話も違う。上とか下とか関係なく、同じにはなれないんだろうか??

結婚の際に、貴族の長老は言った。
『あなたのことは、こっちで調べさせていただきました』
庶民からすると、怖すぎでしょう。スパイ探し。
こんなヤバイ家なのに、結婚相手は何も事前に教えてくれない。冷たい。カバーリングしてよ。
例えば「こんなことが起きるよ!」「叔父さん叔母さんはこんな人だよ」
「お母さんはこんな人」「お父さんはこんな人」
貴族は知らない人をかなり疑う。ポジティブ話より、ネガティブを探す。
こんなに自分の家を守りたいのか。自分モンスター化に気づかない人たち。

貴族が尽くす文化にな~れ

貴族の人たちってなんで、こんな口が悪いんだろう。
自分と違う文化の人が入ると、毒を吐く。寛容さがなくて、自分がえらいかのように振る舞う。どんだけ自分がえらい立場と思ってんだ。
あまりにも貴族社会がドロドロして、疲れやした私。

こんな人がいてほしい。貴族出身で。
年齢は30代で『私の幸せは1日1個の150円のイチゴ大福を食べれること!!』こんな可愛い人いないのか??
貴族にこんなピュアな人がいてほしい。
もっと貴族が立ち上がって、困ってる人を助けてあげてほしい。お金をいっぱい持ってるんだから。助けられる手がいっぱいあるのだから。自分のことばかり考えず、徳をつんでほしい。そしたらみんな笑顔が増えるのに。

麦ちゃんと希子ちゃんがアイスを食べるシーン。よかった。爽やか。
このシーン好きです!!一緒に食べれる幸せ。



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マイネームイズ:ミッケ。 今迷ってます。さまよってます。 なにか今おいしいものが食べたいです。