かぞかぞ⑦私のせい、私がパパに死んでまえ!なんて言うたから
かぞかぞ⑦は、ALL WRITEをトレンディエンジェルたかしが紹介する場面からスタートした。3年前、ルーペの屋上でハプニング的に生放送に泣きながら出演して以来、作家になった七実との共演だ。
前半は、作家として成功し東京暮らしをしている七実の日常を小気味良く、軽やかに描いている。高校時代の同級生、一軍女子のマリカちゃんも登場する。七実がサービスでチーママをするスナックと同じビルのクラブでNO.1ホステスとして働いていて、更にTVプロデューサー二階堂(古館寛治)の彼女というふざけた設定だがちょっとオモロかった(笑)。
七実はこんな事も言われる
末永「岸田家のエピソードにハマる人はみんな特別な何かを求めてるんじゃないと思うんですよ。面倒くさい家族をキッチリ笑いに昇華してくれてる頼もしさにハマるんだと思います。」作家として嬉しい言葉だと思う。
草太が働く「カフェレストランやすみDOKI」の描写も可愛らしい。店員さんの方々は、草太役でオーディションに来た面々。その特技を「当て書き」したと大久DはTweetしている。この店で草太担当の俳優:安田龍生もりゅうじ役で草太と共演している。なんかとってもいい感じだ。
⑦話に耕助/錦戸亮は登場しない。写真と回想場面のみだ。にもかかわらず、ストーリーの中でパパの存在は大きい。七実の心の大きな部分を占めているからだろう。このドラマを観ていると「人は死んだ後も生きていられる感」をより強く感じる。励まされる。
七実とひとみが、愛車VOLDOの中でかわす会話が胸を打った。
かぞかぞを観るようになり、河合優実出演作品を観たり、読んだりしている。ハマっている、というか「研究している」そんな感じだ。名画座「目黒シネマ」で河合優実特集をしていて、日曜日には「少女は卒業しない」「PLAN75」、昨日は「愛なのに」「サマーフィルムにのって」の4作品を堪能した。かなりの研究家なのだ、えへん(笑)。この感想も書いておこうと思っている。
耕助パパが最期にひとみに言い残した「七実は大丈夫や」という言葉があり、七実はたびたび「大丈夫」という言葉を思い出す。時には励まされ、時には「大丈夫やない」と涙する。何年も前にインタビュアーが河合優実に好きな言葉は?と聞き「大丈夫」と答えていた。もしかして、岸田奈美さんの原作に加え、事前に河合優実さんや出演者たちとも話をして、脚本に注入しているのかも?とも思った。
励まされる
ひとみが体調を崩し、知らせを受けた七実は大阪に飛んで帰り、母は病院に搬送され、生死の境をさまようことになる。母の難しい手術を独り深夜ロビーで待つ七実の元に、ガヤガヤと登場する3人組。TVプロデューサー二階堂(古館寛治)、ALL WRITE小野寺社長(林遣都)、編集者末永(山田真歩)が東京から駆けつけたのだ。誰一人、深刻な顔をせずごく普通の会話をするのがいい。林遣都は飲み終えたペットボトルなどを使って工作し「マラカス!アサラト!」とか音を出してふざけたり。
悲劇も誰かに笑ってもらえたら喜劇になると思っている。私の家族、いまちゃんと笑ってもらえてますか?
家族だから愛したんじゃなくて、愛したら家族だった
【出演】河合優実/岸本七実、坂井真紀/ひとみ、吉田葵/草太、錦戸亮/耕助、美保純/大川芳子、福地桃子/マルチ(天ケ瀬環)、林遣都/小野寺、山田真歩/末永、古館寛治/TVP二階堂、たかし、丸山晴生/首藤颯斗、奥野瑛太、田山由起ほか 草太担当:安田龍生
【原作】岸田奈美,【脚本】市之瀬浩子【演出】大九明子
離婚しようよ ~脱線エピソード at 緑山スタジオ
Netflix配信が始まり「錦戸亮の色気だだ洩れ」をキーワードに宣伝しているので、亮をよく見かけるようになった。ドラマは磯山が足かけ2年頑張っただけあって入魂の作品に仕上がっていて少しづつ見ようか、と思って夜10時に観始めたら止まらず…間、睡眠をはさみ翌日の午後には観終えていた。面白すぎた。後半、迷子の子犬みたいになっていったのも良かった。LINE CUBE でコンサートやった時、磯山も来ていて会ったので、あの頃はすでに進行中だった企画だけに、仕上がったのは嬉しかった。ちょうど、その時ロビーに船越英一郎から祝い花が出ていた。昨年、緑山スタジオで橋田壽賀子追悼ドラマ「ひとりぼっち」撮影中、相葉に会いに行ったらちょうど、英ちゃん(船越英一郎)もいて、10年ぶり位に会った(一緒に京都旅企画をやった時、英ちゃんの無茶ブリでバスガイドをやらされて以来)ので相葉と3人でめちゃくちゃ盛り上がった。その時『錦戸のコンサートに花出してたよね、女子が船越さんから花だ!って盛り上がってたよ』って言ったら『そりゃ嬉しい!』としばし、錦戸の話でもりあがった。退所した際、連ドラ「トレース」で共演していて、週刊誌にウソ書かれて困ったって言うので、何それ?って聞いたら「実は船越英一郎が裏で手引きしていて、退所した暁には役者として生きなおすために船越英一郎の名前をとって『錦戸亮一郎』と名乗っていいぞ』って俺が言ったって記事がでてさ」と言うので『オモシロネタ記事やないか!』って3人でめちゃくちゃバカ笑いしていたら、スタッフに「すみません、もう少しお静かに…」ってやんわり注意されたりしたのを思い出しました。錦戸のコンサート、今度は行こうよ、忙しいだろうけど、って話もしたので、秋のコンサート、行けたらいいな、って思ってます。また、話が脱線してしまった…すみません💦