「ICTの活用」セミナー受講記録⑨
今回の講義は「ICTの活用」でした。
ICTって何!?
Information and Communication Technologyの略だそうです。
ふーん・・・。
じゃ、もうちょっと詳しく。
ふーん・・・。
結局よくわからないんですが、ITを使ってコミュニケーションをするってことかな?!
今回のセミナーはこんな感じで、初めて聞くワードがたくさんありました!
1.概要
今回の講義の先生は藤本かおる先生です。
「教室へのICT活用入門」という著書を出版されています。
コロナが始まる1年前の出版で、コロナ禍では重宝された本ではないかと推察します!
コロナ禍を経て、オンラインレッスンやパソコン・タブレット・スマホなどを介した授業が当たり前になった今、ICTを授業に取り入れることは必須。
その期間現場から離れていた私にとっては、未知の世界。
今回もたくさんの学びがありました。
2.インストラクショナルデザイン(ID)
インストラクショナルデザイン=教育設計=Instructional Design
略してID
こちらに非常に詳しく書いてあります。
勉強することが多すぎて、大変です。どうしましょう。
魅力ある授業を効果的に無駄なく学び、しっかり成果を出すこと、ということでしょうか。
そのために必要なことが、ADDIEモデルやガニエの9教授事象と講義では紹介されました。
3.ADDIEモデル
ADDIEモデルは前回の講義でも触れられました
ADDIEモデルのサイクルは
①Analyze(分析)→②Design(設計)→③Develop(開発)→④Implement(実施)→⑤Evaluate(評価)ですが、評価はすべてのタイミングで行い、改善するといいとのこと。
これは実際にやってみないとわからないですね。
今、私は教材を作成しているので、ちょっと当てはめて考えてみようと思います。
4.ガニエの9教授事象
こちらも初めて聞くワードです!
ここにすべてが書いてある!
事象1 学習者の注意を獲得する
事象2 学習の目標を知らせる
事象3 前提条件を思い出させる
事象4 新しい事項を提示する
事象5 学習の指針を与える
事象6 練習の機会をつくる
事象7 フィードバックを与える
事象8 学習の成果を評価
事象9 保持と転移を高める
という9つのステップを踏んで、学習を進めていくということです。
これを日本語教育に当てはめて考え、また、ICTがどのタイミングで使えるか考えてみるといいとのことでした。
確かにツールありきになってしまうと、目的と手段が逆になってしまいそうですね。
5.日本語教育で使えるICT
具体的にたくさんのツールが出てきました。
グループワークでもほかの先生がいろいろと教えてくれました!
・Jamboard
・Padlet
・Kahoot
・Whiteboard.fi
・Air書道
などなど
そのほかはGoogleの各種アプリなど。
6.まとめ
・授業設計はIDを意識しよう
・ICTを使うにはガニエの教授事象のどこに当てはまるか考えてみよう
7.感想
私にとって初めてのICTはOHPかも?
小学校の授業で先生が機械にシートを載せてそれが大画面に映し出されるのが、面白くて好きでした。
そして、私が初めて教壇に立ったのは2007年のことでした。
大学での授業はOHPではなくて、先生はプロジェクターを使用していたので日本語学校のアナログっぷりに衝撃を受けました。
OHPでもいいからほしかったな・・・。
15年経った今は当時から信じられないほど進化していて、便利なツールが爆誕しています。
私はちょっとおばさんになってしまい、新しいものを初見で使いこなす能力がめちゃくちゃ弱まっているのですが、そうは言ってられない模様。
色々なツールを適材適所に使えるように学んでいく必要がありますね!
あとがき
今回は初めて聞くものが多く、消化しきれておらず、まとめるのが難しかったです。
肝心のICTについて、全然書けていないし・・・。
ICTについては別途まとめなおしてみたいです。