木漏れ日のように 一瞬を生きていく そんな映画だった
映画のフライヤーを集めるのが好き
3ヶ月程前 見た瞬間に心奪われるフライヤーがあった
空気が澄んでるようで暖かい空間がそこにはあった
家に帰って部屋の壁にはる
素敵、つい呟いてしまうほど魅力的だったその映画を
やっと今日観に行くことができた
こんなふうに生きていけたなら
そのキャチコピーが胸にぐっと入り込んでくる 伝わってくる内容だった
公衆トイレに行きたくなった
いけば会えるような気がする
そして話してみたい 隣で聞いて欲しい
平山さん
エンドロールが流れたあと そう呼びたくなってしまった
生きていくこと 嫌なことばかり目に映る
私がもつ人生観が いい意味で少し否定された気がした
毎日を生きていくこと それは決して悪いことではないと
毎日は繰り返されているようで 実は全く別物なんだと
そしてあなたの 私の 感じる世界はとてもとても価値のある物だと
そう思うことができた
平山さんみたいに生きていきたい
こんな大人になりたいと思えた
家に貼ってあるフライヤーも
一層価値があるものになったね
家に帰ったらきっと美しくそこにあるだろう
美しいものの一瞬を
とらえて逃したくない