弱々しい火を吹き消すかどうか
ここ2年くらいで1番良くないと感じている
精神と身体と
良い状態から1歩ずつ後退り
蝋燭の火が小さくなって弱々しく空気に揺れている
私の目の前にはどんな恐怖が存在するのか
形が見えない
ただ自分の体重が後ろへ傾いていることだけが事実
逃げられもしない
戦えもしない
まさに何もできない何もしない
腐っていくまでここにいようか
それとももういっそその火を消してしまうか
考えては馬鹿馬鹿しいと弱々揺れる
自ら選ぶことのできない終わりを生きている
生かされている
苦しいな、
こんなの人生ではない
1年後にはきっと晴れやかだろうか
きっと目の前の恐怖の先へ行っても恐怖はあり続けている
だってここは大きな大きな暗い森だから
少し木漏れ日に安心したのも束の間に
暗くて不気味な場所に1人だ
誰かと出会える日は来るだろうか
きっと暗闇中から気配がしたら怖くてたまらないけれど
交えたらきっと自分の中の木漏れ日になれるね
雨の日も夜も
好きになれるね
人生を
他力本願なのだろうか
でも願うくらい拠り所にするくらい許してほしい
だからまだ日は吹き消さずに朝を迎えたい
そう思った瞬間に窓から空気のいい風が舞い込んできたりして、