宣伝したい欲が振り切って感情のみの文フリ宣伝
お待たせしました。待っていない? そんなそんな。
だって聞いてください。
とき子ったら、また素晴らしいものを作ってしまいました…!
何をって、9月8日、文学フリマ大阪の話に決まっているではございませんか。
で、今回も作ってしまいました、こちら!!!
……本じゃないんかーーーーーい!!
待って。違うの。
本はもちろん作ってます!!しかも2冊!!
しかし、とにかく今はこれに興奮してしまっているので、もう見て欲しくて仕方がない。
まぁ、順を追って説明します。どうか最後までお付き合いくださいませ。
文フリ大阪に出展を決める前から、実は、次は2冊新刊を出すつもりでおりました。
エッセイ集と、短編小説集、出したかったんです。
実は今までのエッセイ集にも、ラストに小説を1、2篇こっそり入れ込んでおりまして、それがもう、それだけじゃ我慢がならなくなってしまってまして。
どうもこうもございません。好きなものを本にしたいという欲求が止められなかったが故の暴走です。
だってさ。いつ、本作りをやめようって思うかもしれない。作りたくても作れない日が来るかもしれない。もしかすると、もっと面白いことを見つけてしまうかもしれない。
やりたいことは、やりたいうちに、やれるうちに。
そして、背中を押してくれる人たちがいるうちに。
背中を押してくれる人たちというのが、ご存知、このお方たちです。
囲い込んでるわけじゃなく、サークル自慢がしたいわけでもなく、垣根を作るつもりもないのです。
ただ、彼女らは、もはやnoteの枠を軽々と飛び越えて、私に翼を与えてくれる存在。
地面を蹴り出した時に「私は飛べる!」と思って蹴り出すのと「飛びたい!」と思って蹴り出すのとでは、勇気の差は歴然です。
飛べる!と信じて翼を広げることの、なんと楽しいことよ!
そんなわけで、確信を持って地面を蹴り出した私。
「とき子、エッセイと小説、2冊本を作りたいのです。つきましては、全面的にご協力いただきたい!」
ふたつ返事が返ってくることを、おおよそ確信してのLINE送信。だって、私はもうすでに空を飛んでいるも同然なのです。
構想はもうできていました。
今回の表紙は極力シンプルに。
そして、そのシンプルな表紙に、帯をつける!
帯への憧れは、せやま南天さんの『クリームイエローの海と春キャベツのある家』の帯が本当に素敵だと思ったから。背中にnoterさんの一言が載っていて、なんて喜びに溢れているんだろうって思ったんですね。憧れを己の手で形にする戦法です。
そこで、エッセイの帯にはKaoRuさんのイラスト、小説の帯には橘鶫さんのイラストを載せたいこと。
帯裏に、とき子への推しメッセージを載せたいことを相談。
自らを推せ、というメッセージを送った時の、私の赤面っぷりったら。16歳の乙女ぐらい恥じらっておりましたが、多分LINEでは伝わっていないと思います。
そしたら、そこでKaoRuさんが複数点のイラストを描いてくださいました。
……え!これとこれも使っていいの…!?
となったのですが、一度生まれた欲求を止められないとき子は、さらにたたみかけます。
「どうせなら、章ごとの扉絵、全部描いてくれませんか!?」
ここからは、もうビジネスですね。
上がってきた絵があまりにも可愛すぎたため、栞も作っていいですか?という商談に入ります。いやまじで、どうするこの可愛さ。
こんなに可愛い絵を描いているのに、どういうわけかハードボイルドな小説も書けてしまうKaoRuさんの『その名はカフカ1』も委託販売させていただきます!
(↓よく見て…!!豆氏の栞もあるんですよ…!もう栞祭りになるつるるとき子書店!笑)
鶫さんには、ツーベンリッヒのカバさんの絵を使いたいことを相談してました。
しかし、元はといえば、私の小説本を出したい暴走は、一番最初に初めてかいた小説に始まっていました。
それは、鶫さんの描いたシロクマからのスタート。
文章力の未熟な私です。だけど、このスタートから、物語を作る楽しさを知りました。
いつか絶対、シロクマくんを本に載せるんだ!という夢は、カバさんの絵を頂いた時にはもうすでに形になっていたのです。
そしてつるちゃん。彼女がいなければ、私の文章、誤字脱字で溢れ返ってます。
2冊もの本の校正、しかもつるちゃん自身も新刊を作っている最中。鬼ですか?って話です。鬼ついでに、今回のエッセイ書き下ろしも依頼。
むろん、やりがいの搾取をするつもりはございません。正式に依頼はした上で
「無理だったら断ってね(圧)」というにじりより。
ちなみに、つるちゃんがいなければ、割とあっさり本作りを諦めているかもしれないなと思います。もはや、かけがえのない人なのですね。
うーん、ここは漢字がピッタリきます。掛け替えない人。
彼女がいなければ始まらなかった本作り。
これから先、どこへ向かうかはいつも分からないままに作っているけれど、今があるのは間違いなく彼女のおかげ。
今回も、一緒に本を作れたことは最大の喜びと感謝です!
そんな彼女の新刊、これは相当面白い。まだ読んでなくてもわかる!!今から楽しみ!
さて。感情が長くなってしまう。
宣伝しに来たんだった。
今回出来た本は、こちら!今日、届きました!!ほっかほか!
で、ここに帯をつけますよ!
後ろの推しメッセージは、購入して読んでください!(急に商人魂を出す)
そして栞ー!
前回、玉三郎さんのイラストで栞作りに目覚めてしまった私。
頂いたイラストをどのように栞にするか、どうすれば納得がいくのかの試行錯誤が楽しすぎまして。(本作りより温度上げるのやめて)
イラストの世界観と、私の作りたい世界観の融合…!
ちょっと私、天才かもしれない…!可愛すぎるものを作ってしまった…!(まだ言う)
楽しすぎて、本作りしてたことを忘れてました(←イマココ)
帯は、サイズの都合上、印刷屋さんにお任せしたのですが、栞に関しては、己で仕上げてます。ええ、一枚一枚印刷してカッターで切りますねん。ここが至福の時ですねん。
脳内を空っぽにして、ひたすら黙々と作業する。
前回、玉三郎さん象の栞を作ってた時、作業終了後「誰か、もっと私にカッターナイフを使わせてくれ…」ってなってました、何この欲求、怖い。
こちらの栞は、購入特典にて、1枚ずつ、ランダムにプレゼントいたします。(選べません、ご了承下さい)
エッセイはKaoRuさんイラスト、小説は鶫さんイラストの栞になります。
「は? 全部欲しいんですけど!」
という素晴らしいお方は、本をその分買ってください。…嘘です、石投げないで。
こちら8枚セットで300円にて販売します。
ただし、すべて手作業になってますので、数量限定にさせていただきます。
文フリで販売してから、在庫確認して、STORSでも販売予定とさせていただきますので、オンライン購入予定の方はもう少々お待ちください。
ええと、栞だけ購入したい方もいると思いますが、そこは、泣いちゃうから本も買って。
新刊は、各500円です。
破格です。調子に乗って帯までつけましたので。
しかし、今回印刷会社を検討し直したこと、計算した帯価格より安く仕上がったこと、すべて売れたら、ギリギリ赤字にはならないこと、大阪という地では、500円の方が売れやすいこと、やっぱりたくさん旅立っていってほしいことなどなど。
頭を悩ませた上での価格決定となりました。
内容は…栞で大方の予想をつけて下さい!(なにこの宣伝!)
小説は、ミムコさんにご了承頂いたものや、ピリカさんにご了承頂いた、伝説の企画のあれこれを入れ込んで勝手にドヤってます。
ええと。
みんな、ちゃんと宣伝してくれてるのに、私の宣伝、感情だけで内容あまり伝わってない説。
わかってます、わかった上での確信犯です。
だって、皆さんの記事読んだ方がわかりやすいんですもの。
ええ、noteの素晴らしい貼り付けシステム、今回も多用。
お隣、『かー25』ウミネコ製作委員会さんです。
私の持っていく現金は、ここで大半が使われることになります。
「ハジからハジまで全部頂戴」
人生で言ってみたいセリフベスト5に入る、セレブリティな発言する予定。
だってすごい錚々たるnoterさんが目白押し。
ウミネコさんにズラッと人が並んだら、シレッとその隙間に私の本もねじ込みたいと画策中。なんなら、同じ販売元みたいな顔をして座っていようと思ってます。
いよいよあと1週間ちょい。
今回、ここまで宣伝が遅れた中には、夏休みのすったもんだもあって、それも書きたい欲。
欲があるって楽しいですねぇ。
何はともあれ、長々と宣伝お付き合いありがとうございます!
大阪いらっしゃったら、ぜひ声をおかけください。
つるちゃんと一緒に、すごくわかりやすいTシャツを着て、お待ちしております。
栞カッター作業中、ずっと聴いておりました↓
すごい勉強になることだらけで、2時間あっという間、カッター作業も捗る。
そんないぬいさん、大阪いらっしゃる予定ですってよ!
そして、つるときも出演しているのがこちら♪
Tシャツといえば、彼もTシャツ着て駆けつけて下さるとのこと!
わて、粉もんはうどん派ですねん!笑
追記
通販の準備もようやく整いました!
大阪まで行けないわ、という方はこちらから是非どうぞ。
また、2025/01/11 東京浅草Zine festにも参加いたします!