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箇条書きで簡潔にするはずだった完結編
つるちゃんの大阪文フリ完結しました!
そうそう、そうだったとグフフ笑いながら読む。
あっという間に日々は過ぎてしまうものです。
私の方でも、あれは夢だったのではないかしら?
と思い始めているので、やっぱり書き留めておきたい気持ちになりました。
ザッっと振り返って夢じゃなかった確認です。
・妖精現る
オープン準備中、緊張で吐きそうになってたら、遠くから声が。
「……さ〜ん…!」
ん? 聞き慣れた声がすると立ち上がって振り返る。
「とき子さーーーーん!!」
ティンカーベルがピーターパン見つけたみたいにMarmaladeさんが胸に飛び込んでくる。
何このサービス!サブスクにしてほしい!ぐらい癒される。
・ひらがなサイン炸裂させる
オープン後、ウミネコさんチームが続々本を買ってくれて喜ぶ。
緊張して、ひらがな連発のサインを書く。
いぬいゆうたさん宛のみ自信満々のひらがなを繰り出す。
・ビデオレター撮影
夫がいぬいさんの三国志朗読のファンということをかねてより伝えていたら
「声でご挨拶しますよ!」と言ってくださったので、ならばとビデオレターを注文する。
「○○さーん!(夫の名)いつもありがとうございます!いぬいゆうたです!」
帰って夫に見せた。
「おおおおお!!すげー!いぬいさんも来てくれたの!?すごい人なんだよこの人!!」
過去に私が夫に伝えたはずのその凄さを自慢される。
「いつも楽しんでいます!これからも頑張って下さい、待ってます!」
とのことです!
・たくさんのnoterさんたちに会う
初めましての方々が、Tシャツを見るたび「ああ!こっちがつるさんでこっちがとき子さん!」と瞬時に把握してくださる。
・dekoさんの刺繍に震える
本物はやっぱり写真じゃ伝わりきらないことを知る。
めちゃくちゃ細かく様々な色が織り交ぜられていて、美しかったです!
それをさらに写真に撮れなかったことを悔やむ。
見せていただいたのは別の刺繍🪡
・モハメド・オリ来店する
興奮して「モハメド・オリです!」とみんなに紹介してしまったが、知らない人からしたら、なんつー名前なんだ!?ってなるやつ。
大量のシフォンケーキの差し入れをしてくれて、めちゃくちゃ美味しかった!ありがとう!
・紫乃さんにすまスパインタビューを受ける
放送を聞いたら、自分が思っている以上にテンションの高い状態だということを知る。
めっちゃ喋っとる。
落ち着け。座って売ってもいいんだよ…と今自分に伝えたい。
・閉店間際、見本の本を回収し忘れる
つるちゃんが、思った以上にダメージを受けていて、ごめんちょっと笑ってしまう。
「ぼんラジさんにも聞いてこよっ!」とプンスカしながらぼんラジさんのとこへ行き、
「注意事項に4時半までに回収って書いてあったんですって!!」
と、結局私たちの凡ミスであることを知って、プンスカしていたことを恥じつつ、それでもまだプンスカしている様子がめちゃくちゃ可愛かったんだけど、それもサブスクにして?
・noterさんとてっぺんを目指す
てっぺんとは、いわゆる午前0時のことだけれど、まさかそんなことは叶わない。
各々が大人の秩序を守り、明日のためにと帰りましたが、いつかみんなとてっぺん目指して喋りまくったら、本当に楽しいだろうなぁと心から思う。
・つるちゃんとは、てっぺんどころか水平
帰っても、全く興奮がおさまらないつるちゃんと私は、風呂を済ませたあと、なんと3時まで盛り上がる。
さらに夜中にも関わらず、売り上げの計算もする。
絵面は完全に「お代官様、こちらを」「フォフォフォお主も悪よのう…」
夜中にお金を触ると、綺麗なお金なのに悪事っぽくなるのなぜ。
・京都の本屋さん ともひさしさんへ
つるちゃんが本を置かせてもらっているという本屋さんへ向かう。
「とき子さんも3冊ずつ持ってってくださいね」と言われて、いや…!それは…恐れ多すぎる…!!!とひとしきり騒ぐ。
さらに、到着後、ともひさしさんの本への愛情、選び抜いている本の話を聞かせていただき、「この建物が作家さんを呼んでくれるんですよ」の段で酸欠の魚みたいになる。
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物語に出てきそう
私にとっては、本屋に本をおいていただけるというのは、ありがたいを通り越して、もはや身の丈にあってないという畏れの方があまりにも強くなってしまったのだ。
しかし、ともひさしさんはというと「大丈夫、私はつるさんを信頼しているの」とにこやかに笑ってくれた。
つ、つるちゃんの信頼を損ねたらー!?となりつつ、持っていった本と、ポストカードと栞を手渡す。
なぜ、このポストカードと栞をつけるか説明しながら、感極まって泣きそうになる。
こんなにも胸がいっぱいなのに、撮ってもらった写真はめちゃくちゃはしゃぎ倒していた。
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ちなみに店内は、ジャンルの違う本がところ狭しと置かれているのに、不思議な統一感があります。畳も壁も、まるで本屋になることを待っていたみたいな佇まい。
このお店が出来るまでのたくさんのお話を聞かせていただきました。
ともひさし店主高橋さん、本当にありがとうございました!
・虹の出現
帰りの電車で、まだ胸がいっぱい。いやむしろ不安でいっぱいだった私。
つるちゃんといたからこその幸運に、私は見合わないのではないかしら。
つるちゃんの信頼を私はちゃんと守れるのかしら。
そんなことを思っていたら、電車の窓の外にうっすら虹が出ていた。
窓の反射かな?と目を凝らす。やっぱり虹だ!
「つるちゃ…!」ふと見ると、つるちゃんはこっくりこっくりしていた。
無理もない、何せ前日3時まで起きていたのだ。
電車を降りて、まだ虹が出てたら伝えよう。
そうして最寄りの駅で空を見上げたら、残っていた。
「つるちゃん、みて、虹だよ…」
電車を降りて早々、虹を指差すゾウと、それを見上げて「わぁ」と目を輝かせるツル。
これは確実に絵本になる仕上がりではないかと、浮かれたTシャツの私は思う。
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帰り道からも、弧を描く虹に会えた🌈
・5回目ぐらいのゴーヤチャンプルー
つるちゃんが夜行バスに乗るまでに、風呂と夕飯を我が家で済ませてもらう。
時間がギリギリだったので、「とにかく風呂へ!」と促し、台所へ向かうと、料理の得意な夫がすでに何品か副菜をこしらえていて、
「あとはゴーヤ切っておいたから、チャンプルー作って!」
と、さも私の得意料理みたいに言ってきたが、待って、多分人生で5回ぐらいしか作ったことないチャンプルー!
しかも、毎回「苦味ってどうすんだっけ?」って言ってるチャンプルー。
「お、おう!」と塩を握りしめてみたものの、やっぱり思い出せないチャンプルー。
しかし私は、クックパッド先生に課金している。
そう、私はクックパッド先生から時間を買っているのだ。
一瞬にして、極上チャンプルーに辿り着いた私はフライパンを振り回す。
・シャンプーの詰め替えは出来ない夫
あんなに副菜を作って、ゴーヤまで切っておいてくれた夫。
「つるちゃん風呂入ってるけどさ、シャンプー切れてるで!」
「あっ!そうだった…!」
「ほらー、また忘れる。俺昨日から言ってるのに」
「ごめんごめん!つるちゃん、これ新しいやつー!」
このやりとりをし終えて、2時間ぐらいしてから
「いや…気付いてたなら君が詰め替えてもよかったんでは…?」と夫に文句を言う。
我が家は詰め替え用をぶら下げるシャンプーポンプを使っている。
詰め替えが若干面倒なのだが、だから私の仕事というわけでもあるまい。
これを、名もなき家事というらしいぞ世の中では。
「こんな不調和な生活の中でたまに情緒不安定になるだろうでもdarling」
(名もなき詩by Mr.Children)
寝不足は、私の情緒も不安定にしたが、総じて夫、大活躍でした。ありがとう!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116883845/picture_pc_3d3a2d1897150670403c9e1cd5591dad.png?width=1200)
ベルメゾンさんから写真拝借
・すでにつぎを待つ家族
最寄りの駅まで車で向かい、さらに娘が駅の中まで見送って行った。
私は車内でハザードを出しつつ、三日間を振り返る。
するとスキップで戻ってきた娘。
「次の文フリもつるちゃん来る?」
もう次を待っているそうです。
一家揃って、つるちゃんが大空へ飛んでいくのを見送り、また次の季節を待つのでありました。
しかし、大空を舞う鶴ってJALっぽいけど、つるちゃんは基本、夜行バス。
空を飛ばないつるも愛おしいであります。
本当にお疲れ様!
そして本当にありがとう!!
以上。
こちらも、大阪文フリ、完結とさせていただきます。
長々、お付き合いありがとうございましたっ!
次は東京。
そして私の第3ぐらいの故郷、広島も目指すかもしれません♪
ヘッダーの写真は。
KaoRuさん直筆のコーヒー豆氏と浦島Ru太郎、これ…お宝なのでは…!?
文フリ前に、カフェペンギンにもお邪魔しました。
この時点で相当はしゃいでる!
ぬか床ペーパーをぬか漬けの曲に合わせて売りたいです。
追記!
私が買った本ー!
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