
楽しいなんて、仕事じゃない。
いつかの会話で、同僚から漏れた皮肉も含んだこの言葉に笑ってしまったのを思い出す。
わたしの会社には、「楽しくなければ、仕事じゃない」と毛筆で書かれた額縁がいくつか飾られている。ライスワークからライフワークに。置かれた場所で咲いたり、夢中は努力に勝る。など、事に仕える姿勢を説いたものと理解はする。
でも、楽しめるうちは仕事じゃない。という同僚の戒めも好き。趣味だって、興味のない人がやれば苦痛でしかないし。表紙にもある「楽しいものづくり」ってなんなのでしょうね。。今日はそんなお話です。よろしければお付き合いください。
部門方針書
3月1日からタビオは49年目の新しい期が始まります。会社方針が社長より年始に発表され、それを踏まえて各部門が目標達成するためのプランを練ります。そして2月初めに全23部門から取締役へ向けて部門方針の発表を行います。そこで予算や政策について承認可否が決まります。提出フォーマットは自由。わたしはその、各部門長の個性的な方針書を眺めるのが好きです。
商品部はクラフト紙で表現しました。Mac Bookで編集するのでKeynoteをよく使います。











内容もさることながら、プレゼン資料もひとつの作品として仕上げるのが好きです。ボード全体の色合いなど含めデザインを意識します。来年はまた違った趣向を凝らしたいと思います!
さて、楽しいものづくり。
とは商品企画のお仕事です。靴下をつくります。方針にもいろいろ述べましたが、わたしは全てにおいて「デザイン」にこだわりたい。とでも言いましょうか。職人で例えるなら「見えないところまでの美意識」が、靴下にも現れる。という考えです。「楽しむ」とは、私たちからアウトプットされるもの、各々の行動ですら作品として追求できるか?その探究心と理解します。苦しんでも妥協できるところまでやり続ける。そして、また次の妥協点まで高めていく。その度に造詣が深くなる。そう、
連綿を楽しむ。
それなんでしょうね。きっと。靴下でいちばん多く使われている素材も綿ですし笑笑。
今年はどんな靴下がヒットするか
楽しみです♪
ここまでお読みくださり
ありがとうございます。