永遠の絆箱
先日。
フルオーダーしたある家具が家に届いた。
夏までに。
北海道の雪解けを待って母の納骨を計画している。お墓は美幌町の見晴らしの良い丘の上。墓地として整備される前だったため、公園の一画にあり気持ちのいい場所だった。1,900キロの車旅で、久しぶりの墓参りとなる。
さて。我が家には仏壇がない。
なので位牌もない。北海道では近くに住む叔父を頼っているが、お墓も将来的にはどうするかわからない。形式ばらずに。何を子孫に継ぐのかをじっくり考えた。
拝む。
両親や祖父母を思い出す。命を繋いでくれたことへの感謝。先祖たちに思いを馳せること。できるだけ遠くのお名前も呼べるようにする。それだけを子供に委ねてみようかと。
作法、法式。
納骨を済ませると遺影だけになる。ここはマンションで方角も決まっている。北向きに頭を下げられる場所は確保できない。未来に私がそうなったとして、どこに収まりたいか想像してみる。毎朝みんなの顔が見れて陽が溢れるところがいい。それはリビングとなる。
家具として。
日常に馴染むもの。それでいて拝める機能が備わっている。コンパクトなサイズ感。調度品として重宝されるデザインで、仏壇的な?ものをオーダーすることになった。
そして我が家に運ばれてきた。
この数日でシンボルファニチャーとして、すでに溶け込んでいる。全員の写真をセットして、花を添えて、手を合わせてみる。みんな喜んでいるように思う。たぶん笑。それでは最後の仕上げを。この家具的な仏壇をなんと呼ぶか。
そこはすかさずChatGPTちゃんに尋ねてみる。すると…
永遠の絆
この執事の回答に惚れてしまった。そこに箱を追記して採用。なぜこのようなオーダー家具をしたかったのかを的確に代弁してくれるAIさんに感服。まさに
先祖たちとの絆が永遠に続き、私たちの暮らしに美しい意味をもたらす。
みなさまにの暮らしにも
美しい意味がもたらされますように。
これを日々祈ります。
制作いただいた
ikususu FURNITUREさん
ここまでお読みくださって
ありがとうございます。
ゆうなって(+ChatGPT)