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無職その後…”見知らぬ人”に親切にするのは、”天使”に親切にするようなものである…

無職になってから…会社以外の人たちとの出会いが増えた…

本の作家さん…オシャレなデザインを創る建築士さん…複数の会社の経営者など…

皆さん…それぞれ想いがあり…貴重な人生の物語を聞かせていただけることが

楽しかった…人格的にも素晴らしく…お手本にさせていただくことで…

自分自身の成長にも繋がった…

異業種交流パーティーに参加させていただいた時のこと…

初参加なので…ほとんどの方が初対面だった…

どういったパーティーかも想像が付かなかった…

全員出席というわけでもなく…空席も目立った…

常連の方たちは…顔見知り同士で集まり…楽しく歓談していた…

ボク自身は…1人で座られていた…年配の方に声をかけ…

隣に座らせていただいた…

乾杯間近の時…隣のテーブルを見ると…1人の若者が冷めた表情でそのテーブルに

ポツンと1人で座っていた…

初めてのパーティだし…照れ臭さもあって…普段ならスルーしていたと思う…

ただし…お金と時間を遣って…参加したにも関わらず…話し相手がいない若者の

心中を思うと…居た堪れなくなった…

このままスルーすると一生心残りだし…

今までと一緒だと人生も変わらないと思い…

次の瞬間…無意識に隣の年配の方に『隣のテーブルの方…1人だと楽しくない

だろうし…こちらに誘いますね…!!』と声をかけて…

隣のテーブルへ向かった…

隣のテーブルの若者に『お1人だと寂しすぎると思うので…

よかったらこちらのテーブルに来ませんか…?』と声をかけると…

若者の表情が一転明るくなり…『そうですね…!!移動します…』と

笑顔を見せてくださったので…こちらも嬉しい気持ちになった…

乾杯も終わり…

他のお2人のお話をお聞かせいただくと…

年配の方は中学校が合わず…通えない生徒のために『夜間中学校』を

立ち上げているとのことだった…

若者は世の中に訴えたいことがあるので…

発言力を持つために政治家を目指しているとのことだった…

それぞれが興味深いお話を持たれていて…

とても楽しく…話は尽きなかった…

和気あいあいとしたテーブルに見えたのか…

そのうち…気づけば…他のテーブルからも何人か合流してくださって…

話の内容がお互いのスキルを連携して…地元を盛り上げるためのプロジェクトを

立ち上げようと具体的な夢の実現計画話に発展していた…

皆さんから色々なアイディアも出て…気づけば…4時間ぐらい話し込んでいた…

店員から閉店の旨を告げられると皆さんが突き動かされたように…

お互いの連絡先を交換し…さっそく1週間先の土曜日に集まることになった…

地元でこれからワクワクするような楽しいご縁に発展するとは思わなかった…

テンション高く帰宅した後…タイトルの一文を思い出した…

まさに天使が降り立ったのだなと思った…

見知らぬ人に声をかけたり…親切にするのはめちゃくちゃ緊張するので…

避けがちだが…それは新しい世界への扉だったりすると改めて実感した…

今度からは見知らぬ人が困っていたら…どんどん声をかけて上げようと思った…

以上…最後までご高覧いただき…誠にありがとうございます…!!

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